さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

Assignment の嵐

2012年09月05日 10時46分51秒 | Web log
こんにちは。

ご無沙汰しております。

いやぁ、Assignment(宿題、課題)が毎週山のように出されまして。

土日もなく、パソコンや本とにらめっこ状態です。

口の中は口内炎がちらほらと。

前もちょっと触れましたが、眠れないとか、胸が苦しくて救急に運ばれたとか

精神的にプレッシャーを感じているクラスメートもおりまして。

みんなそれぞれに必死で頑張っています。

独身者よりも、圧倒的に既婚者、そして子育て中の人が半分くらい占めて
いるので、「 時間のやりくり 」にヒーヒー言っております。

しかしながら

学生しながら、主婦業&三人の子育てをし、そしてパートタイムで働き、

妊娠までしているという驚異的な人もおります。パワフルー。

さて、生理学は、細胞、組織、皮膚、骨格、筋肉まで習いました。
時間をかけつつ 収集した情報を頭の中で整理しながら、繋げながら、
少しづつ理解を深めているといったところです。

そして、先週は First Aid の講習会がありまして、無事合格。
(って、真面目にこなせば、誰でも受かるんですけどね)

本当に救助できるのか????不安~。

そうそう、以前 mouth to mouth なんてありましたが

今は、なんらかの病気に感染する恐れがあるので、マスクが手元にない場合は、
mouth to mouth はしなくてもよいという流れが主流だそうです。

First Aidの講師がしてくれたオーストラリアであったお話

休暇中の救急救命士が、ある赤ちゃんが瀕死状態だったので、mouth to mouthを
して助けたそうです。でも、残念なことに赤ちゃんは助かったのですが
赤ちゃんから複数の感染症をうつされてしまい、休暇中だったという理由で労災も下りず、
慢性疾患をもっているということで生命保険に入ることもできなくなり、
もちろん仕事も続けられなくなった。

ということで、まず、人を助ける場合も、まず自分の身の安全確保が第一と、
耳にたこができるくらい言われました。

自分の身の安全が第一と言われて、それはそうなんですけれども、
なんとなく心の底でしっくりこない。
その救急救命士の顛末を聞いたときは本当にショックでした。

こんなんじゃ、人助けなんてばかばかしくてやってらんねーという思いが
国中に蔓延してしまうのも無理はないでしょう。

そして、ふと思いました。

日本では、震災があったときに、自分の身を挺して頑張った多くの人がおりますが、
こちらでは、自分の身を危険に晒す必要はないという考えが強いかと思います。

だから、日本人の献身的な犠牲も厭わない姿に心からの感動を寄せるというか、
自分の身の安全をまず第一に確保するという考えなので
「 そんなことあり得ない!!!! 」と多くの外国人は思うのかなぁと思いました。

署名

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