半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』を観ました。

2023-11-12 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 現代において最も影響力のあるアーティストにして“伝説のロック・スター” デヴィッド・ボウイの人生と才能に焦点を当てる『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』。30年にわたり人知れずボウイが保管していたアーカイブから選りすぐった未公開映像と「スターマン」「チェンジズ」「スペイス・オディティ」「月世界の白昼夢」など40曲にわたるボウイの名曲で構成する珠玉のドキュメンタリー映画。デヴィッド・ボウイとは一体何者だったのかー。観客はボウイの音楽、クリエイティブ、精神の旅路を追体験する。本作は全編にわたりデヴィッド・ボウイのモノローグで導かれ、デヴィッド・ボウイ財団唯一の公式認定ドキュメンタリー映画となっている。
(公式サイトより)

 正直に白状しますと、俺が彼を深く知るようになったのは、「戦場のメリークリスマス」であり、80年代の洋楽で、彼の最大のヒットアルバム「レッツ・ダンス」です。
なので、その前の時代の彼は、名前と、奇抜な姿は知っていたものの、その他の情報は全く持ち得ていませんでした。
この作品、そんな私の知らない部分が見れた・・・これが焼き付きましたね
いやぁ、めちゃ格好良いし、めちゃ魅力的な人でした
もともと「格好良い」ってのは思ってましたけどね。あの顔、あの髪型・・
でも、彼が、ロックスターという枠には収まらない、アーティスティックな部分が沢山見れましたよね。
様々なもの、人に興味を持ち、絵を描いたり、セットを組んだり・・・物凄い数の絵を見れたのが第一収穫でした
ただ、思ったのは、彼が見ている世界って、自分達が見ている世界の、もっともっと先・・・という感じがしたんです。
数々のビデオクリップも観れましたが、どれも彼が訴えている世界みたいで・・・ついてけて無い部分が多々あります
次に、結構な数の「曲」が聴けたのが第二収穫かな
今回、字幕で歌詞が理解できたのも興味深かった・・・
「社会階層の中は嫌い」「人生の無駄遣いはしたくない」という彼、単純に凄いなぁ・・・と
ちゅうことで、そうやって考えると、「戦場のメリークリスマス」の役者さんは凄い天才ばかり・・・で、75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『大病人』を観ました。

2023-11-12 03:30:00 | えいがかんしょうの部屋
癌で余命1年の男が、残りの人生をどう生き、どう死んでゆくか葛藤する姿を描いた伊丹十三の監督7作目。山崎章郎の「病院で死ぬということ」を読んだことがきっかけで発想した。俳優兼映画監督の向井(三國連太郎)は、撮影中に倒れて病院に運ばれる。一度は退院するが、その後再び入院。妻・万里子(宮本信子)は担当医(津川雅彦)から、向井は末期癌で余命はあと1年と告げられる。それを知らず、病院内でも気ままに振る舞う向井だが・・・。
(日本映画専門チャンネルより)

 CATVでやってた「伊丹十三監督作品」をずっとチェックしてて、今回は監督7作目、1993年の作品です。
最初っから向井の病室シーンから・・・と思ったら、こちらは映画製作の1シーンの撮影でした。
撮影が終わり、笑顔で撤収・・・と思ったら、本当に病院のお世話になってしまうことに・・・
序盤の検査シーン、とってもコミカルに続いているものの、検査結果は正反対・・・残り1年という生活が始まりました
様々なシーンの区切りに、残り日数を数時で出すってのは、「宇宙戦艦ヤマト」と同じですね
今であれば、「終活」というのを思い浮かびますが、向井の場合は、生きている間に「自分のやりたい事」「残したいもの」というのを強く追っている印象です。
終わりに向けて頭を巡らすというより、やりたい者に執着するってのは、「生」を感じて、これはこれで納得いきますよね
それだけに、「0」として終わったラストは呆気ない・・・でも、これが人生ってモノかなぁ・・・と
ちゅうことで、木内みどりさんを久々に観れました。懐かしいなぁ・・・で、70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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