だいぶ前に ご紹介した 余命半年から生きています
の著者で人気ブロガーの相河ラズさんが2月20日お空へ旅立っていかれました。
余命宣告を受けながらも最後の最後まで前向きにそしてユーモアと不屈の精神でブログを通じて
多くの人に励ましを送り続けてくれました。
わたしも沢山のことを教えていただきました。ご冥福をお祈りいたします。
さて
今期は緩和ケアを学んでおります。
以前はターミナルケアなどと呼ばれていたと記憶しておりますが、今は緩和ケアですよね?
英語でも Terminal Care でなく Palliative Care と言われています。
世界保健機構の定義によりますと
Palliative care is an approach that improves the quality of life of patients and their families
facing the problem associated with life-threatening illness, through the prevention and relief of
suffering by means of early identification and impeccable assessment and treatment of pain and
other problems, physical, psychosocial and spiritual.
大まかに訳すと
緩和ケアとは、重篤な病気によって引き起こされる様々な問題や痛み(身体的、心理的、霊的)を
認識、評価することによって、「苦しみ」を予防あるいは緩和し、患者およびその家族の生活を
向上するためのアプローチである。
とあります。
医療行為の第一義目的は「治すこと、命を延ばすこと」でして、そこに重きがおかれています。
それもまた大切なわけですが、でも、治療の副作用や痛みによって患者さんや患者さんの家族の
生活の質が脅かされているという面もあるわけです。
「 Quality of Life 」そこに注目するのが 緩和ケア。
講師曰く、
緩和ケアというと 治癒のための積極的治療を「放棄する」= 死期を早めるというもの
というちょっと主旨と異なる考えを持つ人が、一般人を始め、医療従事者にも意外と多いこと
また、治療方法がゆがんだ形で理解されていることが案外多いということ。また、広く認知
されていないために、緩和ケアのプロフェッショナルがいない介護施設などで、より効果的な
鎮痛剤の投与の仕方があるにも関わらず、適用されていない現実などを話してくださいました。
わたしも緩和ケアという名前は知っていたものの、今回の講義で目がひらかれたことも多く
わかったようでいてわかっていないことってたくさんあるんだなぁと、改めて知った次第です。
の著者で人気ブロガーの相河ラズさんが2月20日お空へ旅立っていかれました。
余命宣告を受けながらも最後の最後まで前向きにそしてユーモアと不屈の精神でブログを通じて
多くの人に励ましを送り続けてくれました。
わたしも沢山のことを教えていただきました。ご冥福をお祈りいたします。
さて
今期は緩和ケアを学んでおります。
以前はターミナルケアなどと呼ばれていたと記憶しておりますが、今は緩和ケアですよね?
英語でも Terminal Care でなく Palliative Care と言われています。
世界保健機構の定義によりますと
Palliative care is an approach that improves the quality of life of patients and their families
facing the problem associated with life-threatening illness, through the prevention and relief of
suffering by means of early identification and impeccable assessment and treatment of pain and
other problems, physical, psychosocial and spiritual.
大まかに訳すと
緩和ケアとは、重篤な病気によって引き起こされる様々な問題や痛み(身体的、心理的、霊的)を
認識、評価することによって、「苦しみ」を予防あるいは緩和し、患者およびその家族の生活を
向上するためのアプローチである。
とあります。
医療行為の第一義目的は「治すこと、命を延ばすこと」でして、そこに重きがおかれています。
それもまた大切なわけですが、でも、治療の副作用や痛みによって患者さんや患者さんの家族の
生活の質が脅かされているという面もあるわけです。
「 Quality of Life 」そこに注目するのが 緩和ケア。
講師曰く、
緩和ケアというと 治癒のための積極的治療を「放棄する」= 死期を早めるというもの
というちょっと主旨と異なる考えを持つ人が、一般人を始め、医療従事者にも意外と多いこと
また、治療方法がゆがんだ形で理解されていることが案外多いということ。また、広く認知
されていないために、緩和ケアのプロフェッショナルがいない介護施設などで、より効果的な
鎮痛剤の投与の仕方があるにも関わらず、適用されていない現実などを話してくださいました。
わたしも緩和ケアという名前は知っていたものの、今回の講義で目がひらかれたことも多く
わかったようでいてわかっていないことってたくさんあるんだなぁと、改めて知った次第です。