さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

遺伝子が語らせる

2006年06月21日 13時01分25秒 | Web log
ご存知の方も多いかと思いますが、だんなはイギリス人。
そう、食事がまずくて有名なイギリス。

サプリメントだけ口にして必要な栄養さえ摂取して生きていけたらいい・・なんて本気で思う人もいるとか。

だんなも「食事ほど退屈なものはない」と、以前はパソコン触ったり、本を読んだりしながら片手間に食べるのが日常茶飯事だった。積極的に料理することもなく、朝食は積極的に食べないし、ひょっとすると昼食も食べなかったりする。

チョコレートつきのビスケットを口にしていれば、とりあえず幸せらしい。

(わたしには全く考えられません)

が、最近は少し進歩して夕食だけは一緒に囲むようになったけれど、彼にとって食事が退屈であることに変わりはない。鶏肉と豚肉の区別もつかないくらい食べ物に疎い・・・

加えて、3歳になる長男も食事問題児。

とにかく食べることに全く興味がない。以前よりましにはなったし、野菜とかも食べるようになったので日々進歩はしているのですが・・

夕食の時間に座らせるのにかなり時間がかかる。

で、とにかく彼を座らせるために、自分もそうだったから・・というだんなの希望で、テレビやDVDを見せ、そして食べさせるということを続けてました。が、そうするとテレビとかDVDばかりみて、自分で食べようとしない。ほっとくと全く食事をたべずにいることもしばしば。で、わたしもついついしびれをきらして、親鳥状態で食事を口に運んでしまうこともも多く。

限界を感じたわたし、食事中のテレビはみせないことに決定。

だんなは、かなり不服のよう。でも、このままってわけにはいきませんからね。

で、先日のこと。

いくら「食べなさい」と言っても、全く食べようとしない。で、「片付けるよ」と脅すと「嫌だ~」というので、多少食べる気はあるらしい。でも、一向に食べる気配なし。

「どうして食べないの???」と聞くと

「I'm bored !!!!!!!!!(退屈だ)」とテーブルに突っ伏している。

教えてもいないのに、だんなと全く同じ台詞をノタマッタ。

食事が退屈って・・・・

頭が真っ白になっちまいました。

遺伝子が言わせてるとしか思えない台詞。遺伝子に組み込まれているのなら、わたしがいくら抵抗しても無駄ってこと?????

それでも毎日、少しでも体にいいものを食べさせようと必死にメニューを考え、料理しつづけるわたしなのでした。


冬が来た

2006年06月20日 12時56分10秒 | Web log
昨日から雨が降ったりやんだりです。

いやぁ、気がついたら6月も中旬を過ぎてしまいましたねぇ。
ベンジャミンの出生届の提出がのびのびになってまして、やっと領事館に行ってまいりました。晴れて、正式な日本人。国外で生まれましたので、彼は二重国籍となります。もう一つはイギリス国籍を取得することになります。

アメリカみたいに、オーストラリアで生まれたから自動的にオーストラリア国籍が取得できるのかと思っていたら、違っていました。

で、彼はイギリス国籍と日本国籍の両方を持つことになりました。

で、先日は1年以上ぶりに髪をきりました。
続いて、教会での献児式。
そんな忙しいなか、ちょっと体調を崩したりして・・・

それでも、掃除はしなければならない、洗濯物も溜まる、料理もつくらなければいけない、子供は泣く

あぁぁぁぁぁぁ

でも、即回復しました。母は強し。

こちらはすっかり冬。寒いです。っていっても、日本の比ではありませんがね。

寒くなると日本が恋しくなり・・・そんなときにいつも思い出すのが

竹田の子守唄。

同じ年代でもわかる人は少ないかも。
わたしより若い人で知ってる人がいたら・・・かなりのマニア。

さて、この子守唄、京都あたりにつたわる民謡らしいのですが、「赤い鳥」というフォークグループが歌ったことで、メジャーになったそうです。

中学生だった頃、流行の少年隊だの、たのきんだのに全く興味もなく、「オフコース」とかフォークばっかり聞いてました。小学生の頃は「さだまさし」・・・マイナー趣味なわたし。

で、この曲を姉が借りてきた「オフコース」の初期の頃のアルバムで初めて聞きました。オフコースといってもですよ、さよならがヒットするずいぶん前、デビューしたてのころのもので、メンバーが小田さんと、鈴木さんの2人だけ。

初めてこの曲を聞いたときに「なんて美しい旋律なんだ・・・・」

と感動したものです。

歌詞だけちょっとご紹介しましょうね。
(http://www.ne.jp/asahi/pochi/home/uta/takeda/takeda.htmlで曲が聞けますです。
興味のあるかたはどうぞ)

竹田の子守唄

守りもいやがる 盆からさきにゃ
雪もちらつくし 子も泣くし

盆が来たとて なにうれしかろ
かたびらはなし 帯はなし

この子よう泣く 守りをばいじる
守りもいちにち やせるやら

はよも行きたや この在所越えて
向こうにみえるは 親のうち

ノスタルジーたっぷりの「メロディー」は、日本が恋しいわたしの気持ちにぴったりです。

この曲を聴いて、イギリス人のだんなはどう感じるのでしょうかねぇ。

今晩聞かせてみようっと。


署名

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