さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

ベンジャミンのバースデーパーティー

2012年03月30日 20時10分05秒 | Web log
今日は 一足先に ベンジャミンのバースデー・パーティ。

本当は4月2日なのだけれど、パーティ会場が今日の5時半からしか空いていなかったので。

それに金曜の夜だから、ちょっと遅くとも差し支えないし。

ということで、一体どれだけの親が残るのか見当つかないまま、
とりあえず子供の人数の倍の食事を用意することに。30人分。

夕食にさしかかる時間だし、食事の量が少ないのはなんとなく見栄え悪いし。

朝からぎりぎりまで料理し続けました。

集まった人達の出生地は
オーストラリア人、イギリス人、ブルネイ人、中国人、
シンガポール人、マレーシア人、インドネシア人、
アフリカ人、イラン人、韓国人、そして日本人の私。
総勢11カ国。この多彩さは、オーストラリアだからこそですね。

さて、みんなに喜んでいただかないと。

ということで


まずは

バースデーケーキ。
昨晩 ケーキを焼いて、午前中にバタークリームでデコレーション。

パーティメニューは

海苔巻き(チキンロール と カッパ巻き)
サンドイッチ
カレーパフ
フライド・ポテト
フルーツ・ケバブ
ジャーマン・ソーセージ

ゼリー
ポップ・コーン

飲み物

その他
ポテトチップス
ロリー
カップ・ケーキ

朝、子供を学校に送り届けてから、戦闘開始。

食事する時間もなくて、パーティが始まるまで 朝からバナナ一本とコーヒーで
なんとかしのぎました。

ふぅ。

会場で、私1人でこなしきれるだろうか????と思ったら、来てくれたお母さんたちが、
パタパタと手伝ってくれてなんとか無事に終了。

うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ、疲れたよ。

頭の先から、つま先まで 疲れました。脳みそ、ジンジンしています。

でも、あぁ、いい人に囲まれて、わたしはラッキーです。

本当に。

自分が朝から晩まで働き続けたのは大変でしたが。
みなさんに助けてもらえて、本当に、本当にありがたかったです。

ベンジャミン、素敵な6歳のバースデーパーティになって、良かったね!

さて、ゆっくり お風呂に浸かって 寝るとしましょうか!

僕は 僕になる

2012年03月27日 09時06分39秒 | Web log
金魚は、水槽の水が汚れて酸欠状態になると水面に近づいて口をぱっくぱっくさせると
記憶していますが

私も忙しくなると、脳みそ酸欠状態のようになって ぱっくぱっく な感じになります。

今日は 学校もないので ゆっくりと言いたいところですが。

尽きることのない 課題 課題 課題

最近は そればっかりです。


ベンジャミンのバースデーも近いしねぇ。

もうすぐ6歳です。

もうすぐ6歳なベンジャミンですが、彼の発言って 時々変わっているんです。


ベンジャミン語録

(その1)
母「 大きくなったら 何になりたい? 」
彼「 僕は 僕になる 」
→ えっ???? あ、でもそれってとっても大事。

(その2)
彼「 あぁ、僕、もし死ぬんだったら 生まれ変わって 赤ちゃんになりたい。だったら死ぬのは怖くない。 」
母「 そういうこと(輪廻)を信じる人も確かにいるよ。」
→ そんなに赤ちゃんになりたいのか?子供って学校とか宿題とかから開放されて早く大人になりたいもんだとばっかり思っていた。でも、大人になって知る。子供時代が一番幸せだって。あんたはもう悟ってるんだね。

(その3)
「 もし この世界が 誰かの夢 だとしたら 僕の『現実』は一体なに?  」
→ えっ? そこまで考えるか? まるで 都市伝説の『 ドラえもんの世界は 全て 植物人間になったのび太くんの夢だった 』 という最終回ストーリ に匹敵する考えじゃないか? でも、本当はそうかもしれないけどね。
この現実は 全て誰かの 夢~


実は もっとあるんですけどね。

ということで そんな彼の言葉に 時に驚き、時にくすくす笑いながら。

いやぁ、あっという間に6歳か。

去年、会社を辞めて学校に顔を出し始めたときから、ずっと最後まで 先生に
「 ベンジャミンが 作業をしません。頑なに拒否します。問題です。 」と言われ続けたのですが。

いやぁ、ベンジャミンは 変わりもんだから 仕方ないなと 改めて思います。

変わり者で大いに結構。

『 僕は僕になる 』と言い放ったように 自分をしっかり生きて欲しいと思います。
   
それで いいのだ!

ストレスたまって、目が腫れてます

2012年03月23日 09時02分32秒 | Web log
昨日は 授業に出て、授業が終わってからまっすぐ子供たちの学校へ行き、ベンジャミンのサッカー教室を見て
それから別の場所に移動して、ジョナサンのサッカーの練習の見学。

朝から出ずっぱり。

疲れました。

目の周りに違和感を感じて、薬を塗って寝ましたが

起きたら左目が腫れている。

あぁ、ものもらいかも。

そういえば、7年前・・・

マイクがオーストラリア行きを決め、引越しすることになったとき

ジョナサンは体調崩すは、ビザは下りないわ、引越しの荷物をまとめなければならないわ

マイクは既にオーストラリアに行っているわで、バタバタしているときも

そういえば、ものもらいになりました。2回も。

眼科の先生に

かなりストレスたまっているんじゃないですか?って言われて、大きくため息。

そのときのことを思い出します。

全く、体は正直です。


ということで、わたしもストレスたまってんですねぇ~きっと。

私、繊細だから(笑)

自分の学校関係の色々(講義と課題)と 子供のスポーツと 家事と もう 3重苦ですもの(笑)


今取り組んでいる課題

The Sound of Silence の 分析

Ashley事件(アメリカで起こった重度障碍児の介護を楽にするために行った治療(成長抑制のための大量ホルモン治療
及び初期乳房芽(乳房の生育を制限するため)、盲腸、子宮の摘出)に対する賛否を問うアンケートおよびその統計的
解析

その他 レポート二本

で、頭の中が そのことで いっぱいです。

とくに Ashley事件については、考えることがたくさんありますです。

2012年03月20日 11時13分09秒 | Web log
厳密には、3月1日からオーストラリアは秋なんだそうです。

実際、朝晩はかなり涼しくなってきましたけれど。

今もちょっと肌寒いです。


先週は火曜日からジョナサンが病気で、私は授業を一日だけ休んで看病し、あと一日はマイクが代わりに会社を休んでくれたので私はほぼ通常通りに授業にでたし、週末はベンジャミンが発熱して
大変だったので、久々に ひとり静かにのんびりしています。


最高。


ひさびさの学生生活も 最初は どうかと思いましたが、楽しいこともあります。

早くて来期、遅くても来年の始めには学ぶことになる専門分野を学ぶほうがそりゃ
わくわくですけれども。

数学とか統計は復習みたいなものですが、でもプロジェクトは自分でテーマを見つけて
自分で考えてレポートを組み立てていかなければけないので、結構大変です。
しかも英語で書かないといけないし。

英語の Reading/Writing とくに Reading は 楽しいですね。

課題で Paul & Garfunckle の The Sound of Silence の詩の分析をすることに。

いやぁ、曲を聴くだけで分析なんてしたことなかったし、詩の意味なんて関係なく
聞いていたけれど、分析しながら読んでみると Paul Simon って すごいなぁ
天才だなぁ なんて思っちゃいますね。

The Sound of Silence の出だし。

Hello darkness, my old friend I've come to talk with you, again

となっていますが、Paulは うつ病を繰り返していたんじゃないかと思います。

Hello, darkness, my old friend ってそういう意味なんじゃなかろうかと。

私見ですけどね。

ジョナサンの次は

2012年03月18日 17時48分35秒 | Web log
土曜日の朝、ベンジャミンの体が熱いなぁと思ったら、ベンジャミンが発熱。

38度を超えているのに、比較的元気で、ちょっと頭がいたいと言っていたので
ベットに連れて行ったけれど、寝るまでもなく元気そう。

ちょっと前に、手足口病らしきものに罹ったから、何らかの免疫ができているのか??

(強くたくましく成長するには、病気も一通り罹らないとだめだということなんでしょう。)

後になって悪化する可能性もあるので油断できないと思い、とりあえず今日は家に居て様子を見ることに。

ジョナサンはすっかり元気になって、午前中は楽しみにしていた友達のバースデーパーティに出かけていき、

午後は、T-Ballの打ち上げがあって、マイクとジョナサンは 次の場所へお出かけ。

わたしはベンジャミンと家に篭る。

で、2人でゲームをしたり、遊んだりして過ごす。

ベンジャミンは 1人で自分の好きなことをするのが好きで、あまり人を必要としないところが
ジョナサンと決定的に違います。だからと言って、友達と遊ばないわけではないのですが。

一方マイクとジョナサンは夜の10時を過ぎても帰宅せず。

ベンジャミンの熱は、10時を過ぎても38度4分。下がる様子もないので、マイクとジョナサンのことは
待たずに就寝。

今朝おきて、ベンジャミンの体を触ったら、どうも熱は下がったよう。

調べたら、平熱に戻っていました。

あぁ、良かった。

変わりに、夜中の1時半に帰ってきたというマイクが二日酔いで寝込む。

まったく。

私は結局どこにも出られず、全然つまらない週末を過ごしました。

が、年に一度あるかないかのこと。今シーズン、マイクはT-Ballに
かなりの情熱を傾け、交友関係も広がったようだし、大目にみてあげましょう。

家族と会社だけの人生なんて、ちょっと寂しすぎですからね。

さて、今日からまた新しい一週間が始まりました。

そうそう、ジョナサンの奥歯が抜けました!!! パチパチパチ。

あぁ、早い早い。もう4年生だもんね。

ジョナサン、ウイルスと戦い中。

2012年03月13日 09時56分32秒 | Web log
毎日なんだかんだとやらなければいけないことが多々あって、ブログの更新も
滞りがちな今日この頃です。

震災から1年が経ちましたね。

言葉になりません。 ただ合掌。

さてさて

最近の私ですが

週3日学校に通って、放課後は子供たちのスポーツの練習とか行事があるし
子供たちの友達が遊びにきたりもするし、週末はバースデーパーティがあったり
私自身の学校の課題もこなさないといけないし。
そして 洗濯だの料理だのもしないといけないし。

働いている人も毎日忙しいのでしょうから、愚痴はいえませんが。

自分がやりたいことをやって忙しいんだし~。


そして 昨日から ジョナサンが高熱と喉の痛みで体調がかなり悪い。

大体、ジョナサンは体調が悪くなる前兆として 機嫌がすこぶる悪くなることがあって、前日の日曜日も
ちょっとしたことで爆発して 「 いつもは こうじゃないのになぁ 」と思っていたところでした。
昨日の朝も、学校がいやだとか、家で勉強するとか 言ってましたし。

本人は 無意識のところで、なんらかの異常を感じていたんでしょうね。

子供の敏感さというのは 動物的な感じに近いのかもしれません。

で、放課後 学校に迎えにいったら、ジョナサンが全く元気がなく、どんよりした目。

熱がありそうな顔つき。

ずっと具合が悪かったというので 「 先生に言ったの? 」と聞いたら

「 マミーは学校に行っているから、迎えにこれないと思った。だから我慢した。」と言うので

「 子供の優先順位はいつも一番。わたしの学校なんかどうでもいい。次に具合悪くなったら

必ず先生に言わないとだめだよ。急いで迎えにくるから! 」

と言いました。

ジョナサンも、どうやら状況を気にして自分の行動、言動を決める年になってきたようです。

そこまで 遠慮することないのに。


で、今日はジョナサン、学校お休み。わたしは授業のない日だったので友達とお茶する予定だったのですが
急遽キャンセル。

ウイルス感染だと思います。40度近い熱と戦っているところです。
熱のためでしょうが、頭がとても痛いと言いながら、寝ちゃいました。

ウイルス感染だとしたら、体がウイルスと戦って勝利するのを見守る以外にないからなぁ。

熱が下がるまでに、最低2日くらいはかかるかな。

ガンバレ!

1人で行けるよ

2012年03月09日 10時12分56秒 | Web log
下の子については どうも甘くなってしまいがち私。

ジョナサンが1年生のときは 途中から ドロップオフ(車で学校まで行き、
子供を指定の場所で降ろす)に切り替えました。

当時ベンジャミンが小さかったから、教室まで行くのが面倒だったし

ジョナサンは 結構大丈夫な性格だと判断したので

なんとか 1人で がんばってね! という感じでした。


反して ベンジャミンのことは 甘やかしがち。

不公平だよな と思いつつも そうしてしまう自分。


性格は違いますが 2人とも繊細さを持ち合わせています。

ただ、何に対して繊細か?というところが違うだけなんですよね。


今朝

ベンジャミンに 「 ドロップ オフ でもいい? 」 と聞いたら

「 大丈夫だよ、1人で行けるよ、マミー。」

「 学校についたら、かばんの中から教室へ持っていくもの 3つ 挙げてごらん 」

と聞くと

「 水筒、連絡袋、フルーツボックス 」とちゃんと答えてくれました。

「 僕、分かるよ マミー。」と 笑いながら。


というので、今日は ドロップオフをしてみました。

大丈夫そうな感じです。

本人の気持ちの準備ができているならば、私がそれ以上手を出さなくても

自立していくものなんだろうと思います。途中経過での様々な失敗や不安もある程度経験させつつ

成長を見守るのが 本当なんでしょう。

私の親の世代に比べたら 今の親は過保護ですからね~。わたしもその1人ですが。


ベンジャミンが自立しつつあるのとは 逆に

最近、ジョナサンが 甘えてきます。ここ数日、毎日のように私のところにきて

添い寝してもらいたがります。


やっぱり 見た目は タフで しっかりしているように見えても まだまだ なんだなぁと思います。

人は 見た目で判断してはいけないということで。

このチャンスは逃さず、大きくなる前に もっと 甘やかしてあげないとなぁ~と 思います。

Tball State Championship 終わる

2012年03月08日 19時48分15秒 | Web log
先週末 土、日 月曜日は 州対抗戦 本試合でした。
 
ジョナサン、頑張りました。

土曜日の2試合は全勝。
日曜日に1勝1敗。
そして月曜日に1勝無敗。

優勝か?と思いましたが、1%の差で 2位。残念でした。

ジョナサン、本当に一生懸命練習したし、試合でも誰よりも冷静にプレーしていたし
本当にすばらしいと思いました。

みんなが注目し、失敗が許されない状態で、よく精神的に乗り切ったなぁと思います。

わたしが彼の年に そんなことはできなかったよ!

スポーツって本当に肉体精神共に鍛えることができるんだなぁと思います。

来年 ベンジャミンにもがんばってもらいたいものです。

来年マイクは、他の2人のお父さんたちと一緒に ステートチームのコーチをすると
意気込んでいます。

来年は絶対勝つ!!!と申しております。

楽しみです。

さて

今週もTAFEのコースに行ってまいりました。

課題の提出が今日だったので、昨日子供を寝かしつけてから、朝の2時過ぎまでかかって
英語でエッセーを仕上げました。ふぅ。
でも、書くのは苦になりません。案外楽しかったりします。

統計の授業も まぁ それなりに楽しかったです。

できれば上のレベルに進みたいとも思ったのですが、ま、気楽に楽しみながら 学生と主婦の両立に
なれるというのも、案外いいかもしれないと思うことにして、半年コースだし、とりあえず最後まで
参加することにしました。

前にも書きましたが・・・・

気軽に話せる親しい人たち(? → 友達なんて簡単に言っていいものかどうか。)もできたりして、TAFE
での生活も楽しめるようになりつつある。

そして 私が20代で結婚していたら、わたしの子供と言ってもおかしくないくらいの若い子たちが 
予想に反して とってもフレンドリーです。

自分の中に偏見のようなものがあるんですね。若者→自己中心 他人はどうでもいいと思っている 
というような。 


でも

帰り際に Bye と声をかけて、手を振ってくれたり

発言しずらくて黙っている私を気にかけてくれたり、みんな 優しい。


で、ふと気づく。

自分の中に潜む偏見とか傲慢さのようなものを。

自分以外の誰かが自分の予想に反する言動、行動をとったりすると 偏狭的になったり
批判的になったり

ステレオタイプに踊らされて、最初から偏見をもってしまったり


わたしこそが 自己中で 冷酷 残酷な部分を 持っていたりする。

自分だけは違う と思い込んで 自分の中の傲慢さに気づかなかっただけ。

愚かだねぇ。

ん~ 色々あります

2012年03月02日 09時06分52秒 | Web log
昨日、マイクが 携帯電話がないと騒いでいたのですが

今朝、なんともいえない憔悴しきった顔で起きてきたので
何があったかと聞いてみたら

「 携帯、盗まれた 」と言う。

携帯電話会社のサイトで使用来歴をチェックできるのですが、
盗んだやつは 水曜日の朝に盗んで、丸一日で 150ドル(12000円相当)分の通話をしたらしい。

なんとも言えません。

マイクが被害者なのは認めますが、恐らく携帯を車に置きっぱなしにして、しかも車を
ロックしなかったんでしょう。

だとしたら、『 盗んでください 』 と言っているようなものだと、わたしは思っています。

もう、何度も忠告しているんですけどね。

私が 「 自分を守らなくちゃ だめでしょう 」と言うと

「 僕は被害者なんだから、自分が車の鍵をかけ忘れたからといって、僕がとやかく
言われるのは、違うと思う 」というロジックの持ち主なので

きっと、これからも なんども同じ過ちを繰り返すことでしょう。

で、近所の人も車からハンドバックを盗まれたと最近知った。

彼女も何度も車の盗難被害にあっている。知っているだけでこれで3度目。

全部 車上荒らし。

申し訳ないが、ちょっと気を緩めすぎなんでないの?と思う。

統計上、西オーストラリアは オーストラリア8州で 一番盗難が多い州らしいです。

どういう統計なのか、定かではありませんが。

母数が少ない(他州に比べて人口が少ない)ので、件数を母数で割ったら、もちろん発生率が
高くなってしまうのは当然なのですけれど。

それにしても 周りで被害があるのに 車のロックはしない、窓は開けっ放し、
貴重品を置きっぱなしじゃ、もう自分に怒るしかないんじゃないの?と思うのですがね。

ま、マイクが稼いだお金で、ダメージを受けているのもマイク自身なので、もう私がとやかくいう
ことはできないということで。

大人になって 沈黙します。


さて 水曜日、木曜日とまた授業に参加しました。

英語の授業は ちょっと面白かったです。

短編小説の解析が面白かった。

作者がどのように読者に思いを伝えるか? その手法を分析しました。

老人が毎日同じ時間に、同じ列車に載って、花の種をまき続ける。
彼女のことは誰もしらない。孤独な痴呆の老婆だといううわさはある。
でも、誰一人彼女に関わろうともしなければ、むしろ訝っている人ばかり。
反して彼女は、微笑み、満足げに毎日電車に乗り、花の種をまき続ける。

翌年、線路沿いに 沢山の黄色い花が咲いた。
しかし、彼女は二度と電車に戻ってくることはなかった。

という内容の小説だったのですが、

電車、同じ時間に、毎日同じように電車に乗って同じことを繰り返す

孤独、老女、痴呆、訝しげ、

彼女は 微笑、満足げに 

花の種をまく、黄色い花を咲かす

という 言葉をシンボリックに使って、作者自身の思いを読者に伝えるのですが

授業の中で 作者の意図を汲み取るための分析プロセスが 面白かったです。


で、小説分析の後、クラスプロジェクトの時間に突入したのですが、

それが とにかく 混沌 としてて、1人1人勝手にあれこれ発言して

話はまとまらないは、うるさいは、ただ時間だけが 無駄に過ぎていきました。

インターナショナルなレシピブックを作るというのが プロジェクトなんですが

そんなの 授業3こま分(3週)でできるんでないの? と思いました。

だって、一こま2時間ですよ? (かったるい)

これに 何ヶ月もかける意味がどこにあんの? と 正直思いました。

でも、他の生徒の皆さんは なんとも思っていないようで。

わたしがごり押しで進めるのが いいのかどうか。

若い人にリーダーシップをとらせて、たとえ無駄でもそのプロセスを学ばせることが

必要なら静観の姿勢をとるのも大人として必要なのかなぁと思うのですが。

わたし個人としては 「 なんだかなぁ 」なのであります。

先生も 自由度 高すぎ! です。

ま、一週目なので。途中参加の私なので、まずは 現状把握に努めているところです。

しかし、色んなところに文化の差というのは 歴然と現れてくるもんなんでねぇ。

でも、観察しているものとして 面白いなぁと思ったのは

みんな、アホ(失礼)な発言でも 自分が思うことを バンバン言うので

個性があっという間に 表にでてきます。そういう意味では 面白いですよ。

私のことは 「 黙ってばかりで 訳分からない おばちゃん 」 くらいにしか

思っていないでしょう。

なので、発言するというのは 自己表現なんだろうし、自分の手の内は見せないけれど
『 人が何を言い、どう行動するかは じっくり観察させていただくわ 』的な姿勢は 
あまりフェアじゃないかもなぁ とは 思います。

署名

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