半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ザ・ギフト』を観ました。

2017-06-18 07:30:00 | えいがかんしょうの部屋
 シカゴからカリフォルニア州郊外に移り住んだ若い夫婦サイモン(ジェイソン・ベイトマン)とロビン(レベッカ・ホール)は、人もうらやむ幸せな生活を送っていた。その新天地はサイモンの故郷でもあったことから、偶然、買い物中に高校時代の同級生ゴード(ジョエル・エドガートン)から声をかけられる。ゴードのことをすっかり忘れていたサイモンだったが、旧友との25年ぶりの再会を喜んだゴードは、次々と贈り物を届けてくる。しかし、その過剰な様子に、2人は次第に困惑。とりわけサイモンは露骨にゴードを煙たがり、ついに強い口調で“もう自宅に来るな”と言い放つ。やがて夫妻の周囲で続発する奇怪な出来事。そこへ、ゴードから謝罪の手紙が届くが、そこにはサイモンとの過去の因縁をほのめかす一文があった。果たして25年前、彼らの間に何があったのか。頑なに口を閉ざす夫への疑念を募らせ、自らその秘密を解き明かそうとしたロビンは、衝撃的な事実に行き当たる……。
MovieWalkerより)
 サイモン夫妻・・・旦那は出世頭、妻は美しく、家は豪邸・・・悪い要素が無いじゃないですか
そこに、「同級生」というだけで、ヒトヒトとくっ付いてくるゴード・・・ちょっと気持ち悪い感じがしたのは確かです
まあ、サイモンが、ちょっと「度が過ぎた」ような扱いをする序盤も、あれ とは思いましたけどね・・・
一応、「もう会わない」という形で決着したものの、ロビンの恐怖はぬぐいされない状況です。
ロビンの「被害妄想」なのか、それとも、現実に「怖い状況」なのか・・・一つ一つのシーンも現実なのか夢なのか分からない点、中盤、観ているこちらも混乱させられましたね
その後、中盤以降で見えてくるのは、恐怖の中心であったゴードではなく、サイモンの「過去」でしたね。
ロビンの行動によって、次々と見えてくるサイモンの「過去の姿」・・・前半の話で勝手に括ってしまっていた俺の予想は真逆になっちゃいました
結構な話の「返し」だったのに、物語は更にまだまだ続きますね・・・
サイモンも、子供か生まれるタイミングで、別件(仕事)でも本性がバレてしまって散々な上に、あの「贈答品(ギフト)」・・・番号が書かれている順番にプレゼントを開けていくシーンは、何が出てくるかこちらも興味津々でした・・・怖かった
どこまでが本当、どこまで「仕返し」したの 
そういった部分を全て見せないまま終わらせるこのラストは、計算なんでしょうね
ちゅうことで、生まれてくる子供の目を確認する親って・・・で80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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