半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『貞子vs伽梛子』を観ました。

2017-06-18 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 女子大生の有里(山本美月)は、見たら2日後に必ず死ぬという“呪いのビデオ”を手にする。親友の夏美(佐津川愛美)がビデオの不気味な映像を見てしまったため、有里は都市伝説の研究家でもある大学教授・森繁(甲本雅裕)を訪ねる。しかし、悪霊祓いの最中におぞましい惨劇が勃発。そこに霊能界の異端児・常盤経蔵(安藤政信)と、経蔵の相棒で生まれながら強い霊感を持つ盲目の少女・珠緒(菊地麻衣)がやってくる……。女子高生の鈴花(玉城ティナ)は、足を踏み入れた者は生きて戻れないという“呪いの家”の向かいに引っ越して来る。ある夜、鈴花が向かいの家をうかがっていると、行方不明になった小学生の姿を目撃する。居ても立ってもいられなくなった鈴花は、呪いの家へ向かう。やがて鈴花は恐る恐る内部に足を踏み入れ、彼女の悲鳴を聞いて駆け付けた両親もろとも、この家に棲みつく伽椰子と俊雄に襲われる……。2つの呪いを解くために、経蔵は貞子と伽椰子を激突させ、同時消滅させるという驚くべき計画を立てる。有里と鈴花に呪いの家で呪いのビデオを見るという恐るべき作戦を指示するが、それは想像を絶する戦慄の事態の始まりだった……。
MovieWalkerより)(公式サイト

 平成の日本のホラーを牽引してきた 「リング」の貞子と、「呪怨」の伽梛子、これをvsで付けただけというタイトルですが、興味はありますよね
ヒーローキャラのvsモノってのは、多数作品が出てて、そこそこヒットしてますけど、最恐キャラのvsモノといったら、最近だと「フレディvsジェイソン」くらいですか
あちらは、動きが多いキャラですが、この日本の最恐キャラ2人は、ジメジメした呪い系のキャラなんで、戦うというのが思いつきませんし、ネタにもならないものと思ってました
 主人公達は、吸い込まれるように、この最恐キャラの基に導かれていますね
どちらも絶望の状況でしたが、そんな中で、「2人を戦わせる」という案を出す人も尋常ではありません
一応、vsということで、待望の戦いが始まりはしましたが・・・あれ 何だか一瞬で終わってしまいましたね。
終わったというより、2人の間で戦って、人間は安泰・・・というような都合良くはいかなく、人間は変わらずに次々と殺されてしまうから、vsどころじゃないですよね
挙句の果てには、合体 みたいに更に最恐になってしまう始末・・・よってもって、主要キャラは全滅じゃないですか
やはり、自分の身の丈以上の「存在」を操作しようとしちゃダメという、戒めの作品だったんですね。なるほど
ちゅうことで、山本美月チャンが旬なだけに、このタイミングでこの作品はねぇ・・・で15点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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