さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

つかの間のホリデー

2015年12月22日 08時03分39秒 | Web log
忙しい毎日が続いているので、どっかに行きたいと思いたち
Margaret River というワイナリーで有名な南のホリデーデスティネーションに
3泊でいってきました。

行きはジョナサンの友達のお母さんVさんとRくんが一緒。
Vさんが車を運転してくれて、わたしたちが彼女の車に便乗。

一泊遅れて、ジョナサンの友達のお母さんEさんとLくんが参加。

VさんとRくんは1日早く帰宅。最後の夜は、EさんとLくんと私たちが共に過ごし、
Eさんの車で昨日帰って来ました。

クリスマス前の忙しいときに、わたしたちのホリデーに付き合ってくれた
両家族に感謝。お家でお留守番をしてくれたご主人にも感謝。

みんなで一緒にご飯食べたり、野外迷路にいったり、ミニゴルフをしたり、
プールで泳ぎ倒し、スパでゆっくりしたり、ビーチにいって波と戯れたり
夕食後にジェスチャーゲームを楽しんだり。

最近、社交的になってきたベンジャミンは、ジョナサンのお友達や
お母さんたちとの時間がとてもうれしかったみたいで、「もう寝る時間だよ」と行っても
「眠くない!まだ起きて遊ぶ!」と言い、ジョナサンの友達と最後まで粘ったあと、
ベットで撃沈。倒れこんで寝てました。

仕事があるにもかかわらず、クリスマス前の忙しい週末&仕事を休んでまで
一緒に来てくれたVさん、Eさん...素敵な時間をどうもありがとう。

Win Win な関係

2015年12月14日 22時21分34秒 | Web log
今、家の中の整理をしています。

不要なものをどんどん処分しています。

使えないものは廃棄。

使えそうなもので状態のいいものは欲しい人にもらっていただいてます。

売れるものは安く売っています。

Gumtreeという個人売買のサイトがあって、たくさんのものを買っていただきました。

一つ買いにきて、他のものも買ってくださる人もいました。

そんなことをしているといろんな人に出会います。

特に安く買いにくるわけですから、苦労していらっしゃる人もいます。

消費社会...買っては捨てるのが当たり前の社会。

わたしが「まだまだいけるよなぁ」と思えるものでも、引き取ってくれる、
お金を払って買い取ってくれる人がいないと、ゴミになるわけです。

物の価値は「相対的」なものです。ほんとうにもったいないなぁと思います。

逆に、もったいながりの私ですら「これは捨るしかないなぁ」と思っていた、
あまり状態のよくないものも喜んで引き取ってくださる人もいます。

私の目に価値がないと思われるものでも、他の人に価値を見出してもらい、
もらわれていくのを見るのはとてもうれしいです。

精一杯きれいにして手渡します。

そこに命を見出して、有効活用してくれるわけですから...物は救われ、わたしも
廃棄処分しなくてすむわけで、助けてくれて本当にありがとう...という気持ちになります。

お互いに幸せ。

地球にも優しいですしね。

一軒からこれだけの物が捨てられて、地に埋められるとしたら、全戸が不要なものを捨てたら
いったいどれだけのゴミが地に埋められるのだろうかとおもうと。

千と千尋の神隠しの「くされ神」を思い出します。あれは川の神さまでしたけれど。

色々考えさせられますね。

忙しい12月

2015年12月13日 10時46分01秒 | Web log
もちろん日本もそうでしょうが、オーストラリアの12月も大変忙しいのであります。

クリスマスと学年末のバッティングで、そりゃもうイベントの数が増える、増える。

で、毎年「忙しい、忙しい」と愚痴っている私。

加えて、個人的に色々とやらなければならないこともありまして
昨日は朝6時半に起きてから、夜8時までほっと一息する時間も、ゆっくり座って
お茶を飲むこともできず、あちこち走り回っておりました。

でも、普通にフルタイムで働いている人にとっては、意外とそれが普通なのでしょうけれど。

で、今回発見したことは、「忙しい」と思うのは脳みそであって、忙しさというのは意外と
気持ちの問題だったりするということ。

やらなければならない雑務は実際増えるのだけれど、意外とこなせる...というか
実際、こなしますよね。大抵の場合。

時々、何かをこなす前にもう気持ちだけいっぱいいっぱいになっていることがある。

英語に overwhelming という言葉があるのだけれど、ぴったりな言葉だなと思う。

目の前にある仕事の大きさに着手するまえから気持ちがげんなりしている状態。

そして重要度が低ければ、手付かずになってしまったり、着手が遅れたりするのだけれど...
でも、本当にやらなければいけなかったらこなすように最大の努力をするわけで。

でも気持ちが「大変だぁ」の方向に大きく引きずられると、イライラしたり、
八つ当たりをしたり、愚痴をこぼしたりと、まぁ、ネガティブになってしまう。

そんな自分が嫌なので、常に平常心って大切だなぁ....と思う、今日この頃です。

またまた Hi 5!! 

2015年12月11日 18時18分50秒 | Web log
今日はベンジャミンとベンジャミンの友達を連れてウォーターパーク
Adventure World へ行ってきました。

いろいろ訳があって二人とも学校はお休み。

空いてるかと思いきや、結構な数。

どうも遠方の高校生が学年末最後の遠足で来ているらしい。

私立の学校もとっくに休みに入ったし。

で、子供たちは勝手にあっちだこっちだと走り回るのを
最初は追いかけていたのですが、年齢も年齢だし、大丈夫だろうと思って
あとは二人に任せてわたしはちょっとお休みしようと思って、歩いていると。

高校生男子の集団が向こうから歩いてきます。

で、高校生ねぇと思いながら、特に気にも留めずにぼぉっと歩いていたら、
突然ひとりの男の子がわたしの目をじっと見て " Do you want Hi 5 ? " と
言って手を向けてきました。

で、最初は ????? とちょっとびっくりしたのですが、"あっ、Hi 5"
と反射的に手を向けて二人で笑ってぱっちんして、すれ違いました。

なんなんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ??????????????

別に高校生の母親のような年齢で、黒縁のめがねに水色の縁の広い帽子を
かぶって、ぜんぜんイケてないし....なんでぇぇぇぇぇぇ????

Hi 5 したくなる顔なんでしょうかねぇ???

不思議です。

友達と賭けでもしていたのでしょうか...

最初に見知らぬ人から Hi 5 をもらった人はお昼をご馳走してもらえるとか?

よく分かりません。

その後、やや混乱した頭を抱えながら

疲れていたので、暫く芝生でお昼ねしました。

いよいよ、12月

2015年12月01日 20時13分11秒 | Web log
今日は12月1日。今年最後の一ヶ月となりました

あっという間に12月。早いものですね。

2015年も終わりに近づき、わたしたち家族も大きな変化を迎えようと
しています。

そのため、ちょっと色々忙しく、ブログの更新もあまり出来ない状態ですが、
これからも引き続きよろしくお願いいたします。

今時のTeenager 友達の友達は皆、友達だ

2015年11月15日 19時28分33秒 | Web log
11月19日はジョナサンの13回目の誕生日。

ティーンエイジャーです。13歳から19歳までが Teenager
思春期を迎えて、いろいろと難しいお年頃ってことですね。

そして昨日はバースデーパーティというか、お友達を集めて
Adventure World というウォーターパークで一日中遊び倒しました。

マイクと私、ベンジャミンとベンジャミンの友達を含めて総勢14人。

高校で出会った友達、小学校からの友達、ラグビークラブの友達、
オンラインゲームの友達とバラエティに富んだ面々でした。

中でも、オンラインゲームの友達はJくんとAくんは、ラグビーで
出会ったSくんを介しての友達なのですが、親とも面識はなく、
Aくんに至ってはジョナサン自身も本人とも会ったことがないという
今時な「知り合い」。

Aくんのお母さんからは最初、連絡をとるための携帯電話の番号も教えてもらえず
「誘拐されるかもしれない」と言われたりしてちょっと難航したのですが
Sくんのお母さんに間に入ってもらってなんとか来てもらうことができました。

初対面にもかかわらず、一緒にラインで遊んでいる時間が長いからか特に
違和感もなく普通に溶け込んでみんなで楽しく遊びまくっていました。

そして夜はラグビー仲間のSくんのお母さんがジョナサンのためにお泊り会を
計画してくれて、私たちも招待されて自宅に設置されてあるピザの焼き釜で
ピザを焼いてのピザパーティ。

夜までくったくたになるまで遊び倒して楽しい1日を過ごすことができました。

これでいいのだ。

2015年11月06日 07時06分03秒 | Web log
わたしが強烈に覚えているエピソード話。
たぶん、以前にもこのブログで取り上げたと思います。

インド哲学者、仏教学者、東京大学名誉教授であった中村元先生の
お話。

中村先生が20年かけ1人で執筆していた『佛教語大辞典』が完成間近に
なったとき、ある出版社が原稿を紛失してしまった。

中村先生は「怒ったら原稿が見付かるわけでもないでしょう」
と怒りもせず、翌日から再び最初から書き直し、8年かけて完結させ、
別の出版社(東京書籍)から全3巻で刊行[5]。完成版は4万5000項目の
大辞典であり、改訂版である『広説佛教語大辞典』では更に8000項目が
追加され没後全4巻を刊行した。校正や索引作成に協力した者がいるとは言え、
基本的に1人で執筆した文献としては膨大なものである。
 Wikipedia より

それから最近見つけた、漫画家・赤塚不二夫先生のエピソード

『天才バカボン』を描き上げた赤塚不二夫、締め切り前日に編集者に原稿を渡します。
しかしその後、大事件が起きてしまいます。

「原稿をタクシーに置き忘れて、なくしてしまいました!」と編集者が真っ青な顔で
戻ってきたのです。タクシーとは連絡がつきません。

翌日には原稿を印刷所に渡す必要があります。まさに大ピンチ! 
しかし、赤塚不二夫はまったく怒ることなく、「ネーム(脚本のようなもの)
があるからまた描ける」と言い

このあと赤塚不二夫が言った言葉がすごい

「まだ少し時間がある。呑みに行こう」

これはもちろん、落ち込んでいる編集者を気遣っての言葉です。呑んで戻った赤塚は、
また数時間かけて同じ話を描きあげて「2度目だから、もっとうまく描けたよ」と言い、
その原稿を編集者へ渡したそうです。

いつも通り「天才バカボン」を書き上げた彼は、締切前日に編集者に原稿を渡した。

NAVER まとめより

すごいですね。

最後に

わしは バカボンのパパなのだ

この世は むずかしいのだ
わしの思うようにはならないのだ

でも わしは大丈夫なのだ

わしはいつでもわしなので 大丈夫なのだ

これでいいのだと言っているから 大丈夫なのだ
あなたも あなたで それでいいのだ

それでいいのだ
それでいいのだ

わしはリタイヤしたのだ
全ての心配から リタイヤしたのだ
だからわしは 疲れないのだ

どうだ これでいいのだ
これでいいのだ
やっぱりこれでいいのだ


誕生日!

2015年11月04日 14時07分07秒 | Web log
11月3日は私の誕生日。

オーストラリアではメルボルンカップという競馬が催され、
紳士淑女の 皆さんはキレイに着飾って競馬にでかけます。

祝日ではないので、仕事のある人は、職場のテレビで競馬を観戦して
小額のお金を賭けたりして楽しみます。

日本は文化の日で祝日。

いい日に生まれたものだなぁと思います。

ま、特に特別なこともしませんでしたが、子供たちとマイクからカードと
プレゼントをもらいまして、夕飯はバースデーディナーに出かけました。

ひさしぶりの外食だったので楽しいひと時でした。

フェイスブックでは、フィリピン、香港、オーストラリア、日本、イギリス、
マレーシアからと色んな人からメッセージを頂きまして心から感謝しました。

誕生日に私のことを考えてくれる人がいるというのは、本当に本当に
ありがたいものだと思います。

元々プレゼントとかあまり興味もないので、おめでとうと言って
もらえるだけで、わたしは本当に幸せです。

ジョナサンが選んでくれたカードがとっても素敵でした。

No.1 Mum You are my chef, teacher, taxi driver, nurse...therapist.

In fact, you are everything to me! Happy Birthday !

これだけでもう十分でございます。ほかには何もいりません。




失敗から学ぶ

2015年10月28日 20時46分05秒 | Web log
昨日、ジョナサンが半泣きで帰ってきた。

携帯をバスの中で落として、気づかずに下車。
気がついたときにはもうバスは遥か彼方。

もしかしたらバスが終点に到着するまえに車で追いつくかもしれないと
思って急いで車に乗り込んで終点に向かったけれど、ダメでした。

本人もわざと落としたわけではないのだから叱っても
あまり意味がないし、本人もこの世の終わりのような感じで
落ち込んでいる。

出来る限りのことをして、見つかるのを待つしかない。

でも、残念ながら、ここは日本じゃないのできっと
見つからないと思うのだけれど。

私が携帯を失くしたわけではないのに、自分のことのように
落ち込むし、そしてイライラする。

中学生が持つには高額な携帯電話だった。

持たせるときも「どれだけその価値が分かっているのか?」
と思ったりもしたけれど...信じて持たせることにした。

一年持たなかった(泣)

失くした本人を責めたところで意味はないと分かっているので
いろいろ言いたい気持ちを抑えて、自分の過去を振り返る。

わたしはあまり物を失くさないほうなので、紛失についての
失敗は少ないけれど...この点に関してはマイクの紛失事件は
数知れず。

でも、わたしは、それ以外の失敗は多くしている。

何の怪我もなかったけれど、車で派手に物損事故を起こした
こともある。

大学生のとき、県外に住む友達の悩み相談かなんかで一晩
電話で話しを聞いて5万円近い請求書を母に払ってもらったこともある。

結構いいバイクを買ってもらって、2年くらい乗ったけど丁寧に
扱わなかったから下取り価格が半値以下だったとか。

その度に母には本当に迷惑をかけた...

成長に失敗はつきもの。

親としては懐が痛いし「なんで落としたの???」と言いたくなるけれど....
子供が失敗したり、痛い思いをしたりすると、まるで自分のことのような
気持ちになるから、子供に失敗してもらいたくないというのは親心なのか
どうなのか。

でも、自分がそうだったようにどんな子も失敗を繰り返して学んでいく。

失敗は避けられないし、失敗を恐れていたら、何も始まらないのよねぇ。

「失敗は誰でもするし、ジョナサンもこの失敗から何かを
学んでくれればそれでいいんだよ。自分の命が無事で人を傷つけたり
さえしなければ、それで十分。」と何度も言い、わたしの
失敗談も色々話しました。

ま、実際のところ、わたしは懲りない性格というか、失敗しても
心の底では案外ケロリとしているようなところがあって
「学ばない女」だったのですけれど...

ときどき、ここまで無事に生きてきたことを不思議に思う
ときもあります。

そういうところは似て欲しくないなぁと心から思います。

週末の出来事

2015年10月26日 10時59分21秒 | Web log
土曜日、ジョナサンのクラスメート男の子3人がグループプロジェクトの
課題をこなすためにやってきた。

本当にやるのかなぁと思って観察していたら....遊んでばっかり。

男の子...だよ、全く。

でも、わたしは子どもたちが集まってワイワイがやがややっているのを傍で
見ているのは嫌いではありません。

で、案の定、日曜日にまた集まるということになって、解散。

わたしたちは夕方から他のママ友&お友達6人とジョナサン、ベンジャミン、
ベンジャミンの友達2人の総勢10人(全員男の子)で遊ぶ計画があったので、
4時に切り上げて別の場所にむかう。

2時間、トランポリン&トランポリンドッジボールをして、くたくたになって帰宅。

ジョナサンは他の友達とマクドに行って、その後、友達の家に直行。

11時半帰宅。

で、日曜日。

メンバーがまた集まって今度は少しだけ真面目に作業していました。

が、普通に真面目なちょっとリーダー格の男の子Lくんが中心になって作業を進め、
ほぼ完成していたにも関わらず、ちょっと遅れてやってきた転校生Bくん(静かでまじめ、
そして頑固)が、最初はゲームに熱中して作業にほとんど口をだしていなかったのに、
最後になって全てを覆し自分の思い通りにプロジェクトを仕上げた。

もう一人メンバーがいたのですが、これないということでその子は日曜日の作業に
は全く参加せず。

で、月曜日の今日が期限だったので最終的にBくんが持ち帰って仕上げることになった。

帰る間際、Lくんの表情をみたら見るからに不満でいっぱいな顔をしていました。

.....だから、グループ作業はわたしは好きではない。とにかく面倒。

一人でやったほうが早いし、楽だし、やりたいようにやれる。結果も自分に
跳ね返ってくる。

でも、こちらでは結構グループ作業が結構ある。

きっと、結果よりも作業する過程の中で学ぶことに重点を置いているんだとおもう。

お互いに意見を言い合ったり、互いの欠点と長所を見抜いて、自分ができることで
グループに貢献する。多少の不公平は水に流す。

そして結果を分かちあう。

Bくんを車で家まで送っていったのですが、その車の中で私がジョナサンに言った事。

「 グループ活動って、出来る人、真面目な人、完璧主義者が、結局多くのことを
する羽目になるんだよね、やる人はやる、やらない人はやらない。でも成果は一緒に分かち合う。
不公平だって思うけど、世の中って不公平だしね。そんなもんよ。それが現実だって
学んでいくいい機会だよ。大人になって組織で働いたら、こういうことに
毎日向かい合っていかなくちゃいけないんだからね。
いろんな人がいて、そういう人と一緒に仕事していかなくちゃいけないんだから。

Lくんが中心になってやっていたことを最後に全部覆したBくんの仕事の進めかたは
問題あるよね。Lくんはとっても面白くない顔してたけど....結局、自分の
思い通りにしたいBくんは、性格が完ぺき主義で頑固なんだろうし、人に任せられないから、
最後は自分で仕上げるっていって家にもって帰るはめになったけど...
Bくんも学ばなくちゃいけないこともあるね。 」

ジョナサン、どう思ったんでしょうか?

わたしとしては教科書中心で点を取ることが目的の個人中心のアジア型の教育よりは、
よほど現実的な教育方法だと思いました。

署名

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