半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『千夜、一夜』を観ました。

2023-11-11 11:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 北の離島の美しい港町。登美⼦(田中裕子)の夫・諭が突然姿を消してから30年の時が経った。
彼はなぜいなくなったのか。⽣きているのかどうか、それすらわからない。
漁師の春男(ダンカン)が登美⼦に想いを寄せ続けるも、彼⼥は愛する⼈とのささやかな思い出を抱きしめながら、その帰りをずっと待っている。
そんな登美⼦のもとに、2年前に失踪した夫を探す奈美(尾野真千子)が現れる。
「理由が欲しいんです。彼がいなくなった理由。自分の中で何か決着がつけられればって」
彼⼥は前に進むために、夫が「いなくなった理由」を探していた。
奈美が登美子に問いかける。「悲しくないですか?待ってるのって」
「帰ってこない理由なんかないと思ってたけど、帰ってくる理由もないのかもしれない」と登美子。
しばらくして、奈美は新しい恋人ができたため、夫・洋司と離婚したいという。
そんなある⽇、登美⼦は街中で偶然、失踪した洋司を⾒かけて…。
(公式サイトより)

 登美子のもとを去った旦那、どういった理由だったのか、事件なのか、失踪なのか、ただ登美子と離れたかったのかが分かりません。
仲が良かったら事件or失踪、悪かったらただの別れ・・・という見解も生めるものの、過去のそんなシーンもなく、観ている俺も、登美子同様、「なんで・・・」としか思えず・・・
ひたすら「待つ・探す」生活を続けていると、確かに周囲の人達は心配になっちゃいますよね。
ただ、春男の件は、一言、「なんだかなぁ」という感じです
気心があるのは分かるけど、一方的に登美子を振り向かせようとしすぎだし、周囲の人達もお節介過ぎ・・・そのお節介も、「登美子を想って」ではなく、「春男が心配で」って・・・
・・・そんなん、登美子には関係ないじゃんって・・・とっても不快でした
登美子の元を訪れる奈美も、同じ「旦那はどこ」って状態であれど、登美子と一緒に行動したからか、彼女なりの「けじめ」というのは、結構しっかり付けようとしていた点が違いますね。
突然、洋司が現れた後の、登美子と奈美の「対し方」もそれぞれでしたねぇ・・・登美子は自分の気持ちを「すりつけながら」話をしている感じだし、奈美はまさに「断罪」って感じ・・・ドキドキしちゃいました
最後にまた春男がカキ回して終了・・・不快だわぁ・・・
ちゅうことで、田中裕子さん・・・彼女に尽きちゃう・・・で、50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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