半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『青き流星SPTレイズナー(OVA3部作)』を観ました。

2021-11-01 22:00:00 | あにめ&ひーろーの部屋
 西暦1996年10月。火星国連基地は、異星人グラドス軍の急襲によって壊滅。体験学校の教師と5人の少年少女だけが生き残った。そんな彼らの前にエイジと名乗る少年が現れ、「地球は狙われている!」との警告を伝える。グラドスから来たという彼は果たして敵なのか味方なのか?
 地球を目指して旅立った7人に、なおもグラドスの追撃が迫る。エイジは、自分に向けられる疑念と憎悪、そして裏切り者となって同胞と戦わねばならぬ悲しみに耐えながら、明日をも知れぬ孤独な戦いに身を投じていく――!!
(公式サイトより)

 ここ最近、TVで、高橋良輔監督作品が立て続けにオンエアされてましたね
前回は「機甲界ガリアン」で、次にこの「青き流星SPTレイズナー」でした
オリジナルのTVシリーズは、1985年でしたか・・・しっかり録画して観ていました
軽快なOP OPのサビの前に、エピソードを挟むという粋な演出、毎回、ここをチェックするのが楽しかったです。
物語は、結構シリアスで、異星人と人類のハーフ?のエイジが、地球人に接触しようとしても、地球人にしてみれば「憎き異星人」という構造・・・生々しい衝突が沢山ありました。
グラドス側の策略で、アメリカとかソ連がそれぞれで衝突するように仕向けられて壊滅状態というのも、なんとも苦々しい状況でした。
(これが1996年の世界としているんですね・・・当時は「未来は国家間論争がこんな状態になる」と思っていたのかも知れません)
「もう一つの故郷」地球、そして仲間を救うため、孤軍奮闘するエイジ&レイズナー・・・多勢に無勢って状況で発動した「V-MAX」・・衝撃でした
中盤の「野蛮人3人衆(名前忘れた)」との密閉空間での戦い、なぜか印象に残っています。
終盤はいよいよ本丸・・・ル・カインとの対峙・・・と思いきや、残念な打ち切りでした
今回のOVA、ACT1「エイジ1996」、ACT2「ル・カイン1999」は、これらTVシリーズの総集編たる位置づけでした。
たった2時間弱で、TVシリーズを復習する・・・元を見ていれば、これで十分かも知れません
そして、ACT3「刻印2000」。
こんな物語だったんだ・・・というのが率直な感想でした。
「異星人の接触・交流」という視点で見ていた自分がいたので、そもそも地球とグラドスとの間の出来事って謎は、すっかり忘れてました
でも、エイジらしい、ル・カインらしい、ジュリアらしい・・・それが分かっただけでも、この物語の結末を知った意味があったと思います。
ちゅうことで、根底では、エイジとアンナの恋物語・・・で、70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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