さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

復活

2014年08月06日 11時51分30秒 | Web log
鎮痛/解熱剤なしで二日間(先週の金曜日と土曜日)戦った結果、日曜日には
熱も下がって、かなり元気になりました。

ということで、オーストラリア介護者声明の訳もつけておきました。

日本では、というかきっと多かれ少なかれアジア全体がそうかな?と思いますけれど、
家族(配偶者やお嫁さんあるいは娘や息子)が様々な犠牲を払って介護するのが当たり前
のように考えられていて、介護を引き受けている人たちの個人として権利が無視されていることが
ほとんどかと思います。

そして「それが当然」というような風潮がまだまだ根強いような気がします。

そしてメインで介護をしている人は、肉体的にも精神的にも気が休まることなく、
時には個人のキャリアも諦めて、終わりのときがくるまで、介護し続けることに
なっているのではないかなぁと推測します。

私が思うに、この介護者声明の素晴らしいところは、介護する者の個人の権利が
しっかり受け止められ、それを保護するように明らかにしているところでしょうか。

そしてオーストラリア政府が宣言する=国がそれを保護するという姿勢を
明らかにしているという点にあります。

介護される人の権利とその保護はもちろんですけれど、それと平行して介護する人
の権利と保護についてのコンセプトが明確に示されていて、国内で行われている
介護事業もまたそれに則したものとなっていますので国民もある程度安心して
生活できるわけです。

先日記事にあげた My Aged Care というウェブサイトもそうですし。

そういえば、ラジオを聴いていたときに税金に関する国民の意識調査の結果について
語られていたのですが、オーストラリアの国民の多くが払った税金が健全に使われている
と思っていて、払った分だけのサービスを十分に受けていると思っているということでした。
そして、その多くがもし必要ならもうちょっと払ってもいいと思っているそうです。

確かに行政サービスは十分行き届いているなと思います。

もう一つ care giver's bill of rights というのがあるので、次の記事では
そちらにもちょっと触れてみたいと思います。

署名

<script src="http://www.shomei.tv/project/blog_parts.php?pid=1655&amp;encoding=euc"></script>