さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

消費カロリー200kcal

2013年04月27日 14時38分22秒 | Web log
宿題をこなすためにパソコンばっかり見ているので、今朝起きたら、
肩がガチガチ。

頭もボーっとするし、これじゃいかんなぁと思って
ちょっと気晴らしに走ってきました。

で、スマホのAppでいいのがあったので、とりあえずダウンロード。

RunKeeperというAppです。

GPS機能がついています。
で、総走行距離、平均速度がでてきます。
ついでに、消費カロリーもでてきます。
Google Mapに連結されるので走った場所がGoogleMapに
表示されます。

便利ですねー。

で、最後に「今日はどうだった?」って質問されるので
それに答えると、ま、ジョギング日記のような形で記録されます。

で、次のジョギング予定を設定すると、その日に携帯へリマインダー
が送られてきます。

私が今日走った距離は4km。30分で走りました。
消費カロリーは200kcalで、ハンバーガー半分くらい。

だいたい週に一回は泳ぎに行きますが、それ以外ほとんど体を動かしませんので、
30分で200kcal消費したところで、たいしたことありませんね。

年齢とともに新陳代謝も落ちてきますしね。

続くかどうか、わかりませんが、こうやって数値化するといろんなことが具体的に
見えてくるので面白いです。

スクールホリデー 真っ最中

2013年04月26日 12時22分29秒 | Web log
ただいま、スクールホリデー真っ最中。

最近、パースも肌寒くなってきて、長袖の服を着るようになりました。

心地よい、いい季節です。

さて、スクールホリデーとは言っても、宿題もあるし(私)、気が抜けません。
子供ほったらかして、パソコンとにらめっこな時間も多く。

子供に悪いなぁという気持ちがてんこ盛りになってきたので
来週はいろいろ予定を入れたいと思います。

で、気になるのが、子供たちなんですけどね。

こちらがお膳立てしないと、動かないんです。

たとえば、退屈だから友達を呼びたいとか、友達と公園に行きたいとか
いろいろあるでしょうに。

もうジョナサンも5年生なんだから、友達となら公園に行くのは問題ないし
自分でいろいろ考えて行動してもいい年だと思うんですけどね。

わたしなんか、5年生とか6年生のときは、友達と自転車に乗って遠くへでかけたり
男の子の友達なんて川につりに行ったりとかしてたし、市主催のオリエンテーリング大会に
友達とグループ組んで申し込んで優勝したりとか、いろいろやりたいことやってたのに。

でも、当時の大人たちは「私たちが10歳のころは親の手伝いで畑仕事とか田植えを
していたものだ。あぁ、いまどきの子供は....」なんて思っていたんでしょうけどね(笑)

私たちの世代は「新人類」世代で、まぁ、当時いろいろ言われたわけだしね。

ジョナサンも5年生になって、外で遊ぶよりは、部屋にこもって友達とスカイプしたり
オンラインゲームしたり、日本のアニメを見たりなど、落ち着いてきたというか
活動がよりインドアになってきました。

マイクいわく「外に出なくても、友達と楽しく遊べる時代だからね。」

ま、そういうもんなんでしょう。

親だって「外で遊べ」といいながら、友達同士で公園に行くと心配で心配で様子を
見に行くという人もいるくらいですから。

学校では Stranger Danger(知らない人は危険だ)というスローガンを叩き込まれているし
子供たちも外に出るよりは、家で遊んだほうが安心とどこかで思っているのかもしれません。

で、スカイプとかで友達と「大きくなったら....」なんて話したりしているのを聞くと、
ま、わたしたち世代とは違う環境で育ってはいるものの、彼らなりにそれなりの大人に
なっていくんだろうなぁと思う今日この頃。

イルカを追いかける

2013年04月19日 17時37分02秒 | Web log
病院実習が終わってすぐ授業が再開し、アサインメント(課題)

に追われておりました。

そして一学期が今日で終わって、明日から スクールホリデー!!!!!

うれしいですね。

さて、先週の日曜日、子供たちをつれて釣り&カヤックに行ってまいりました。

Canning River です。Canning River は下流でSwan River合流し、インド洋へと
流れていきます。

そして、時々川を遡ってくるイルカの群れに遭遇することがあるのですが。

ラッキーにも、その日私たちが到着してすぐにイルカが姿を現しました。

マイクが遅れて到着し、カヤックを準備して追跡開始。

わたしも連れてってーと思いましたが、子供を残して二人だけでイルカを追いかける
わけにもいかず。

でも、しばらくしてかなり川岸に近づいてきてくれたので、イルカの姿を
見ることができました。

かわいいですねぇ。

で、しばらく沖のほうで周回したあと、下流の方へ泳いでいきました。

んー、近くで見たかった。

しばらくして、ベンジャミンがカヤックに乗りたいというので、べンジャミンを
乗せて漕ぎ出したところ、イルカが再度出現。

もう、これは追いかけるしかありません。

マイクが「この川は急に深くなるからあまり遠くへ行ってはだめだ」と岸から叫ぶ
のですが、「そんなことどうでもいいもんねー」と一瞬、好奇心の誘惑に誘われました。

が、後ろでベンジャミンが「怖いから遠くへはいけない」とわたしの理性へ訴えかけます。

冷静になって

「 万が一転覆したとき、わたし一人ならなんとかなるけど、ベンジャミンがパニックに陥り、
わたしにしがみついたら私はベンジャミンを抱えて泳ぐことはできないなぁと思い、彼の安全を
選びました。 」

ベンジャミンが後ろに乗っていなかったら、私は漕ぎ出していたことでしょう。

あぁぁぁぁ

すると、イルカがまた川岸近くに接近してきたので、ベンジャミンを降ろして、一人で突進。

あぁ、かわいい。

とても楽しいひと時でした。

私立(プライベート)と公立(パブリック)の住み分け

2013年04月08日 09時40分46秒 | Web log
さて、こちらの医療保険についてですが、以前もブログで扱ったことが
あるような気がします。命は平等に尊いのか?その1から完まで

今回、病院実習をして思ったことはオーストラリアでの私立および公立の病院の
住み分けです。

私立の病院へ行くには、プライベートの医療保険に入っているあるいは全額負担する
のいずれかが前提です。

プライベートの医療保険を取り扱う会社は数社あって、加入者が自分の必要に応じて
プランを選択してお金を払います。

ちなみにオーストラリアは救急車の利用は有料で、以前私が利用したときは600ドル
支払いました。日本円で6万円弱。

ということで、プライベートの保険に入るときに救急車のみを選ぶ人もいれば、救急車と
歯の治療のみとか、まぁ、いろいろなプランがあるわけです。

公立の病院での治療は基本無料(イギリスも同じ)なので、公立病院での治療で十分と思う人
は余計なお金を払いません。

が、公立病院は無料だけあって、治療にかなりまたされます。優先順位の高い、緊急性の
高い病気に関してはすぐ診てもらえますが、命に関わらないものであれば、先送りされます。
膝の手術がなんども延期になったという話はよく聞きます。

ということで、お金を払ってもきちんと診てもらいたいという人は、プライベートの保険に
入りますし、地元のGPも、プライベートの保険に入っている人に対しては、公立の病院宛に
紹介状は書いてくれません。

私立の病院に来る人=プライベートの保険に入っている人というのがほぼ前提となっています。

で、プライベートの保険に入っている場合、カウンセリング、作業療法、理学療法、血液検査
すべてが保険適用となり(それでも全額適用ではないはず)、少ないお金の負担でそれらの
サービスを受けることができます。(ちなみにプライベートの保険では、眼鏡やコンタクト
レンズの購入もプランによっては保険対象になります。)

年単位で多額のプライベートの保険料を払っている消費者としては、使えるサービスが
あるなら使おうという気持ちになりますし、保険が適用になるなら病院側も安心して手厚い
サービスを提供しようという感じになるわけです。

そういうシステムだからこそ、私立の病院では患者さんに対するホリスティックなアプローチが
可能なのかなぁと。

お金を払っている人はそれなりのサービスを受けることができるという、ま、資本主義の
基本ですね。

でも、そこで「じゃ、お金のない人はどうなるの?」ということになるわけです。

お金のない人は、公立病院のサービスで我慢してください....ということです。

公立の病院がどの程度のものか分かりませんが、以前救急で運ばれたときは
ひどい扱いを受けて私は二度といくもんかと思いました。

実習中、ある患者さんが、「以前、同じ病気で公立の病院へ救急車で運ばれたときは
『この病気に関しては明確な治療法がありませんから、とっとと帰ってください。』と
言われたんだ。でも、ここではちゃんと僕の問題を気にかけて、解決しようと頑張ってくれる
お医者さんがいる!本当にうれしい。」と話してくれました。

その点からすると日本のように、2割(3割ですか?)負担の原則で国民全員がほぼ
等しい治療を受けられるというのは差別がなくてとてもいいということになります。

が、その反面

医療従事者は疲れ果て、救急車をタクシー代わりにつかう、救急でもないのに救急車を
呼びつける人がでてくる→本当の救急患者の手当てが遅れるなどといった、弊害が起きている
のも事実かなぁと。

システム自体が疲労し、あちこちで問題がでてきているのではないかなぁと思いますが、
いかがでしょうか。高齢化が進んでいく中、問題はさらに大きくなっていくような気が
します。

全体の質を保持するために、患者ひとりひとりに対するサービスの質が少しづつ低下してくる
ということが避けられなくなってくる。

やっぱりお金、予算が前提としてありますからね。

難しい問題ですね。

アメリカが一番顕著かと思いますが、お金のある人はよいサービスを受けられる。
収入による差別、区別がでてくるということなんでしょう。

ま、日本はそれほど露骨ではないにせよ、保険適用外の治療とか薬とかの選択肢が
あって、それもやっぱりお金のある人は選択できるけれども、でなければ諦めなければ
ならないということも実際あるわけでして。

それが現実ということなんでしょう。

病院実習 終了!!!!!!

2013年04月06日 21時35分39秒 | Web log
4週間に渡る病院実習が終わりました。

あっという間の4週間でした。学校では学べないこと、リアルな看護師の仕事を
体験することができて、とても楽しい4週間でした。

ま、ちょっとむっとすることもありましたが、完璧な世界なんてありませんしね。

私が実習をした病院は キリスト教系の私立の病院でした。

実習中、病院の中でホリスティックアプローチ(全体的アプローチ)が
実践されていることがよく分かりました。

ホリスティックアプローチというのは、からだ・こころ・いのちのつながりを
大切にしたケア。

ホリスティックアプローチを実践するための、徹底した分業主義。

PCAはシーツの交換、食事の配膳、部屋の掃除、患者の移動を担当。

看護師の仕事は、薬(注射も含めて)の管理と服用の実施、バイタルサインの測定
および、患者の健康状態をモニタリング。医師と患者の間に立って、患者の状態、
変化等を伝え、指示に応じて薬の処方量を変えたり、処方された薬を一時停止したり、
追加検査をアレンジしたり、傷の処置・管理、衛生管理、患者さんの声、状態等を
患者さんに代わって、医師に伝える役目を果たします。

作業療法士は退院に向けて、様々な術後の訓練(歩行、呼吸訓練など)を実施

ケースマネージャーは、患者さんの社会的・心理的ケアが必要かどうかを
判断するインタビューを行い、必要に応じてソーシャルワーカー、パストラルケアを
手配します。

ケースマネージャからの依頼に応じて、ソーシャルワーカーは、特に身寄りのない人が
退院後に必要な様々なことをアレンジ。

パストラルケアは、カウンセリングを行い、心理的なサポートを行います。

血液検査が必要な場合は、臨床検査技師が病室に直接来て採血を行います。

ひとりの患者さんに対して必要なケアが多くの人が関わって実施されています。

そして、患者さんのファイルに各自が必要な情報を残していきます。

看護師もその日に応じて担当する患者が異なるために、申し送りによる情報の
共有化が徹底しています。

ミーティングルームでの申し送り。その後、患者さんへの挨拶も兼ねて、シフトが
切り替わるたびに、前のシフトで担当した看護師から、次のシフトで担当する
看護師への申し送りが患者さんのベッドサイドで行われます。

そして、病棟を3つに分け、担当する患者さんが決まったあと、大抵看護師2人がチーム
になって看護を行うので、ひとりが何かをし忘れても、もうひとりがカバーしたり、
ああしたほうがいいとか、こうしたほうがいいとか、話し合いながら看護が進められて
いき、二人で解決できないことに関しては、専門看護師の指示を仰ぎます。

手が空いてれば、担当外のエリアの看護師の仕事を手伝ったり、病棟全体をみんなで
看護しているという印象を強く受けました。

ということで、構造的にバランスよく看護されているなぁという印象。

だれかが「なんでもかんでも」こなすという感じではなく、それぞれが、自分に
課された職業としての責任を果たし、情報を共有し、連携をとりながら治療、および
ケアを進めていく、という感じですね。

とくに患者さんと過ごす時間が比較的に長い看護師は、あぁ、この人は肉体的な病気だけでなく、
精神的なケアが必要だなぁ、不安を抱えているなぁということはちょっとした会話ですぐピンときます。

が、大抵カウンセリングやソーシャルワーカーが手配されているし、もし手配されていなければ、
手配するという形で専門家にお任せして、それぞれがそれぞれの仕事、看護師は看護の仕事に集中
できるという形です。

日本で看護師として働いたこともなければ、入院したのは一度きり、しかも10年前
の話なので、日本の病院もこんな感じなんでしょうか??

最初に述べましたが、私が実習を行った病院は「私立(プライベート)」なのですが
その病院で実施されている「ホリスティックアプローチ」がどうして実現可能なのか?
という点について、その理由を次回探ってみようと思います。

署名

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