半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ウルトラヴァイオレット:コード044(全12話)』を観ました。

2008-09-17 21:00:00 | あにめ&ひーろーの部屋
 044(フォーティー・フォー:朴路美)はウィルスを使った遺伝子操作によって、ずば抜けた戦闘能力を手に入れた最強の女戦士。しかし、その力と引き替えに、彼女の寿命は残りわずかとなってしまった。
冷酷な殺人マシーンであった彼女は、始めて「殺せない」存在と出会う(公式サイト

 映画の「ウルトラヴァイオレット」(実写版)はとてもカッチョイイ作品でした
ミラ・ジョヴォヴィッチは女戦士としては適任だったし、近未来の世界、そしてそこで繰り広げられるスピード感たっぷりのアクション
そんな作品、アニメ化と聞いたときには、「うん、アニメに合ってるかも」と思いました。
で、監督が出崎さん(「あしたのジョー2」「スペースゴブラ」)と来たもんだから、そりゃあ期待しちゃいますよ
で、1話を観たんですが、すぐ思ったのは、「あれ?なんか古臭い
目の前には、前述の通り、近未来の世界、冷酷な女戦士がいて、謎めいた物語が展開されてます・・・なのに・・・
 その要因として一番だったのは、「スピード感が全く無い」というところ
実写版で感じた展開の速さ、アクションの速さが抜けているんですよねぇ
実はこれ、良くも悪くも出崎さんの作品の特徴でもあったんです
「あしたのジョー2」「スペースコブラ」でも共通であった、至るところで静止画を多用し、セリフのみで表現する演出、印象に残る演出ではあるんですが、コード044のアクションには全く合わないです
このスピード感が無いがゆえ、話も「もっさり」してて、物語にも盛り上がりが無くなり・・・残念な展開でした
そんな印象が、「古臭い」という感想に至ったってワケです。
ま、物語もイマイチだったかな。コード044の悲しい運命をもうちょっと前面に出せば盛り上がったのに・・・
ちゅうことで、敵のダクサス二世は、まんまジャック・バウアーで30点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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