半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『パッセンジャー』を観ました。

2017-12-16 02:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 20xx年。
新たなる居住地を目指し、5000人を乗せた豪華宇宙船、アヴァロン号が地球を後にした。
目的地の惑星到着まで120年間、冬眠装置で眠る乗客の中でなぜか2人の男女だけが目覚めてしまった。
90年も早く・・・。
エンジニアのジム(クリス・プラット)と、作家のオーロラ(ジェニファー・ローレンス)は絶望的状況の中でお互いを求め合い、愛し合い、なんとか生きる術を見つけようとするが、予期せぬ出来事が2人の運命を狂わせていく・・・。
公式サイトより)

 最初にこの作品を知ったのは劇場での予告だったんですが、物凄く興味を持ってましたね
冒頭の解説の通り、とんでもない境遇に置かれている男女・・という「見せかた」がとっても上手かった予告でしたもん
まずはアヴァロン号そのものが見ごたえありましたね
まさに「最先端」って感じの船内だし、宇宙船としての航行システムも凄いなぁ・・・と。
デブリに対抗するバリアとか、スペース・コロニーのような回転している部分も、考えられてます。
(ただ、あくまで人間が「予想」した範疇での危機管理システムだった・・・というのが後半響いてきますが・・・
それで、予告でも観た通り、まずはジムが、予定よりかなり早く冬眠装置から目覚めてしまいました
船内は永久に一人、そして、目的地までにたどり着くことが無い・・・これはショックでしょうねぇ・・・
しかし、そこにオーロラが現れる・・・
・・・しかーし、予告では(あえて)見せなかったんでしょうね。このオーロラ出現の「ワケ」は・・・
この展開はやられました
ジムに同情し、共感していた俺は何だったのか・・・気持ちは分かるけど、キッツイ決断しちゃったなぁ・・・と
確かにオーロラと愛し合う関係になったけど、先が見えちゃうだけに、イタイですもん
この2人の(当初思っていたとは全く違う)関係をただただ見届けるほど、静かな後半じゃなかったですね。
アブァロン号最大の危機を2人(厳密にいうと、もう一人)で乗り越えるしかない・・・
ここからラストまで、2人の関係を再確認するシーンが2つありました。
詳しくは言いませんが、この2つとも、俺の個人的な意見は、「逆の展開であれば、泣いたのに」という事。
その点は残念でしたが、なんだかんだ言って、2時間、この2人を夢中で見届けていたのは確かであり、面白かったです
ちゅうことで、登場人物が3人だけの映画・・・で80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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