さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

緩和ケア

2013年02月23日 10時14分22秒 | Web log
だいぶ前に ご紹介した 余命半年から生きています
の著者で人気ブロガーの相河ラズさんが2月20日お空へ旅立っていかれました。

余命宣告を受けながらも最後の最後まで前向きにそしてユーモアと不屈の精神でブログを通じて
多くの人に励ましを送り続けてくれました。

わたしも沢山のことを教えていただきました。ご冥福をお祈りいたします。

さて

今期は緩和ケアを学んでおります。

以前はターミナルケアなどと呼ばれていたと記憶しておりますが、今は緩和ケアですよね?

英語でも Terminal Care でなく Palliative Care と言われています。

世界保健機構の定義によりますと

Palliative care is an approach that improves the quality of life of patients and their families
facing the problem associated with life-threatening illness, through the prevention and relief of
suffering by means of early identification and impeccable assessment and treatment of pain and
other problems, physical, psychosocial and spiritual.

大まかに訳すと

緩和ケアとは、重篤な病気によって引き起こされる様々な問題や痛み(身体的、心理的、霊的)を
認識、評価することによって、「苦しみ」を予防あるいは緩和し、患者およびその家族の生活を
向上するためのアプローチである。

とあります。

医療行為の第一義目的は「治すこと、命を延ばすこと」でして、そこに重きがおかれています。
それもまた大切なわけですが、でも、治療の副作用や痛みによって患者さんや患者さんの家族の
生活の質が脅かされているという面もあるわけです。

「 Quality of Life 」そこに注目するのが 緩和ケア。

講師曰く、

緩和ケアというと 治癒のための積極的治療を「放棄する」= 死期を早めるというもの
というちょっと主旨と異なる考えを持つ人が、一般人を始め、医療従事者にも意外と多いこと
また、治療方法がゆがんだ形で理解されていることが案外多いということ。また、広く認知
されていないために、緩和ケアのプロフェッショナルがいない介護施設などで、より効果的な
鎮痛剤の投与の仕方があるにも関わらず、適用されていない現実などを話してくださいました。

わたしも緩和ケアという名前は知っていたものの、今回の講義で目がひらかれたことも多く
わかったようでいてわかっていないことってたくさんあるんだなぁと、改めて知った次第です。

Wound Care

2013年02月21日 20時51分00秒 | Web log
お久しぶりです。

さて。

Wound Careは簡単にいいますと、傷の手当ですが
外傷、手術でできた傷から寝たきりになった高齢者のいわゆる床ずれによる
傷のケアを指すようです。

で、今日は傷の消毒の仕方、処置の仕方を学びました。

傷の状態を観察、判断、そして見合った手当てを施すというのが
メインなのですが。

傷の観察及び判断を学ぶときに、Hypergranulationという 肉芽組織が
過剰な状態になっている写真を見ました。

肉芽組織が形成されるのは、皮膚が治癒するプロセスの一部なのですが
それが過剰に作られると、上皮が形成されなくなるらしいんですね。
それでは、傷が治らない....と。

肉芽組織が形成されるのはプロセスとして正しいのに、過剰だと
だめ=上皮が形成されないから。

というのはわかるのですがね、どうしてそうなっちゃうんでしょうね?

原因は?????

と、そういうことにこだわってしまって、中々先に進めない私なのでした。

3月11日から病院実習がスタートです。

どうも....急性期ケア担当らしい。

って、今の私に何ができるんでしょうか??

ま、できることを最善尽くしてがんばります!

まぬけ.........

2013年02月15日 18時30分19秒 | Web log
水曜日にジョナサンの初のサキソフォーンレッスンがありました。

わたしもコソコソ練習したりしていたんですけれど、なかなか安定した音が出ません。

でも、まぁ、練習すればなんとかなるだろうと思っていたところ

学校にお迎えにいったとき、ジョナサンが開口一番で言ったこと。

「僕が持っていったリード、クラリネットのリードだったよ!先生からもらったサキソフォーンの
リードを使って吹いたら、ちゃんと音がでた。楽チンだった。」

「えぇ?????」

そう、マイクがリードを買いにいったのですが、間違ってクラリネットのを買ってきたのです。

なんだか一回り小さいなぁと思いつつも、私が吹いていたのは一回り大きいテナーサックス。

まさか、間違って買ってくるなんて思いもしませんでしたので、アルトのリードはこういうものなのだろう
と思い込んでおりました。

30年以上のブランクがあるとはいえ、音が出せないことはちょっとばかしショックでしたので

リードが違っていたとわかって、ほっと一安心。

で、帰宅してすぐサキソフォーンのリードで吹いたら、ちゃんと吹けた!!!!

んー、満足。

音階を吹くと音にばらつきがあるのは否定できませんが、意外と吹けるもんだのーと思って、
にんまりする私なのでした。

実は、吹奏楽部に入るまえにオーボエの音色に魅せられまして、本当はオーボエが吹きたかった私。

でも、姉がアルトサックスを吹いていたということもあって、テナーサックスを吹くことに
なり、オーボエの担当にはなれなかったけれど、いい経験をさせてもらいました。

サキソフォーンはジャズ分野では有名ですが、いわゆるオーケストラの定番楽器ではないので
マニアックな人以外、サキソフォーンの四重奏を耳にする機会はほとんどないと思われます。

が、とてもいいハーモニーを醸しだすんですね。

あー、懐かしいなぁ。

で、中学生のときに演奏のお手本として聴いていたフランスのアルトサキソフォーン奏者
故ダニエル・デファイエ氏の動画をご紹介いたします。

興味のあるかたはクリック

専門用語を覚えなくちゃ

2013年02月10日 08時45分30秒 | Web log
講義が始まって、第一週が終わりました。

痛感したのは、専門用語をしっかり覚えないと!ということです。

日本語ではわかるんですが....なんて、少しも言い訳にならないなと。
患者さんとも、お医者さんとも英語でコミュニケーションですからね。

咽頭炎とか気管支炎とか喘息とかよく聞く病名ならまだしも、あまり聞きなれない
病名だったりすると???????ですね。

がんばりますよー

Stage 2 スタート

2013年02月07日 17時21分33秒 | Web log
水曜日から Stage 2 が始まりました。

今期は Medication & Administration
Mental, Dimensia, Pallative care
Wound Careを学び、実習を行います。

投薬および管理
精神、認知症、緩和看護
褥瘡ケア です。

より本格的になってきたので、専門用語もバリバリですが、
勉強自体は興味深いです。

去年行ったナーシングホームでの実習で経験したことも
勉強内容を具体的に思い描けるので、とても助けになります

さて

ジョナサンが学校の吹奏楽に参加することになりまして、担当する楽器が
決まりました。

アルト・サキソフォーン

遥か昔、わたしもサキソフォーンを吹いていましたので、楽器を手にした
ときはちょっと興奮しました。

で、吹いてみると.......

あれ???あれれれ????

という感じで中々いい音がでません。

力みすぎているようです。

もちろん、ジョナサンも全く「プスー」です。

学生時代にブラスバンドに所属していたことをつい昨日のことのように
思い出しますが数字にすると約30年前...........きゃーコワ。

「経験があるんだから吹けるだろう」と思っていましたが、甘かったです。

ジョナサンの目を盗んで練習して、早く、何か曲を吹けるまでに上達したいものです(笑)

少しづつ....

2013年02月03日 07時33分37秒 | Web log
夏休みも終わりが近づき、とりあえずジョナサンのスポーツイベントが
通常通りとなりました。

金曜日にT-Ballの練習
土曜日は野球の試合、そしてT-Ball State Teamの練習
そして今日日曜日はT-Ball State カーニバル
で、夜は友人に招待されて日本食レストランで会食。

T-Ballに関してはマイクがメインで頑張ってくれています。

わたしはベンジャミンの友達を家に呼んで遊ばせたりしているのですが、
なんとなく慌しいので、生活が通常営業に戻りつつあるなぁと実感しています。

子供たちは明日から学校、私は水曜日から学校がスタートです。

ベンジャミンのクラスメートと担任が一年生のクラスのまま持ち上がり
だということが判明。

ベンジャミンのことをよく理解してくれた先生だったし、
繊細なベンジャミンにとっては、とりあえず安定したスタートを
切れると予想しています。

ジョナサンに関しては未知数ですが、ま、毎年最初の2ヶ月くらいは
新しい環境に慣れるまでちょっとイラつく彼なので、それはとりあえず
心に留めておかないと。

さて、どんな一年になるかなぁ。

ま、どんなに予想を立てても、実際のところ先のことは誰もわからない
わけですから、でも、ま、結果的になんとかなるわけですから
気楽にいこうと思います。

署名

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