火曜日、仕事に行ってきました。
新顔のレジデントさんがおりました。左半身が麻痺しておられるようですが、
認知症でもなく(あるいは、初期?)いつもニコニコ笑顔。
お食事の準備をして、とてもおいしそうに沢山召し上がっていらして、
わたしもハッピーな気分。
他のレジデントさんの食事の介助をしたり、お声かけをしたり、平和な
時間が流れていきました。
女性のレジデントさんが、部屋に戻って休みたいとおっしゃったので、
連れて行こうとしたその時、
新顔のレジデントさんが、顔を真っ赤にして突然、嘔吐。
何が起こったのか、とにかく嘔吐し続け、咳をしつづけ、苦しそう。
誤飲したのか?食事が気管に入っていっちゃったのか?
レジデントさんに身を前方にかがめるようにいい、背中をさすり、時々叩いて、
様子をみました。
他のレジデントさんのこともあるし、嘔吐がおちついたところで
お部屋に連れていきました。
すると、トイレに行かせてくれ!と言います。
下痢も始まったのか?
ウイルス性胃腸炎??? 他のレジデントさんに感染しないといいけれど、
ダイニングの吐しゃ物の処理は?特別な処理をしたのか?
もう、色んな思いがグルグル。
正看がやってきて、なんとかレジデントさんをきれいにしてあげて、ベットに
移動しようとしているときに、PHSに電話。
他のレジデントさんが、転倒したとのこと。
「重なるときは重なるんだよなぁ...」
正看はその場を離れ、わたし1人で嘔吐のレジデントさんをお世話。
幸い、彼は左半身は不自由ですが、がんばってひとりでなんとかできるレベル。
下痢も落ち着いたので、トイレからベットへの移動をしなければいけません。
1m歩くのに3分くらいかかりますが、それをじっと見守ります。
車椅子をだしたら早いですが、筋力維持のためにもできるだけ自分の力で
動けるときは、動いてもらいます。車椅子をだしましょうか?と
いいましたが、本人も自分で移動するというのでその意思を尊重。
不自由な足をすりながら、大丈夫な足を軸に進んでいきますが、時間がかかるので
申し訳なさそうにしているのが伝わってきます。
本人も焦っているのだろうなと思います。
自分のペースで動きたいのだろうなぁと思いますが、嘔吐と下痢をした
彼を1人にすることはできません。
最後まで見守って、次の嘔吐に備えて身の回りを準備して、部屋を出ました。
何度も何度も「申し訳ない」、「どうもありがとう」を繰り返す、
彼の心苦しさが伝わってきてわたしもせつなくなります。
なんの不自由もなく毎日を生きている私にとって、生きることを意識することは
ほとんどありません。何もかもが普通に静かに流れていきます。
誰かの手を借りなければ普通に生活できない人にとって、毎日の生活は
葛藤の連続なんじゃないかなぁと思います。
わたしだったら卑屈になるんじゃないかとか、色々考えます。
笑顔と、感謝を忘れない彼の生き方に大切なことを教えられます。
新顔のレジデントさんがおりました。左半身が麻痺しておられるようですが、
認知症でもなく(あるいは、初期?)いつもニコニコ笑顔。
お食事の準備をして、とてもおいしそうに沢山召し上がっていらして、
わたしもハッピーな気分。
他のレジデントさんの食事の介助をしたり、お声かけをしたり、平和な
時間が流れていきました。
女性のレジデントさんが、部屋に戻って休みたいとおっしゃったので、
連れて行こうとしたその時、
新顔のレジデントさんが、顔を真っ赤にして突然、嘔吐。
何が起こったのか、とにかく嘔吐し続け、咳をしつづけ、苦しそう。
誤飲したのか?食事が気管に入っていっちゃったのか?
レジデントさんに身を前方にかがめるようにいい、背中をさすり、時々叩いて、
様子をみました。
他のレジデントさんのこともあるし、嘔吐がおちついたところで
お部屋に連れていきました。
すると、トイレに行かせてくれ!と言います。
下痢も始まったのか?
ウイルス性胃腸炎??? 他のレジデントさんに感染しないといいけれど、
ダイニングの吐しゃ物の処理は?特別な処理をしたのか?
もう、色んな思いがグルグル。
正看がやってきて、なんとかレジデントさんをきれいにしてあげて、ベットに
移動しようとしているときに、PHSに電話。
他のレジデントさんが、転倒したとのこと。
「重なるときは重なるんだよなぁ...」
正看はその場を離れ、わたし1人で嘔吐のレジデントさんをお世話。
幸い、彼は左半身は不自由ですが、がんばってひとりでなんとかできるレベル。
下痢も落ち着いたので、トイレからベットへの移動をしなければいけません。
1m歩くのに3分くらいかかりますが、それをじっと見守ります。
車椅子をだしたら早いですが、筋力維持のためにもできるだけ自分の力で
動けるときは、動いてもらいます。車椅子をだしましょうか?と
いいましたが、本人も自分で移動するというのでその意思を尊重。
不自由な足をすりながら、大丈夫な足を軸に進んでいきますが、時間がかかるので
申し訳なさそうにしているのが伝わってきます。
本人も焦っているのだろうなと思います。
自分のペースで動きたいのだろうなぁと思いますが、嘔吐と下痢をした
彼を1人にすることはできません。
最後まで見守って、次の嘔吐に備えて身の回りを準備して、部屋を出ました。
何度も何度も「申し訳ない」、「どうもありがとう」を繰り返す、
彼の心苦しさが伝わってきてわたしもせつなくなります。
なんの不自由もなく毎日を生きている私にとって、生きることを意識することは
ほとんどありません。何もかもが普通に静かに流れていきます。
誰かの手を借りなければ普通に生活できない人にとって、毎日の生活は
葛藤の連続なんじゃないかなぁと思います。
わたしだったら卑屈になるんじゃないかとか、色々考えます。
笑顔と、感謝を忘れない彼の生き方に大切なことを教えられます。