さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

自己表現

2012年07月29日 20時33分33秒 | Web log
看護師コースネタから逸れまして。

先日、ベンジャミンのクラスの先生とお話する機会がありまして。

他の子と比べると「存在感がなく」 クラスのみんなもベンジャミンのことを
全く理解していないことが気になると言われました。

自己表現が何よりも大事なオーストラリアならではのネタだなぁと思いました。

振り返れば、私も学校では全く存在感のない子だったと思います。

一年生のときなんて

ほとんど誰ともしゃべることができない、授業中に手を上げて答えるなんて
恐怖以外のなにものでもなかったし。お家や親しい人の前ではとにかく
大人しい子だったと思う。

体育の時間は苦痛。マラソンとか走るのは得意でしたけど。

総じて ひとりで 机に向かって 何かを書いたり
本を読んだりするほうが何百倍も楽だった。

ので、ベンジャミンが全く存在感がないというのは、うなずけるし。
彼の気持ちがとってもよく分かる。

でも、そういうところをしっかりフォローしてくれるのは、親として
とってもありがたいなぁと思います。

果たして ベンジャミンは、どう思うだろうか。

きっと何も気にしていないだろうし、ほっといてちょーだい的な
感覚なんじゃないかと思うんですけどね。(笑)

オリエンテーション 2日目 

2012年07月27日 18時56分23秒 | Web log
オリエンテーション 2日目は 看護に必要な簡単な数学と
ドキュメンテーションのオリエンテーションでした。

数学は問題なく、さささっと終わりまして
ドキュメンテーションの授業。

看護の世界では 沢山の書類を書かなければならないそうです。
話によると 全部で1400種類のフォームがあって、患者さんに必要な
書類を記録として残すのだとか。

そして、記録は看護の世界ではとっても重要だということ。
記録=法的書類であり、なんらかの医療ミスがあったときに
看護師が記した記録は全て裁判の資料となること
そして、正しく必要なことをきちんと記録するということは
最終的に自分がきちんと医師、あるいは他の看護師の指示に従い
責任を全うしたことを示す証拠となること、そしてそれは最終的に
法廷の場で自分を守ることになるということを教えられました。

ま、それはいいとして。

そのクラスの中で全員の自己紹介の時間がありました。
自己紹介でなく、他己紹介でしたが。
ペアになって、互いに自己紹介をし合い、それから
クラス全員の前で、相手の紹介をするという形式でした。

クラスメートは25人。

いろんな国籍、そして経歴を持った人が集まりました。
ビューティシャン、ヘアドレッサー、カウンセラー、絵本作家、
動物病院で働いていた人、孫が7人いる人、孫が8人いる人
娘が看護師養成コースにいっているので、自分も挑戦したくなった人
などなど

国籍も
アジア人、イギリス人、オーストラリア人、エジプト人、
アフリカ人(ウガンダ、ナイジェリア、ボツワナ)ブラジル人
インド人

とまぁ、色々。

年齢もバラバラ。

20代前半の人、子育て真っ最中の人、子育てもそろそろ終わりに近づこうとしている人
孫がいる人などなど。

国籍も、年齢も、性別も、経歴、学歴も違う人たちが 

ただ 「 看護師になりたい 」という気持ち"だけ"で集まってきた。

本当に多彩で面白い。

日本も社会人を受け入れたり、色んな経歴の人が方向転換して看護師になりたくて
看護学校に入りなおしたという人もいらっしゃると思うのですが、

違う人種が一同に介するというのは、まさしく オーストラリアならではだなぁ
と思います。

コース 初日 オリエンテーション

2012年07月26日 09時04分51秒 | Web log
月曜日(7/23) は コースのオリエンテーション

9時からスタート。

教室が開くのを待っている間、これから18ヶ月同じコースを共にする
クラスメートにはどんな人がいるのかなぁと思いながら、観察。

アジア人、アフリカ人、白人、男性、女性、とにかく多彩な顔ぶれ。
年齢もバラバラ。若い人、中年、そして中年も後期にさしかかっている
ような人もいまして、びっくり。

というか、私は「高齢者」じゃなさそうだと思ってちょっと安心。
(なんて、失礼な!)

やりたいと思ったときにそれに挑戦するスピリット
そしてそれを受け入れるオーストラリアの社会としてのシステムの寛容さに
感激しました。

9時ちょっと過ぎてオリエンテーションがスタート。

コースの主任と講師陣の自己紹介から始まって、コースの概要説明等々、
キャンパスツアーがありまして、半日で終わるだろうと思っていたら
3時までみっちり。

簡単な Essey のライティングと数学のテストもありました。

さて、オーストラリアで看護師になるには以下のようになっております。

� 高校を卒業して、看護師のDegreeが取れる大学に進学する。
→ 大学で3年学んだあと、正看護師になれます。

� 高校から大学に進学しなくても、あるいはオーストラリアで教育を受けていなくても
以下のコースを地道にたどることによって正看護師になることができます。
(最高は恐らく修士課程まで)

Certificate III Health Service Assistant(ヘルスサービスアシスタント)/Aged Care(介護職)
あるいは Certificate IV Medical Foundation Course (メディカル基礎コース)
Diploma of Nursing (准看護師コース)
Degree of Nursing (正看護師コース)

ということで Diploma以下のコースでスタートしたとしても上を極めたければ頑張り次第で
大学に編入したりもできるし、それを可能にする/サポートするコースが結構充実しています。

正看護師のDegreeを取った後は、自分が望むなら修士に進んでさらに看護の道を究めることも可能です。

わたしは 大人のための一般教養コースから Diploma コースに入学しましたが、そうじゃなくても
いいわけです。

クラスメートのアフリカ出身の女性たちは、Certificate IIIを取って、Diploma course に
進んできました。あるいは Certificate IVをとって Diplomaに進んだ人もいます。

切り捨てるためでなく、やりたいと思う人には可能な限り門戸を開く。

前向きな考えに基づいたシステムって とってもいいなぁと思いました。

Diploma of Nursing の コース 入学が決まる

2012年07月25日 20時30分07秒 | Web log
無事に General Education for Asults Certificate III の7月中旬に全てのアサインメントを
提出し終わり、そしてコースを終了しまして。

クラスのみんなと、先生たちと一緒に Fremantle にサヨナラ ランチを食べに行きました。

クラスでは深いところまで話すチャンスがない先生たちといろんなお話をして、

それはそれは楽しかったです。

統計の先生は、教鞭をとりながら修士を取り終え、そして次は博士号の論文を書くために
リサーチにタイに行こうとしているとか、

ロングサービス休暇(10年働いた人に送られる 最長6ヶ月までの有給休暇)を頂いて
アジアのバックパック旅行に行くお話とか、

まぁ、色々。

本当に働きながら、いくつになっても、自分に正直に、出来る限り自分のやりたいことを
やっている姿が生き生きとしていまして、出来るだけ好きなことができる環境を
与えてくれるオーストラリアという国は懐が広いなぁ~とつくづく思いました。

で、その席で コースのお世話係の先生が 

「 Diploma course の結果はどうだった?」と聞くので
「 手紙が届くはずですけど、今のところ手元には届いていません 」と言うと
「 コンピューターで結果を確認できると思うから、後で職員室においで 」と言ってくださって

確認したところ 「 Offer accepted 」の赤い文字が。

「 受け入れが決まったね!! 」と言われて、喜び、そしてほっとしました。

「 いよいよかぁ。」

多少の不安もなきにしもあらずですが、感慨深いものがありました。

で、正式に合格通知も頂きまして、授業料の支払いを終え(笑)

2週間のスクールホリデーの後、今週からコースがスタート。

月曜日にオリエンテーションがありまして、火曜日から授業がスタートしました。

会社を辞めた後~TAFE入学まで

2012年07月24日 15時00分56秒 | Web log
会社を辞め、学校でボランティアをしたりしまして、

今年の一月末、再びTAFEに 看護師の Diploma course について問い合わせをしました。

TAFEの担当が言うに

まず Diploma Course は競争率が高いこと。

介護職 や Medical Foundation Couse のCertificateを持っている人が
優先されやすいこと。(ポイントとして加算される)

でも、日本で大学を卒業しているならば、それがポイントとして加算されること

オーストラリア国内外問わず、職歴もポイントとして加算されること

そして IELTS など語学能力を測るテストの結果等があれば、それも ポイントとして
加算される

ということでした。

問い合わせた時点では、 Diploma Course はもうスタートしていたので、

とりあえず Diplomaの申し込みを行う際のアセスメント・ポイントを上げるために 
オーストラリアの高卒の資格が取れる General Education for Adults の Certificate IIIを受講する
ことを進められました。

そうすることで、英語の授業についていけるかどうか分かるし、アセスメント・ポイント
も加算されるということでした。
そこで とりあえず そのコースを受講することに。それもギリギリセーフで受け付けてもらいました。

そして、同時に 日本の大学から卒業証明書と成績証明書を入手しまして、
Overseas Qualification Unitに送って、査定してもらうことにしました。

ま、わたしの学歴がちょっと異質だったこともあって、わたしの学士号の査定は他の人以上に
時間がかかり、手間もかかりました。

General Education for Adults のコースについては、過去にブログに載せたので詳細は避けますが

この半年のコースは大変でしたが、いいクラスメートにも恵まれ、レポートも沢山書いたし
かなり勉強になりました。(特に英語)

英語で生活しているとはいえ、やっぱり 母国語ではないので、日本語のようにスラスラ
でてきません。

寝ても覚めても レポートのことが頭から離れず、頭の中で試行錯誤&推敲を繰り返すような
日々でした。


マイクに手伝ってもらおうかとも思いましたが、でも、マイクも仕事でかな~り疲れて帰ってくる
ので、甘えることもできず、ほとんど自力で頑張りました。

レポートを書いていると語彙の足りなさも露骨に表れてきますし、文章の「陳腐さ」が避けられず、
提出するたびに、あんなので、大丈夫なんだろうか???と思いましたが

講師の皆さんは決してネガティブなことを口にせず、むしろ

ファンタスティック!! とか Well done !!とか 

(事実はともかく)前向きな言葉をたくさんかけてくださったので、
本当に励まされました。

語学的なハンデはあるけれど、ガンバレば私もなんとかできるかも??と 

自分を信じることができるようになったような気がします。

心変わり??

2012年07月23日 20時17分12秒 | Web log
TAFEの担当の人はとても親切でした。

オーストラリアの教育を受けていないので、授業についていけるか心配であること
そして、学校を離れて20年以上経つので、脳みそが錆び付いている心配があること

などを話すと

Diploma コースの前に Certificate IVの Medical Foundation courseがあるから
そちらから始めてみるという方法があること

でも、とりあえず日本で得た学士号のアセスメントが必要なので、それをやってみてください

場合によっては、Diploma コースにストレートで入学できるかもしれませんと言われました。

で、ベンジャミンがフルタイムに慣れたら、準備に取り掛かろうと思った矢先

友人から 彼女の働いている会社で働かない?という誘いがありました。

そのときは、きっと気持ちが完全に固まっていなかったのかもしれません。

経理関係の仕事だったのですが、経理のような仕事も経験してみたかったし、

それで面白そうだったら方向転換でも考えよう
もし、仕事が面白くなかったとしても、将来の学費をちょっと稼ぐと思えばいい

ま、やるだけやってみようと思い、五ヶ月ほどフルタイムで働きました。

でも、結果はご存知の通り

一緒に仕事をしていた人にいじめられて(?)5ヶ月でギブアップ。

ま、それだけではないですけれど、フルタイムで働くのは無理だということがよーく分かりました。

仕事も3日で飽きました(笑)

色んな人に出会えたのは楽しかったですが、でも、仕事は楽しくなかったです。

最初は、絶好のロケーション、新しいオフィス etc 等 に目が眩みましたが
仕事自体が楽しくなかったので、外的な条件はあっという間に色あせました。

5ヶ月間、子供やマイクには散々迷惑をかけたなぁと思います。

子供たちもかなり寂しかったようで、ジョナサンは毎朝のように

「 ママは、働く必要なんてない。辞めてしまえ。」と訴え、

ベンジャミンは、何も訴えませんでしたが、先生たちはベンジャミンが不安定に
なっていることを鋭く察知しました。

そして、辞めたときは みんなから

良くやった!!!! ( Good on you !! ) と褒められました(笑)

看護師という新たな夢

2012年07月22日 21時17分01秒 | Web log
ベンジャミンが Pre primary になった去年。

フルタイムで学校に行くようになり、

「 ベンジャミンも大きくなってきたし、これからどうしようか? 」と考えるようになりました。

そして思いついたのが看護師。

母も独身時代は看護師で、父が亡くなった後は 高校の看護師養成コースで教えていたし
父方の叔父たちやいとこがお医者さんだったりして、

環境的に「医療」が身近にあったんですね。

中学、高校のときは海外医療に興味がありまして、医療系に進むことを考えたこともありましたが、
結果的に医療関係に進むことはありませんでした。

煩悩と雑念と不安が邪魔をしたんですね。

そしてそれから紆余曲折の数十年の時を経まして、オーストラリアに来ることになり。

そしてあっという間に7年の月日が経ち。

子供も大きくなったし、この地で心機一転、何かをしたいと思うようになりました。

で、出した結論は「看護師」

単純に言って、やってみたいと思ったわけです。

年齢的にもギリギリだけど、ここでチャレンジしなかったら一生後悔するかもと思いました。

オーストラリアで 正看護師になるには大学に行って3年勉強しなければなりませんが、
経済的にも状況的にもフルタイムの学生になるのはちょっと無理だなぁと思って調べてみたら
TAFEで 看護助手(Enrolled Nurse)のコースがあることが分かりました。

そこで 思い切って TAFEに問い合わせをしてみることにしました。

第二章 スタート

2012年07月21日 20時00分15秒 | Web log
月曜日からTAFEで、Diploma of Nursing のコースがスタートします。
ということで、タイトルを変えてみました。

最初の数回は Diploma コースにたどり着くまでのことを書きます。

オーストラリアで 看護師として働いている日本人のかたは結構いらっしゃると聞きますが
恐らく日本で資格をとってらした方が殆どじゃないかなぁと思います。

私はズブの素人&年齢的にギリギリ感が否めません。

冷静に考えても無謀かも。

でも、頑張りま~す。

ま、なんとかなるでしょ~。

ということで、オーストラリアの看護師養成コースに興味がある方も、ない方も

これからのブログの展開に 乞うご期待!!!

(えっ? 誰も何も期待なんかしてないって?)

よろしくお願いします\(^o^)/




ラッキー? アンラッキー?

2012年07月20日 13時21分56秒 | Web log
今日もスクールホリデーに行われる環境学習イベントに参加してきました。

近くに Piney Lakes という公園がありまして その周囲は
野生動物の保護区域となっております。

かえるやかめが安心して暮らせる特別な区域なんですね。

で、その保護区域内を散策。

Long necked turtle とか 
かえるとか
バンディクッツという有袋類とか
生息しているんですね。 

で、それを探しに行きましょう!ということで

みんなで Bush Walk

のんびり歩きながら

バンディクッツがきのこを食べるために掘った穴とか

池にいた Long necked turtle とか

野鳥とかみました。

で、保護区域の真ん中にある湿地帯に行きまして

いろんな種類のかえるの鳴き声とか聞きました。

で、かえるを探してみましょーということになり

「 いるんだろうけど、見つかるのかなぁ??? 」と

思いながら、小枝で木の根元をツンツンしていたら

いたいた!!!!!


リーダーが「 捕まえてくださーい 」というので

「 えっ?? 私が??? 」

参加した子供たちに見せるために、生まれて初めてかえるをキャッチ。

小さかったので、大丈夫でしたが。

で、そっと手のひらに載せて、リーダーに手渡しました。

わたしが見つけなかったら、収穫ゼロということで 

子どもたちが現物のかえるを見ることができなかったので

みんなから

「 Thank you, AYAKO!!!! 」の大合唱。


うわぁ、照れる、照れる。


オーストラリアで最小のかえるだそうです。

一センチくらいでしたか。

かわいかったですよ。

ということで、今日は「かえる」も触ってしまった私でした。

その後、池に住んでる生き物をみつけてみようということで

用意された池の水を覗き込んで生き物を探しました。

よーく見ると、いるもんですね。

えびとか

Water Boatmanとか

小さなめだかのような魚とか

まーいろいろ。

子供たちは一生懸命探しておりました。

本当に色んな生物が生きているんですね~

彼らも一生懸命生きているんだと思うと感慨深いです。

楽しいひとときでした。

スワンリバー沿いを歩く

2012年07月19日 21時16分18秒 | Web log
スクールホリデーも残りわずかとなりました。

あと4日です。

そして、わたしは月曜日から 看護師養成コースの授業がスタートします。

ドキドキですね。

昨日は、何故か 誰かに注射をする夢をみましたよ。

夢の中の私は「 楽勝じゃ~ん 」と心でつぶやいておりました。


昨日はスワンリバー沿いの公園(Deep Water Point)に行きました。

で、

Mount Henry Bridge を通って スワンリバーの向こう岸に渡り

Kwinana Freeway 沿いに Canning Bridge まで 北上し

Canning Bridge で 再び スワンリバーを渡って

The Esplanade 沿いに 南下して スタート地点に戻るという 

トータル 8kmを 子供たちはスクーターで、ママ友とで歩きました。


天気もよく、とても気持ちのよい運動になりました。

最近 ジョナサンがメタボなので 運動させないと と思い立って

ママ友を誘って、総勢10人( 男の子 7人 大人 3人 )で

楽しいひと時を過ごしました。


ベンジャミンとか、大丈夫だろうか?と不安でしたが

スクーターだったので楽だったのでしょう。

歩く私たちを後に残して スーイ スーイと

行っちゃいました。


大きくなったものだなぁと、感慨深かったです。

お友達と一緒というのも、きっと相乗効果を発揮したのでしょうね。


で、夜は ぐっすり 眠るはずが

何故か 1時半に目覚めてしまい。

どうしたんでしょう????

署名

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