さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

ビーチで遊ぶ

2014年01月29日 15時50分00秒 | Web log
ジョナサンの友達のお母さんと子ども総勢6人連れて8人でビーチへ行きました。

僕も一緒に行かないといけないの???と言っていたベンジャミン
海へ着いた途端、人が変わったように喜んで、私の手をぎゅっと握って
寄せてくる波を何度も何度も飛び跳ねて、マミーも!!!と言うので
わたしも一緒に飛び跳ねて....

一体、何度跳ねたことか。(膝...大丈夫か??)

ジョナサンとジョナサンの友達はボディーボードやサーフボードに乗って
波と戯れ。

わたしもちょっとだけボディボードを貸してもらって、ちょっとだけ波乗り

海で遊んでいるときの子供たちの顔は本当に生き生きしていて楽しそう。

私もわずらわしいこととか何もかも忘れて、無邪気な子どもに戻った
ような気持ちになりました。

10時に家を出て、1時半すぎまでビーチで遊んで、一緒にお昼食べて
帰宅したのが3時半。

楽しかった~

その後2時間ほどお昼寝して、ジョナサンのT Ballの試合へ。

たまたまキャッチャーをしていたジョナサン、べースに向かって
走ってきた女の子にタグしようとしたら、女の子が脱いだヘルメットで
ジョナサンの顔を強打。鼻血、そして唇の裂傷で流血惨事。
歯もちょっとだけ欠けた模様....

スポーツに怪我は付き物とはいえ

そんな一日でした。

ところで写真は?

2014年01月27日 09時01分46秒 | Web log
コタキナバルに買ったばかりの一眼レフを持っていきまして。

写真とりましたよ。沢山。

動植物を中心に。

以前行ったときは、パナソニックのLumixというデジカメで撮ったんですが
オラウータンはちょっと遠くて、あまりきれいにとれなくて。

今回は望遠レンズをつかって、一眼レフで撮りまして

やっぱり比較すると、はっきりと違いがわかります。

でも野鳥なんかは、被写体が小さいし、遠いところにいるし、オートフォーカスで
撮ったのですが、鳥じゃなく周りにある木の枝に焦点が定まっていたりして、
自分が想像したようには中々取れないもんだなぁということが分かりました。

でも、やっぱりデジカメなんかよりいいわけです。私の腕が悪くとも。

で....アップを期待している人もおられると思うんですけど。

下手だからアップしたくないというわけでもなく。

マイクがGoogle+に一部アップしているんですけど、ノルウェーに行っちゃって
SDカードがどこにあるのか....分からないんです。

マイクに確認次第、アップしようと思いますので、期待せずにお待ちください。

海について

2014年01月25日 20時40分50秒 | Web log
コタキナバルでバジャウ族が水上生活を営んでいる話を書きましたが
きっとほとんど「垂れ流し」状態なんでしょう。

何でも海に捨てちゃうのは環境保護という意味でどうなんだろう....
という疑問がわきますね。

サピ島自体に水上集落はないものの、隣のガヤ島に水上集落があって
海は繋がってますから、単純に考えてもちょっと衛生的に

心配に....

はさほどなりませんけど...コタキナバルでは下痢、腹痛などになった
と聞いたことはありませんので。お腹の弱い私でも、大丈夫。

でも、バリ島は危ないですけどね。

しかしながら、海はどうやって様々な廃棄物を浄化するのか
気になったので調べてみました。

①希釈されて、水よりも重い粒子は沈む

②酸化、還元、凝集、吸着によって無害なものに変化、あるいは沈殿
しやすくなって、水中に溶出しにくくなる。

③プランクトン、バクテリアなどの微生物によって分解

と、3パターンあるそうです。自然界の働きってすごいですね。

だから、まぁ、自然分解されるものは、長い目でみれば、大丈夫なんでしょう。

問題は、分解されない重金属などの有害物質....これらが海底汚泥に含まれて
いるようです。

海に流して終わりではなく、必ず人間に跳ね返ってきますから、自然は大切に
しないと。

ふと思い出しましたが、宮崎駿氏の映画「千と千尋の神隠し」で湯屋に訪れた
臭い神様(オクサレ神)の体に突き刺さった刺(自転車のハンドル)を抜いたら、
ヘドロやら廃棄物のようなものがどろどろと流れ出てきてくるシーンがありました。

千尋とリンが命ぜられてオクサレ神をきれいにするわけですが、監督は千尋の
ような存在に希望を託しているのだろうと思います。

最後はきれいになってお帰りになりましたが、宮崎駿監督のメッセージ(警告)が
こめられているなぁと思います。

海について調べているときに海底汚泥の除去、再利用などなど研究、開発、実施が
進められていることも知りました。個人的にまったく目が届いていなかった分野ですが
頑張っている人もいるんだと思って感心しました。

ホリデー顛末記

2014年01月25日 12時51分14秒 | Web log
ということで、オーストラリアへ帰国。

ベンジャミンの発熱も帰国した夜に大量の汗をかいて完全に下がりまして。
ほっとしたところ、ジョナサンが発熱。

ベンジャミンから感染してしまったのでしょう。その後、ジョナサンは
副鼻腔炎になって発熱が続き、お医者さんに抗生物質を処方してもらいました。

そして良くなったかなぁと思ったら今度は抗生物質の副作用で下痢。

帰国して一週間、どこにもいけず.......息が.....詰まる....

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

ま、仕方ありません。色々あります。

今回旅行をして思ったことは父と息子のつながり。

本能的に男同士でしか分かり合えない何かがあるようだなぁ...と
プールでマイクがジョナサンとベンジャミンにシュノーケルの使い方
水深の深いところへの潜りかたとか、一生懸命教えているのを見て
私もある程度のことは教えられても、こんな風には教えられないなぁと
思いました。

私にはできないので、本当に尊敬します。

男性と女性は決定的に何かが違いますね。

外で鳥や動物など動いているものを見つけるときの速いこと。
道具を駆使してより高度な作業を成し遂げようとする欲求の強さ。
狩猟活動に適した能力が潜んでいるというか本能と結びついている
と思いましたね。(みんながみんなそうじゃないかもしれませんけど。)

昔、昔...学校なんてなかった頃はきっとこうやって父親は息子たちに
生きる術のようなものを生活の中で叩き込んだんだろうなぁ...なんて
妄想してました。(笑)

私に入る込む余地はありませんし、それでいいんでしょう。

父親の存在というのは自然の中で大きく発揮するんだろうと
思ったのでした。

最終日 インフルエンザ??

2014年01月25日 09時09分54秒 | Web log
リバークルーズから帰ってきてから、プールで再びプールでひと泳ぎ。
あまり元気がなかったベンジャミンがガタガタと震えだしました。

暖かいお風呂に入りたい....というので、プールを引き上げて
部屋に向かい、お風呂を準備。

お風呂から上がってベットに横にならせてチェックしたら体が
とっても熱い。

これは発熱..と思って、24時間体制のホテルの中にあるクリニックに
連れて行きました。

どうも症状からいってインフルエンザのよう。

パラセタモールをもらって熱をコントロール。
熱が下がっているときはケロッとして食欲もあったので、あと一日
薬でなんとか症状を抑えることに。

ベンジャミン、愚図りもせず、大人しくしてました。

ちょうどいいんだか、悪いんだか雨も酷くなって、夕方からどしゃぶり。
予定していたナイトウォークもキャンセル。

何もすることがないのでラウンジへ。

生演奏を聞きながらカクテル頂きまして。子どもにはアルコールなしの
カクテルを注文。

するとウェイトレスが「ふくろうが来てるけど見てみる?」と子どもを誘って
くれまして、子どもと一緒に彼女についていきました。すると目をキョロキョロさせた
ふくろうが一羽止まっています。

感動~

バンドの生演奏があるときはあまり来ないそうですが、雨なので雨宿りに
でもきたのでしょうか?そのホテルによくくるふくろうが3羽いるそうです。
で、もしふくろうの糞害にあったお客様にはスペシャルギフトが用意されている
とか。

残念ながら糞は降ってきませんでした。

ということで、最終日。

熱と寒気、頭痛と鼻水くらいの症状しかなかったので解熱剤(鎮痛剤)で症状を
緩和させるくらいしかすることなく。ベンジャミンもそれほど辛そうではなかった
のが幸い。

お昼にチェックアウトして、3時までホテルでうろうろして空港へ。

あっという間のホリデーでしたが、とても満喫しました。

コタキナバルを知らない子どもたちは「 行きたくな~い。どこか行くなら日本 」
と言っていましたが、楽しんでくれたようで、また来たいと行っておりました。

次はもっと奥地に行きたい私.....もっと色んなものをみてみたいです。

キナバル山にも登ってみたいんだけれど。

子どもと一緒は無理かなぁ....

6日目 リヴァークルーズ&Crab catching

2014年01月24日 09時54分59秒 | Web log
6日目 午後からホテルの近くを流れる川をクルーズするアクティビティに
参加。参加者、我が家のみ。ボート貸切状態。イエェーイ。

生憎、その日も天気は曇り。雨が降らないことを願いながら、景色を
眺めながら川を上流へ遡る。

マングローブを抜けて、その地域に住むバジャウ族(漁師)の族長の家で
サバコーヒー(サバ州でとれるコーヒー豆を族長が炒ったものだそうです)
とお菓子(米粉とブラウンシュガーと水を混ぜて練って揚げたもの)を頂き、
昔ながらの生活様式を守った族長さんのお家でひとやすみという行程。

Jetty(波止場、桟橋)を出発して最初に、カニを捕獲する網を仕掛けました。
帰ってくるまでにカニが取れているかなぁ??仕掛けた網は7つ。
確率はどれくらい?と聞いたら、まぁ、そのときによりますが何匹かは
捕れると思うとのこと。

網に浮き代わりにペットボトルを括りつけ、川に投げ込みました。
んー、どんなカニが捕れるかな?

クルーズ再開。

何度も言いますが、雨季ということもあって動物の活動はいまいち。
天気がいいと、マングローブの木に寝ているパイソンとか、川を泳ぐ
トカゲとか、見られるようですが、今回は鳥を数羽(Seaegle,
Brown Mini Kite, Egret)をみたくらい。

いつも川岸で休んでいると言われるウォーターバッファローすらいない!

跳ね上がる魚は沢山みましたけど。

心の中でブーイング。

でも、マングローブをゆっくり抜ける感じは、とりあえず「冒険している」
ようで、なんだかワクワク感と緊張感が混在するような感じですね。

ということで、水上集落へ到着。クルーズ中にいくつか疑問に思っていた
質問をしてみました。

①主に水上集落に住み、漁を営む部族の名前
→バジャウ族

②自然災害で家が壊れることはないのか?
→ほとんど、なし

③子どもたちは学校にどうやって通うのか?
→通わない。親から漁の仕方を学んで生計を立てる

④生活の変化を望む人たちはいないのか?
→若い人たちは、政府が無償で家を与え、陸上生活への移行を推進していて
若い人たちはそこへ移っているが、ほとんどは数世代同居で水上集落で暮らしている。

⑤政府は陸上生活への移行を推奨しているということだけれど、どうしてか?
政府は水上集落が「環境汚染にかなり影響している」と思っているから。

ということでした。

コミュニティーの族長さんの家はとてもシンプルなものでした。
家の中に飾られている漁に使う道具とか、日本の伝統的漁法につかう
道具に似ているものも見られました。

家の中央にはおそらく族長と奥さんが儀式とか寄り合いのときに座る椅子が
置かれ、周りに伝統音楽を奏でる楽器(ゴングと木琴みたいなもの)もありました。

どんな風に儀式が行われるんでしょう....??見てみたい。

家に使われている素材はもちろん天然素材。何かの葉っぱですね。椰子かな?
屋根の葺き方が日本の茅葺と似ています。面白いですね。一年に一回は屋根を
交換しなくちゃいけないということで、それも大変でしょうねぇ。
もちろん雨漏りもするとのこと。どしゃぶりのときなんて絶対濡れるでしょうけど
ああいう生活をずっと続けてきた人は根本的に感覚が違うんじゃないんでしょうか。

わたしたちは雨漏りはもちろん、家の中にいて人も物も濡れるなんてあり得ない
と考えますが、彼らは人は多少濡れてもいいけど、電気製品が濡れるのが
かなり困るといった感覚をもっているんじゃないかなぁ?

もしかして、これは観光用&儀式用で、別宅は陸上にあったりして.....?

ま、それはさておき「川の上」ということもあって、涼しく快適でございました。

アントラー(オス鹿)のスカル(頭骸骨)が飾られていてベンジャミンはそれに
反応。族長として象徴なのでしょうか???

トイレは...見当たらない。垂れ流しでしょうけど、隠さないのかしら?

とまぁ、好奇心は尽きず。興味深かったです。

お茶請けのお菓子は3つほど頂きました。油で揚げたということなので、お腹も大丈夫
でしょう。出されたものは美味しく頂く....鉄則ですね。

集落のまわりには牡蠣の養殖場もありましたね。

水上から木の枝が垂直に沢山突き出ていたのをみて、牡蠣の養殖と似てると思いながら
あれは何ですか?と聞いたらガイドのおじさん「カキ!」と日本語で回答。

輸出はしていないけれど地元でかなり需要があるそうです。そうそう、コタキナバルは
シーフードが美味しいです。(イスラム教なので豚肉は食べられません。ベーコン、
ソーセージは牛肉だったり鶏肉だったり)

ちなみに、牡蠣の生食は古代ローマ時代からの長い歴史をもっているらしく、日本の
牡蠣の生食は明治時代以降、ヨーロッパから流入してきたものらしいですよ。(Wikiより)
養殖の歴史は室町時代から。ま、それはどうでもいいですね。

帰りは仕掛けたカニを捕る網を引き上げて、3匹カニを捕まえました。捕りました。

捕ったカニは

Iron Crab
Alien Crab
River Crab

Iron Crabはごつくて強そう。Alien Carbは目がハマーヘッドシャークのように
とても離れていて、垂直線の両端についているような感じ。
River Crabは小さい普通のカニ

子どもたち、とても喜んでました。もちろんカニはホテルに売却....






ではなくキャッチ&リリースでした。

5日目 サピ島でシュノーケリング

2014年01月22日 22時50分45秒 | Web log
5日目...朝から空はどんよりと曇っていました。

んー、これじゃサピ島でのシュノーケリングは期待したほど楽しめないかも
しれないなぁと思いつつも、これ以上先延ばしにしても天気が良くなる保障もないので
とにかく行くことに。

ほぼ毎日、マイクやわたしが子どもたちにホテルのプールでシュノーケルの使い方を
教え、万全に備えました。

当日、ジェッセルトンジェッティに行くと、結構、混んでいてびっくり。
平日だから人が少ないのかと思ったら、マレーシアの祝日ということで
地元民も結構いたようです。

KKの沖合いにはガヤ島、サピ島、マヌカン島、マムティク島とあるのですが、
私が一度行ったことがあるからということで、サピ島に決定。

どれだけ魚が見えるかなぁと思いながら、11時半ごろ送迎ボートに乗り込みました。


島につくと、Jetty(桟橋)の下にうようよ魚が見えて、海が好きなジョナサンは
とても喜んでいました...が、実際は

とりあえず更衣室で着替え。そこも人が沢山で、わたしは早々に諦めて
マイクに手伝ってもらってタオルを巻いて外で着替え。
イスラム教が国教なので、不謹慎なのかもしれませんが、待ってられない。
待ってたら日が暮れる...

で、早速シュノーケリング開始!と思いきや。

ジョナサン、シュノーケリング拒否。

一度オーストラリアでくらげで酷い目にあってからくらげ恐怖症のように
なったのですが、「くらげに注意」の看板をみて「くらげがいるなら入らない」と
言い張りました。

どんなに言っても、頑なに拒否。

マイク、激怒。

それを見たベンジャミン、自分も拒否すると雷が落ちると思ったのか、ほぼ初めてにも
関わらず、シュノーケリングマスクをつけてマイクとともに深いところへ。

徐々に慣らしていけばいいものを...

で、かなり深いところまで行きまして、だいじょうぶかぁ????と思いながら
しばらくして必死になって帰ってきて、それからは「もう僕の義務は果たしたもんね!」
という表情で、海で泳ぐのはいいけど、シュノーケリングはしない、と一言。



一方、頑なに拒んでいたジョナサンに「気持ちが落ち着くまでとにかく、浜にいなさい。
本人が「やろう」という気持ちにならなければ、誰も無理強いはできないからね。」
と言ってほっといて、わたしとマイクはそれぞれにシュノーケリング。

でも、子どもたちをほったらかしにするわけにもいかず。

最初にシュノーケリングしたところは、思いのほか魚が見えなかったので、これじゃ、
ジョナサンをおびき寄せるにはちょっとインパクトが足りないなと思いまして
他のところに移動することを提案。

そこには沢山の魚が浜辺の近くですらうようよと泳いでいました。

なんで??と思ったら、中国人の観光客が餌付けしてました。

で、ベンジャミンを誘って、魚を見せましたが、生きた魚に囲まれるのが変な感じなのか、
気持ち悪いと言って砂場で遊んでました。

ジョナサンは、浜の近くで沢山の魚を見て好奇心がふくらんできたのか、しばらくして
マイクと一緒にシュノーケリングし始めました。(戦略勝ち)

ベンジャミンにはおとなしく浜で遊んでてもらって、しばらくマイク、ジョナサン、私で
珊瑚を目安に魚を探して泳ぎまわりました。太陽の光に助けられて、ちょっと日が差してきた時間は
比較的見えましたけど....天気に左右されますね。

詳しい魚の名前は分かりませんが、クラウンフィッシュ、エンゼルフィッシュ、スナッパー
虹色の魚などなど、本当に沢山の魚がいました。珊瑚の辺りには、やっぱり魚がいますね。
でもかなり破壊されていましたね。泳ぎに来た人が踏み潰しちゃったのでしょう。

3時間という約束でタクシーの運転手さんをJettyに待たせておいたので、2時には離島。
泳いでいると結構時間が経つのはあっという間です。

もっと長くいたかった....と思いながらも、ちょうと雲行きが怪しくなってきたので
タイミング的にはよかったのかもしれません。ジョナサンは、最後になって
「 もうちょっと泳ぎたい 」と言ってましたが、またの機会ということで。

Jettyからは、20分間隔くらいでボートがでるのですが、運転手さんが他の島からきた
ボートと競争し始めて、スピードを上げ始めました。波が結構あったので、大きな波の
後にドスンと落ちるんですね。で、何度も「ドスン、ドスン」と落とされるので、
おしりがかなり痛くなりました。

ボートのおじさん、ニヤニヤしてましたけれど....笑い事じゃ、ないよ。

4日目 ガイドさんのお話

2014年01月22日 09時00分34秒 | Web log
バードウォッチングの続きです。

バードウォッチングをしながら同行者のイギリス人エリザベスと
ガイドのエドさんとおしゃべり。

わたしはどちらかというとお話を聞くのが好きなのでお二人のお話に
耳を傾けました。

ガイドのEdさんはキナバル山麓出身のドゥスン族
11人兄弟で4年前にお父さんを亡くし、月に数回帰っては小さい弟妹たちの
父親代わりとして面倒を見ているとか。貧しい家庭に育ち、12歳のときから
ポーターとしてキナバル山にくる外国人相手の荷物運びの仕事をしていたらしいです。
そこで沢山の外国人に出会い、耳で英語を覚え習得。加えて山で育ったので野山の
動植物の知識が豊富。そして運よくシャングリラでの仕事をみつけ、働くように
なったとか。

小さい弟妹たちに一生懸命勉強してもらって、いい仕事につけるように助けたい。
亡くなった父親に代わって、お母さんを助けたい。
お母さんには一生懸命働くこと、どんなに貧しくても人に物乞いするようなことを
してはいけないと育った。小さいときからココナツの木に登って毎週日曜日
教会帰りの人たちにココナツの実を売って家計を助けていた。ココナツの実を
とるのも大変だけれど、重くて運ぶのも大変だったけれど、それがポーターの
仕事に役立ったとか。

ポーターの仕事をしていたときは、毎日決まった場所に行って、登山客がいれば
その荷物を運ぶ仕事をする。とにかく毎日行って、自分の名前が呼ばれるのを待つ
だけだった。仕事があるかどうかは、保障されていない。ただ行って待つ。
仕事がもらえればラッキーという日々だったと。本当に苦労したんですね。

でもニコニコと愛嬌よく前向きに生きる姿はとても好感が持てます。

勤勉な28歳。一度もボルネオ島を出たことはないけれど、一生懸命働いて、
お金を貯めて、飛行機に乗って外国に行くのが夢だそうです。

ボルネオの中心地はかなりにぎやかで開発も進んでおりますが、富と貧しさが
混在しているようなところです。

水上集落にすみ漁業を営むバジャウ族はお家も粗末で、見るからに貧しそうですし、
子どもには義務教育をうけさせず、親が漁師としてのスキルを子どもたちに教えて、
それで十分という人が多いそうで、漁師としての古くからの生活スタイル、方法を
頑なに守り、変化を拒む人が多いとか。

水上集落は環境汚染にも繋がるということで、政府は陸上の集落を無償提供して移動を
促進するように働きかけているようですけど。一部の若い人の中には新しい生活様式に
溶け込もうとしている人たちもいるらしいですけれど。

キナバル山麓は低地に比べると涼しく作物が育ちやすいということで農民が多いらしい
ですが、ドゥスン族の人たちもEdさんがそうしたように、山から降りてよりよい仕事を
求めて都市部で生活する人も増えていくのではないかと思うわけです。

これから大きく変化していくことでしょう。

10年後、20年後 コタキナバルがどのように変わっていくのか、人々の生活は
どのようになっていくのか....興味深いところです。

3日目 ショッピング 4日目バードウォッチング

2014年01月21日 09時00分37秒 | Web log
女性であるにも関わらずショッピングが好きではない私。
目的のものを買ったら、すぐ帰りたい性質です。
ショッピングに行ったときは自分にじっくり時間を使いたいので
誰かがいると集中できません。

が、ショッピング....

サピ島でのシュノーケリングに必要な軽食とかお菓子とか、それ以外にも
マイクが何かが必要だって言ってたので仕方ない。
トイザラスもあるので子どもたちもおもちゃにちょっと気が惹かれているよう。

ぐるぐる歩き回って、トイザラス行っておもちゃ買って、他にマイクが
必要なものを買って、サピ島用のお菓子とか飲み物とか買いましたが、
疲れて一日終わりました。

やっぱり私は買い物、嫌いだわ。

4日目は6時に起きてバードウォッチングへ。私以外はまだベットの中。
特に鳥オタクというわけでもなく、訪れた国でしか見られない動植物なら
なんでもオッケー。興味がわきます。ただ単に色々見てみたい。それだけ。
爬虫類、両生類、甲殻類、哺乳類、昆虫なんでもこい!

ということでNature Interpretation Centre へ。

ガイドさんはNocternal Aninal Watchのときのガイドさんでした。
そしてもう1人の参加者はイギリス出身の老婦人。71歳だとか。
でもとても若々しく、双眼鏡をもって参上。野鳥が大好きなのよー
と初めからテンション高く。

わたしは...カメラはもったけど双眼鏡わすれた....あぁ。

シャングリラホテルの敷地内からゴルフコースに抜けてぐるっと回って
帰ってくるという行程。

発見した鳥は全部で22種類

名前を挙げてみましょう(英語です)

Purple Heron
Great Egret
Chinammon Bittern
White-bellied Seaeagle
White-breasted Waterhen
Common Sandpiper
Spotted-necked Dove
Peaceful Dove
Pink-necked Green Pigion
Scaly-breasted Munia
White-collered Kingfisher
Pacific swallow
Yellow-vented Bulbul
Magpie Robin
Asian Glossy Starling
Olieve-backed Sunbird
Brown-throated Sunbird
Chestnut Munia
Wresthed Hornbil
Rainbow Macaw
Oriental Darter
White Egret

以上

何もしらずに見ていたら「鳥だ!」で終わってしまいますが、名前を知り
そして姿&形&色をじっくりみるとまた面白く、自然の色の美しさ鮮やかさに
感動したり。そして愛着もわいてきますし、自分の好みも分かってきます。

わたしはKingfisherが好きですね。
Bulbul(ヒヨドリ)も鶏冠(Crest)が可愛らしいです。

HeronとEgretは姿形が似ているので、違いはなんだろうと思って調べたり
興味が広がっていきます。詳細を知っていくと楽しいものです。

話変わって、毎年冬になるとインフルエンザが流行りますが、ウイルスを
運ぶのも実は渡り鳥らしいとか。

ということで、ボルネオ野鳥図鑑もゲットして、詳細を見損なった鳥たちの
姿を確認して、一人でまた外に出かけて確認したり、写真をとったり。
1人でホイホイと出かけていくきっかけにもなります。

2日目 Nocternal Animal Watch

2014年01月20日 09時00分57秒 | Web log
二日目の夜は、夜行性動物の観察。まず、餌付け場の近くに設けられた
東屋のようなところで動物が出てくるのを待ちます。

お昼にオラウータンを観にきたときに、すでに鹿はそこに出現していたので
鹿はいるだろうと思ったら、やっぱりいました。(笑)
鹿といえば奈良公園。修学旅行で行きましたが、餌付けすると人にすぐ
懐つく性質があるのでしょうか?
電灯を照らしても、逃げることなくむしゃむしゃと餌を食べ続けて
おりました。

次に出てきたのがBear catというクマみたいな猫。
(ビントロング、クマ猫)

真っ黒の毛皮に覆われ、横顔は結構凶暴で、白い牙が目立ちます。
すぐにBear catの子どもらしいものがでてきましたが、かなり用心深く
ちょっと出現したあと、すぐ木の上に登っていってしまいました。

そしてしばらく観察していると立派な角をもったアントラー(牡鹿)が出現。
非常に勇壮な姿で美しかったです。雌鹿に比べると用心深い...というか
人間同様、雌(女性)やっぱり食べ物に弱いということなんでしょうか?
ま、それはさておき、牡鹿はちょっと出現してすぐ森の奥に帰っていき、
他の鹿たちも彼について立ち去っていきました。

その後、ガイドについて森の中のトレイルを歩きまして、他の動物の出現を
期待したのですが、出会ったのは「やどかり」と「タランチュラ」のみ。
雨季は動物の活動が緩慢になるらしく、今回は残念でした...ということでした。

それにしても、やどかりって森の中にいるの???海の中、あるいは浜辺に生息
しているものじゃないの?と思ってびっくり。

山というほどの山ではありませんが、人間が登っても結構傾斜があったりして、
波の音は聞こえるものの、海からは比較的距離はあったんですけど、森での
遭遇にちょっと感動しました。

重い殻を背負ってご苦労さま。踏まれないように気をつけてね....

で、タランチュラは高い木のうえの枝と幹の間の割れたところにじっとしていた
ところをガイドさんに教えてもらいました。きっとお決まりの場所なんでしょう。

その後は歩いても歩いても動物に遭遇することなくそのまま解散。

ちょっと残念でしたが、それが自然の醍醐味。偶然出会えるからこそ感動も
大きいというもので、100%みたかったら動物園に行けばいいわけです。

チャンスがあったらまた来たいねぇといいながら、翌週のナイトウォークに
期待して、お部屋にもどりました。

署名

<script src="http://www.shomei.tv/project/blog_parts.php?pid=1655&amp;encoding=euc"></script>