『OBSOLETE(全6話)』を観ました。

　2014年、突如現れた異星人は、人類に対して「交易」を要求。彼らが石灰岩の対価として地球にもたらしたのは、意識制御型汎用ロボット「エグゾフレーム」だった。
戦闘機よりも戦車よりも銃よりも安価で、誰でも簡単に乗りこなすことができる「エグゾフレーム」は、またたくまに拡散し、世界を変えていく・・・。
「現在、すべての電波帯域に、五種類の言語で呼びかけています。我々は政治干渉も文化交流も望みません。ただ通商のみを希望します。国家、民族、思想、その他あらゆる差違について我々は区別いたしません。すべての地球人類に、平等に、均等に、この交換条件を提案いたします」
(公式サイトより)

　虚淵玄原案、武右ェ門制作のCGアニメというのも話題でしたが、一番ビックリしたのは、Youtube Originalという方式だったことです
昨今、ネット配信のオリジナルアニメは幾つも出ていますが、どれもが、基本、「有料」ですよね。製作に金かかってるんだから、仕方ないとは思いますが、アニメ好きな視聴者からしたら、全てを観れるワケじゃないです。。。
そんな中で、無料で見れる・・・これだけでも嬉しい限りっす
1話がたった10分ちょっとというショートアニメではありますが、まずは、そのクオリティにビックリです
フルCGなんだけど、「斜」を多用しているのか、無機質じゃないですし、そこで描かれる「リアル・ロボット」も魅力的ですね。
昔の「ボトムズ」のATのように、ロボットはあくまで「道具」という存在。(企画で高橋良輔氏が携わってるのもうなずけます)
で、その「道具」が、2014年の地球・世界にとっては、「出来過ぎのモノ」である点についてがポイントであり、その良い「モノ」を手にした様々な人種、組織、国の人間が、どういった生活をしているか・・・というのを1話1話、丁寧に描かれていたと思います。
決して派手ではないけど、妙に説得力があるというか・・・その点も、「リアル」に感じました
今回は前半だそうで、2020年の冬に後半がリリースされるそうですが、大きな物語ではなく、今回のような1話完結で様々な「考え方」を見せて欲しいですね
ちゅうことで、異星人の目的とかが全く分からないから、そちらも「外伝」で・・・で、75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません