オーストラリアの永住権を更新することができた。
更新は5年毎になるのだけれど、そのうち2年以上オーストラリアに住まなければならないことが
必須条件になっている。
日本に帰国する前に、永住権を獲得してから2年半住んでいたので、問題なく一日で更新の許可が下りた。
でも、実際は日本に住んでいるわけだから、もしかしたら許可が下りないかもしれないし、下りたとしても
限定付きかなと思っていたので、本当に良かった。
最近、移民への風当たりが強くなってきているので、ずっとだめかと思っていた。
子供たちは自身をオーストラリア人だと思っていて、今は私の都合で日本にいるけれども、将来はオーストラリアに
戻りたいと思っているようだ。
私とマイクはともかく、子供たちのために永住権は確保しておきたかったので、本当に良かった。
日本人として、わたしが日本に居たいように、彼らもオーストラリアへの思いを秘めたまま、
今は日本に住んでいるという感じ。
時々、私もオーストラリアが恋しくなる時があるけれど、日本人として日本にいる居心地の良さとは比べ物にならないわけで、
彼らはオーストラリア人として、オーストラリアに戻りたいと思っているに違いない。
ところで、日大のアメフトの話。
勝つことが、すべてに優先される世界って分からない。
ジョナサンも厳しい練習に馴染めず、全く楽しめないという理由でラグビーを諦めた。
外国人の先生たちに言わせると「日本人はスポーツを楽しむことを知らない」という。
勝ち負けが全てになっているから、勝つためにすべてを犠牲にして、コーチのいうことは絶対で、良くも悪くも自分を完全に捨てていかないと
やっていけない。
わたしはジョナサン同様、そこまでしなければいけない理由が分からないし、当然できない。
日大アメフトチームの反則タックルの件。
実際に反則を犯した選手、20才で実名を公表し、顔をだして記者会見を通じて全国民の前で謝罪したその覚悟は相当のものだっただろう。
そして、楽しかったアメフトが楽しくなくなったし、今後アメフトを続けることもないと言っていた。
もちろん、自分がやったことに対する責任をとってのこともそうだろうけれど、大好きだったアメフトと決別するほどの、大きな失望のようなものを感じたのではないかと思いました。
胸が苦しくなる、居た堪れない会見だったわけだけれど、謝罪会見と言う名の告発であったような感じもするし、自分の犯した反則行為の背景の告白と謝罪、そしてすべてをうやむやにしてしまおうとする権威への挑戦とも感じ取れるあの会見。
可哀そうだけでない、彼の中に秘められた気迫のようなものを感じました。
権威や組織を敵に回して、20才の青年が自分のプライドとすべてを賭けてあれだけのことをすると決意したのは、並大抵の精神ではできないと思いました。
彼はあの反則行為を経て、自分や、組織や権威とのとてつもない戦いに挑んだような気もします。
反則を犯した選手の会見を経て、監督とコーチの会見もあったわけですが、選手の会見を完全に否定する保身のための会見には本当に驚きましたが、良く考えてみれば、世間にはよくある話。
大きな組織とか、権威というのは、個の良心をいとも簡単に握りつぶしてしまえるものなのでしょう。
そして、この事件も半年もすれば何事もなかったように人々の記憶の隅においやられてしまうのが世の常。
喉元過ぎれば喉元過ぎれば熱さを忘れて、旧態依然とした体制が続いていく。
なんだかな。
なんてことを考えながらブログを更新しているのですけれど、私の傍では、散歩に疲れてすやすやと寝息をたててお昼ねしているはなちゃんがいます。
いろんなことがあるけれど、世の憂さを忘れさせてくれるはなちゃんが、本当に愛おしいです。
更新は5年毎になるのだけれど、そのうち2年以上オーストラリアに住まなければならないことが
必須条件になっている。
日本に帰国する前に、永住権を獲得してから2年半住んでいたので、問題なく一日で更新の許可が下りた。
でも、実際は日本に住んでいるわけだから、もしかしたら許可が下りないかもしれないし、下りたとしても
限定付きかなと思っていたので、本当に良かった。
最近、移民への風当たりが強くなってきているので、ずっとだめかと思っていた。
子供たちは自身をオーストラリア人だと思っていて、今は私の都合で日本にいるけれども、将来はオーストラリアに
戻りたいと思っているようだ。
私とマイクはともかく、子供たちのために永住権は確保しておきたかったので、本当に良かった。
日本人として、わたしが日本に居たいように、彼らもオーストラリアへの思いを秘めたまま、
今は日本に住んでいるという感じ。
時々、私もオーストラリアが恋しくなる時があるけれど、日本人として日本にいる居心地の良さとは比べ物にならないわけで、
彼らはオーストラリア人として、オーストラリアに戻りたいと思っているに違いない。
ところで、日大のアメフトの話。
勝つことが、すべてに優先される世界って分からない。
ジョナサンも厳しい練習に馴染めず、全く楽しめないという理由でラグビーを諦めた。
外国人の先生たちに言わせると「日本人はスポーツを楽しむことを知らない」という。
勝ち負けが全てになっているから、勝つためにすべてを犠牲にして、コーチのいうことは絶対で、良くも悪くも自分を完全に捨てていかないと
やっていけない。
わたしはジョナサン同様、そこまでしなければいけない理由が分からないし、当然できない。
日大アメフトチームの反則タックルの件。
実際に反則を犯した選手、20才で実名を公表し、顔をだして記者会見を通じて全国民の前で謝罪したその覚悟は相当のものだっただろう。
そして、楽しかったアメフトが楽しくなくなったし、今後アメフトを続けることもないと言っていた。
もちろん、自分がやったことに対する責任をとってのこともそうだろうけれど、大好きだったアメフトと決別するほどの、大きな失望のようなものを感じたのではないかと思いました。
胸が苦しくなる、居た堪れない会見だったわけだけれど、謝罪会見と言う名の告発であったような感じもするし、自分の犯した反則行為の背景の告白と謝罪、そしてすべてをうやむやにしてしまおうとする権威への挑戦とも感じ取れるあの会見。
可哀そうだけでない、彼の中に秘められた気迫のようなものを感じました。
権威や組織を敵に回して、20才の青年が自分のプライドとすべてを賭けてあれだけのことをすると決意したのは、並大抵の精神ではできないと思いました。
彼はあの反則行為を経て、自分や、組織や権威とのとてつもない戦いに挑んだような気もします。
反則を犯した選手の会見を経て、監督とコーチの会見もあったわけですが、選手の会見を完全に否定する保身のための会見には本当に驚きましたが、良く考えてみれば、世間にはよくある話。
大きな組織とか、権威というのは、個の良心をいとも簡単に握りつぶしてしまえるものなのでしょう。
そして、この事件も半年もすれば何事もなかったように人々の記憶の隅においやられてしまうのが世の常。
喉元過ぎれば喉元過ぎれば熱さを忘れて、旧態依然とした体制が続いていく。
なんだかな。
なんてことを考えながらブログを更新しているのですけれど、私の傍では、散歩に疲れてすやすやと寝息をたててお昼ねしているはなちゃんがいます。
いろんなことがあるけれど、世の憂さを忘れさせてくれるはなちゃんが、本当に愛おしいです。
彼があの会見で与える様々な影響や
自分への風当たりや
いろんなことを考え、覚悟して
会見したんだろうな、と思った。
私だったら彼を雇いたい!
と職場で言ったら、
上司も同じことを思ったんだって。
反則タックルはいけないことだけど、
あそこまできっちり正直に
打ち明けて謝罪しているんだから
彼は立派だと思ったなぁ。
つか、追い込まれて
常識的にはできないことを
やっちゃう心情になるって、
旧日本軍であれ、
ナチスであれ、
なんでもよくある話だよね。
お元気ですか?
試合での悪質タックルという過ちを経て、個の人間として正しいことを貫いた、このような若者がいるということに新しい時代への希望を見ます。
ひと昔前だったら、違う展開だったんじゃないかなあ?
悪しき慣習の打破という方向に向かっていけばいいなぁと思います。