さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

ジョージ・ブッシュとフランクリン・グラハム

2009年05月31日 20時42分35秒 | Web log
前アメリカ大統領ジョージ・W・ブッシュと言えば、9.11の同時多発テロの
報復として、アフガニスタンを侵攻し報復戦争を宣言した。その後、イラン・
イラク・北朝鮮を「悪の枢軸」と名指し、大量破壊兵器を保有する国として批判、
イラク戦争を開始した。(結局、イラクで大量破壊兵器は見つからなかった。)

(父親のジョージ・ブッシュもパナマ侵攻および湾岸戦争を開始した。
戦闘好きの親子なのだろうか?)

結局、正義を振りかざして中東にあるこれらの国に戦闘をしかけたのも
実は「石油の利権を独占」するためだったとも聞いた。

「この戦争で示された「ブッシュ・ドクトリン」ともよばれるアメリカの
大国意識や覇権主義、武力に頼っての単独行動主義、平和と戦争、自由や
民主主義について自国本位の価値観を他国に押しつけるようなやり方に
対する非難は少なくない。(時事事典より引用)」

そしてここにもう一組の親子、アメリカで恐らくもっとも尊敬されている
大衆伝道師ビリーグラハムとその息子フランクリン・グラハムがいる。
彼らは大統領のアドバイザーとして身近で「宗教的な立場から」助言を
してきた。

ジョージ・W・ブッシュはメソジスト系の敬虔なクリスチャンと言われている。

さてここに、2006年10月31日付で出されたある声明がある

フランクリン・グラハム国際大会(沖縄)反対声明より(一部抜粋)

「フランクリン・グラハム氏の父ビリー・グラハム氏はベトナム戦争を
支持したばかりか、自らベトナムに赴き、兵士を慰問し帰りは東京に寄り
グラハム大会を開催した人物です。
フランクリン・グラハム氏は父の創設したビリー・グラハム伝道協会を継ぎ、
またキリスト教原理主義団体の会長も務めています。

その父ですら今回のイラク戦争には否定的であったにもかかわらず、
フランクリン・グラハム氏はブッシュ大統領によるイラク攻撃を
真っ先に支持し、イスラム教すべてを「邪悪」と決め付け、すべての
武器をもって攻撃すべきだと語っています。」

そして来年、2010年大阪城ホールにてフランクリン・グラハムによる
国際大会が開かれる。関西にある日本の主だった多くの福音派の
キリスト教会、教団がこの集会をサポートしている。

「正義のためなら戦争も辞さない」という彼の立場に賛同していると
いうなら何もいえない。

私個人は、賛同しないというだけの話だ。

しかしこれらの団体、責任者が「何も知らない」というならば、著名な
伝道師の息子というだけで盲目的に協力しているのだとしたら、そのほうが
むしろ問題は深刻だ。

自分が間違った方向へ向かっていると自覚しないで、誰かを誘導している
ようなものだ。

こういうわたしもこれらの事実を最近知ったので、あまり偉そうなことは
言えませんが。

2006年に沖縄のカトリックおよび日本基督教団の諸教会が反対声明を
だしたことは評価されるべきことだと思います。

十字架とハーケンクロイツ

2009年05月27日 10時44分05秒 | Web log
ハーケンクロイツといえば、ナチスの党章およびヒトラー内閣が成立したときの
ドイツ国旗の模様である。その政策の下にユダヤ人大虐殺が繰り広げられ、
いまでもナチスおよびファシズムのシンボルとしてタブー視されているのは
ほとんどの人が知っている。

いつだったか、英国王室のヘンリー(チャールズ皇太子の次男)が
仮装パーティーかなんかでナチスの軍服を着て参加したということで、
かなりメディアでバッシングされていたのを思い出す。

もしわたしの目の前にハーケンクロイツを身に着けた人が現れたら、
かなり引いてしまう。

ところでユダヤ人にとっては、ドイツのハーケンクロイツも、キリスト教
の十字架もユダヤ人虐殺のシンボルとしてほぼ同じくらいの嫌悪感を
持っているというのを聞いた。

ナチスよりもはるか昔、イスラム教からの聖地奪還というスローガンで、
ヨーロッパから十字軍が聖地イスラエルに遠征し、非キリスト教である
多くのユダヤ人を迫害、殺害した。200年に渡り、7回とも8回とも
言われる遠征の中で、殺戮を繰り返した。

(カトリックの教皇ヨハネ・パウロ2世が1000年近くにさかのぼる
この大事件についての過ちを認め、正式に謝罪したというのは非常に
すばらしいことだったと思う。)

キリスト教徒が救いのシンボルとしている十字架の陰に大虐殺があった
という事実、ユダヤ教徒にとっては「ハーケンクロイツ」とほぼ同様の
ものであるということを意識してこなかった自分に大きな問題を感じた。

十字軍も知っている、十字架も知っている、ホロコーストも知っている
でも、どっかでそれがつながっていない。

ユダヤ人がもつ十字架への嫌悪感を聞いて初めて、自分の立場を客観的に
見たときに、傲慢さ、自己欺瞞性に打ちのめされる。

本当に「ガーン」だ。

自分の立場を客観的に見るのはとても大事だ。

40歳になって、初めて気がついた。

思い込みが激しいというか、本当におばかだなと思う。

プロテスタントVSカトリック

ファンダメンダリズムVSリベラル

などなど、数え上げたらきりがない。

なんとキリスト教の中に対立が多いことよ。

明日はジョージブッシュとフランクリン・グラハムについて
語ります。


寒い

2009年05月26日 10時33分18秒 | Web log
寒いです。最低気温が7度まで下がりました。
半そではもう無理です。
日中は20度近くまで上がるのですが、
でも風が冷たいので、寒く感じます。

豚インフルエンザという名称、日本では新型インフルエンザに
いつしか切り替わりました。

豚インフルエンザと呼ぶことで、豚肉を食べると感染するという
根拠もないのに買わない人がでてきたとかで、アメリカで問題になった
からという話を聞きました。
H1N1型というのが正式が名称のようです。

でもこちらでは、まだ豚(SWINE)インフルエンザといい続けています。

豚肉不買とかの社会現象もありません。

でも、近所のスーパーで今までなかったのに、急に豚肉に
でかでかと「オーストラリア産」とステッカーが貼ってあるのを
発見しました。

何か関係があるのでしょうか?

ただ単に、地産地消を推進するためだけでしょうか??

アメリカはどうか知りませんが、イギリスでもオーストラリアでも
豚肉は人気がありません。
(マイクはいまだに、豚肉の区別が怪しいです。)

だから、でしょうか?あまり豚インフルエンザと呼ぶことに
抵抗を感じないのは。

食生活をことさら脅かすわけでもないようですし。

マイペースでよろしいですな。


あぁ、勘違い

2009年05月24日 14時35分27秒 | Web log
最近、ジーンズを買った。
試着して、ぴったりくるものを買った。
後になって気がついたのだけれど、
おととしに比べたら1サイズダウンだった。

ヤッピー

あぁ、この年になって痩せるほど、苦労してんだなぁ。
痩せるっていうか、やつれるっていうか・・・

と思いながら、内心ほくそ笑んでいたわたし。

でも、ぴったりしたインナーを着るときに気になる
おなか。ぽっこり。

でも、1サイズダウンだしぃ・・

で、つい最近、かなり古いチノパンを履いてみた。

・・・・・キツ。特に、お腹。

おしりまわり、太もものきついのは昔からだけど、
おなかってのは、どういうことよ????

で、気付きました。

ローウエストだということを。

そうです。股上が浅いのです。

だから、当然ジーンズのお腹周りは、実際の
ウエストよりも低い位置なのです。

よって、股上が深かった頃のパンツを履くときついというのは、
お腹周りに肉がついたということなんです。

ローウエストをはいていたので、ここ数年気がつかなかった
だけなんです!!!!!!

要するに・・・なぜか、おしりまわりと太ももがやつれ、
お腹周りは確実に肉がついているということなのです。

肉のつき場所が、やや上に移動しただけで、何も痩せては
いないのです。






冬も近い・・・

2009年05月21日 10時21分22秒 | Web log
昨日から雨が降ったりやんだりのパースです。

冬になると雨が多いこの地、冬が近づいてきたんだなぁ。
ジョナサンも喘息っぽいし。

昨日はジョナサンのクラスメートの男の子が学校終わってから遊びにきました。

最初は子供たちだけでスターウォーズごっことかしていたんですが、
中盤から西部劇ごっこに混ざり、最後はわたしもかくれんぼにも参加するように
言われ、口で「バン!バン!」言ったり、あちこちに隠れたり、探しにきた鬼を
逆に脅かしたりなど、子供の頃に戻って一緒に遊びました。

おとといは友達と公園で遊ばせました。最初は鉄砲ごっこをしていたのですが、
しばらくして、木の枝をかき集めて鳥の巣を作り始め、最後は記念に写真に
撮るように言われました。

砂だらけ、手も足も真っ黒になりながら鳥の巣か・・・

非常に子供らしく、健康的でよろしい!

そんな出来事に囲まれながら、淡々とした日々を送っています。

伝染るんです。

2009年05月19日 11時13分40秒 | Web log
わたしが学生だったころ、吉田戦車の「伝染るんです」
というマンガが流行って、わたしも大好きだった。

最近、アニメ化が決まったそうで。

あのシュールな笑いがいいんだよね。
不気味なキャラクターもいいんだよね。

見たいです。

アニメが無理でも、もう一度あのマンガを
読んでみたい。古本屋で売ってるかな?

それと、わたしが小学生だったころ
「びっくりハウス」という雑誌を好きで
買っていた。

どれだけの内容を理解していたかは定かでないけれど
面白かったからしばらく買い続けた。

読者の投稿がメインで成り立っている雑誌だった。

「さわだけんぢわちんけだわさ」とか
「壁に耳あり、ジョージにメアリー」とか
「クロネコヤマトの卓球部員」とか

雑誌を見ながら1人クスクス笑っていた小学生の私。

かなり怪しい小学生でした。



Day Light Saving

2009年05月18日 12時01分40秒 | Web log
私たちの住む西オーストラリア州で、3年前から
試行的に夏時間が試行された。今年はその3年目で、
国民投票で正式導入の可否が問われた。

結果は ノー。

小さい子供を持つ母親たちは、夏時間の導入に否定的な
人が多かった。というのは、夏時間のせいで、子供を
寝かしつける時間(7時半)になっても明るく、子供が
なかなか寝ないからという理由だ。

それから、例えば学校が3時に終わっても、実際は2時な
わけで、日差しも強く紫外線が気になって、子供を外に
だせないとか。

ま、いろいろ。

結果が出て、日曜日の番組でそのことが取り上げられていたが
なぜ結果がノーだったのか理解できないというコメントを出した
人がいた。

東海岸側では夏時間を導入しているので、西オーストラリアが
導入しないと、時差に3時間の開きがでて、特にビジネスに
置いては、こっちが9時のときにあちらは12時でお昼。
仕事がはかどらなくなるという問題があり、導入に賛成なのも
わかる。

しかし・・・

純粋に地理的なことを考えると、必要なのか???

イギリスとかカナダとか、赤道からかなり離れているところでは
夏は日照時間が異常に長い。9時過ぎても明るかったりする。
という点で夏時間導入するというのは意味を成す。
でも、日本ではどうかというと、夏と冬と日照時間
が大して時間が変わらないので、あまり意味がないと思う。

で、パースが赤道からどれだけ離れているか?調べたら、
実は日本よりも赤道に近い。

だったら、あんまり意味ないんでないの?

で、そもそも、なぜ東海岸で夏時間を導入したのかな?と
いうのが気になるわけです。

こっちが他州に同調しなかったことを批判するなら、
なんで大した意味もないのに、東海岸側で夏時間を導入したのか
のほうが、私的には???なわけです。

ちなみにわたしはレファレンダムに参加する権利がありませんでした。

エコロジカルな視点で導入を言う人もいるらしいですが、
冷房を使う時間がどうのとか、電気を使う時間がどうのとか・・
でも、そういうのは時間を1時間ずらしたくらいでは、あまり
変わらないかと・・・


事実とステレオタイプ

2009年05月14日 12時55分09秒 | Web log
昨日友人から急に電話がかかってきた。
会いたいというので行ってみたら、
「弟が先月自殺した」という。

うつ病によるものだったらしい。

彼女もうつ病でずっと薬とカウンセリングで
治療しているのだ。

実は回りに精神疾患を患っている人が多い。

うつ病、パニック障害、過食症、不安神経症、
アルコール中毒など、いろいろだ。他にも
子供やだんなが薬物中毒だとかいう話も何度も
聞いた。

統計によると、オーストラリア、ニュージーランドの
若年層の自殺は、日本の2倍近くに上ると言われている。
(人口10万人に対する割合を算出)

日本では、自殺があるとすぐニュースで取り上げられるので
海外のメディアに取り上げられることも多く、自殺王国日本の
レッテルが貼られていると思う。

こちらでは恐らくプライバシーの問題とも相まって、ほとんど
ニュースにならない。

日本は、総数を数え上げれば結果的にそうなのかもしれないけれど、
傾向的に、高齢者の自殺者が多い。でも、メディアが若年層の自殺を
取り上げることが多いので、若年層の自殺が多いかのような
錯覚を起こしているにすぎない。

しかし国際的にみれば、日本を更に上回る国が身近にあるのだ。

こんなに閉塞感いっぱいの日本、陰湿ないじめが多い日本だから、
自殺が多いと思うのはなんという勘違い。

青い空、海、白い雲、広々とした大地、人は人懐こくて優しく、
のんびりしていて・・というイメージとは裏腹に、深刻な
社会問題がここにある。

自殺の大きな原因となるうつ病患者を救い上げようと政府が
いろんな援助の手を伸ばしていることが手に取るようにわかる。

でも、現地の人は言う。
「ここは、子供を育てるのにいい国だから・・・」

だったら、若者の暴走、衝突による交通事故死、自殺が
多いのをなんと説明するのだろう?

ただ知らないだけなのか?

社会問題は文化的に、環境的に根深いものがあるので、あれこれ
言うつもりはまったくないし、どこの国であっても多くの人が
自ら命を絶ってしまうのは、悲しい限りだけれど、数字的な事実を
知るにあたって、自分がいかにステレオタイプに惑わされているか
ということを思い知らされる。

話は横に逸れますが、外にいると、日本は税金は安いわ、健康保険は
充実しているわ、いいとこもあるんだなってことがわかる。でも、
福祉はどうかなぁ??高齢者、シングルマザー、低所得者をはじめ
生活弱者への援助はこちらが充実している気がする。

ま、国は変わってもいろいろありますです。

つまらない話、ぐだぐだと長く書いてしまいました。
失礼しました~





オノマトペ

2009年05月12日 14時09分40秒 | Web log
最近、日本では擬声語(擬音語)のことを
「オノマトペ」と言う事を知った。

オノマトペ???なぜ、オノマトペ?

わたしが学校で習ったときは、擬音語、擬態語だった。
擬音語と擬態語の違いは何か?とか、質問にあった
ことを覚えている。

日本語は擬音語が英語に比べるとはるかに多い。

ま、それは置いといて。

オノマトペって何??と思って調べたら、
フランス語らしい。フランス語で擬音語のことを
オノマトペというのだそうだ。

なんでフランス語なの?
なんでフランス語を使わなければならないの?

わたしが引っ越してくる前は聞かなかった言葉だと
思うので、ここ数年の出来事だと思うんだけれど、
いつ正式に、どういう経緯で導入されたのか
すごく気になります。

国語審議会か?

でも、なんでフランス語じゃなければならないかが
とても不思議です。








母の日

2009年05月10日 23時18分54秒 | Web log
今日はここオーストラリアでも母の日。

日本の母の日を祝う習慣はアメリカからきたはずだから、
アメリカも今日のはず。

でも、イギリスは違うんじゃなかったかな?

で、朝、ベンジャミンとジョナサンからカード
をもらいました。

ジョナサンからは、手作りのカード。中には、

My mum is a good cook. Mum's food is good.
(僕のお母さんは料理が上手。ママの料理はおいしい。)

と手書きされてました。

初めて自力で手書きしたもの。素直に感激しました。
でも、彼がそう書いてくるとは思ってもみませんでした。
ジョナサンに色んなものを食べさせるのにずっと苦労してきた
わたしとしては感無量です。

ありがとう、ジョナサン。

署名

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