半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『デビルズライン(全12話)』を観ました。

2018-06-26 21:05:41 | あにめ&ひーろーの部屋
 この世界にはヒトに紛れて「ある者たち」が暮らしている。並外れた身体能力を持ち、ヒトの血を啜る存在──
それを知る者は、彼らを『鬼』と呼び、恐れた。
『鬼』たちの吸血事件に対し、警察は密かに鬼専門の捜査チームを編成していた。
警視庁公安五課──
そのメンバーには吸血の経験を持たない『鬼』も捜査官として配属されていた。
公安五課F班所属の安斎結貴は『鬼』とヒトとのハーフであったが、かつて吸血欲を感じたことはなかった。
ある連続暴行吸血事件の捜査にあたっていた安斎は、平つかさという大学院生に出会う。
『鬼』からつかさを救った安斎は、彼女に対してかつて感じたことのない衝動を覚える。
それは安斎にとっての鬼の本能の目覚めなのか、それとも……。
公式サイトより)

 「モーニング・ツー」に連載していた花田陵さん同名コミックのアニメ化だそうです。2018年第2Qアニメの最初のレビューです 
公安9課が素子さん(攻殻機動隊)と思っていたら、5課は「鬼」のチームなんですね
まあ、この作品の世界である「鬼が密かに紛れている」状態では、5課のような専門部隊は必要なんでしょうね。
その中で、主人公たる安斎は、デキる奴のように見えたものの、実際はただの「ウブ」だったのかな
つかさと出会って、色々と目覚めてしまったようで・・・
一方のつかさも、完全に一目惚れに見えましたので、「鬼と人間とが一緒になれるのか」というテーマと決めつけてしまいました。
実際、途中、若干エロいシーンなんかもあったり、つかさは「自らの血を与えて」までも一緒に居ようとしているし・・・ね
そんなラブラブな中盤を、後半、「鬼」の存在がまたブチ壊していきました
危機的状況な安斎を、つかさは「愛」で救えるか・・・やっぱり、そこで12話はまとめた感があります。
もっともっと苦難であったり、切なくあったりと出来そうなネタだけど、意外に呆気なかったなぁ
ちゅうことで、周囲の登場人物のエピソードが皆無で可哀想・・・で45点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『ブラックペアン(全10話)』を観ました。

2018-06-26 20:30:00 | どらまの部屋
 天才的な手技(縫合技術)を持つ外科医・渡海 征司郎(二宮和也)。大学病院にいながら出世に興味のない一匹狼で、万年ヒラの医局員だ。手術成功率100%を誇る孤高の天才外科医である一方、その傲慢な性格と言動が周囲との軋轢を常に生んでいる。同僚からは「患者を生かし、医者を殺す」と評される、通称“オペ室の悪魔”。そんな渡海がメスを握る東城大学医学部付属病院に、他大学出身の新任の医師によって「外科医の腕を全く必要としない」手術用最新医療器具が持ち込まれ、新しい手術の形が導入されようとする。技量に左右されず誰でも扱えるという心臓手術用の医療機器に、外科医として手術の工程の一部を本当に任せることが出来るのか? この技術導入に裏はないのか…? と疑い、反対する渡海の闘いが始まる。
TBS番組紹介より)

 海堂尊さんの小説「新装版 ブラックペアン1988」のドラマ化だそうです。日曜劇場、今回も見続けてみました
そもそも、「ペアン」というものの意味も分からずに・・・止血鉗子だそうで・・・「黒い止血鉗子」・・・うーん、キナ臭いタイトルですな
主人公の海渡も、「天才外科医だけど・・・ちょっと・・・」ブラックジャックとも違う、独自路線を歩む医者ですね
ただ、そんな「凄腕」なれど、何故か彼は大学病院にヒラ医者として勤務を続けてて・・・
次々と同僚を「蹴散らし」、最新医療を「けなし」・・・結果的に(自らの手で)治してしまうから、誰も文句を言えない・・・序盤はそんな連続でしたね。
その裏で、大病院ならではの「権力抗争」があったり、医療企業とかとの「癒着」なんかがあったり、「日曜劇場」っぽいネタが満載で、飽きません
後半は、(途中ちょこちょこレントゲンが出てたけど)「ブラックペアン」たる話が出てきましたね。
この「謎解き」のためだけに、海渡はこんな生き方をしていたんですね
ここまで、色々な人物が出てきて、みんな「良い人」なのか、「悪い人」なのか揺れ動いてばかり(そういった行動とるし、思わせぶり)だったけど、予想よりは良い形で収束して良かったです
「医者連中」としては、結構なハナシで感心しちゃいましたが、「患者」目線で言うと、あんなキナ臭い医者が担当になったり、一刻を争う手術時に、喧嘩したり、何人も出入りしたり・・・困った連中ですよね
巷でも、そういった批判はあるみたいですが、ま、エンタメドラマとしてみれば、十分楽しめましたよ
ちゅうことで、小田和正さんのエンディングは、最終回でやっと「しっくりきました」・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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