半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『猿の惑星 聖戦記』を観ました。

2020-09-06 17:43:33 | えいがかんしょうの部屋
 猿と人類が全面戦争に突入してから2年。森の奥に潜んでいた猿のリーダーのシーザーは妻子を人間たちに殺され、仲間たちを新たな隠れ家へ向かわせる一方、自らは復讐の旅に出る。その途中、口のきけない人間の少女を助け、人間の物資を盗んで生きているチンパンジーから人間の軍隊を率いる大佐の居場所を知り、彼らのいる巨大な要塞へと向かう。
(MovieWalkerより)

 「猿の惑星」をリブートした新しい3部作の完結編となります
何せ2作目(新世紀ライジング)を観たのが5年前で、最初見始めてみたものの、すっかり背景を忘れてたので、この土日で気合入れて1作目、2作目を復習して挑みました
まずは、シーザー・・・生きてましたね。良かった良かった
前作で乱れまくっていた「統率」も落ち着いているようですが、生活という点では現状は厳しく、新たな地を見つけ、そこに向かうことになりました
しかし、シーザーは・・・一人で「復讐」に向かうことに・・・
前作で、人間と「不幸な出会い」ばかりに遭って、憎悪の塊となっていたコバ・・・そんなコバと正反対だったはずのシーザーが今回は・・・
・・・それだけの「憎悪」を掻き立てるだけの相手、アルファ・オメガ部隊・・・こ奴らの考えている事もちょっと怖いですね
猿を奴隷として使ってるし・・・典型的な「悪」に描かれているのは、このシリーズの雰囲気としては珍しいっすね
捕らえられてシバかれたシーザーなれど、しっかり脱出・・・あんな作戦が呆気なく成功する違和感はあれど、まあヨシとしましょう
前作で死守しようとした「人類との接点」は、今作ではぼ無くなっているどころか、いつの間にか「人類人類」という醜い争いになってました。
更に、その結末は、両者全滅 そんな雰囲気でしたけど・・・
結果的に自分たちを守ろうとしたシーザー達が生き残る・・・このシリーズのエンディングとしては、十分でしょう
ちゅうことで、人類の行き過ぎた「過ち」が、最終的に自身を滅ぼした・・・強烈なテーマです・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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