半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『クリーピー 偽りの隣人』を観ました。

2017-05-14 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 犯罪心理学者の高倉(西島秀俊)は、刑事・野上(東出昌大)から6年前に起きた一家失踪事件の分析を頼まれる。しかし事件唯一の生き残りである長女・早紀(川口春奈)の記憶をたどるも、核心にはたどりつけずにいた。
一方、高倉が愛する妻・康子(竹内結子)と共に最近引っ越した新居の隣人は、どこか奇妙な家族だった。病弱な妻と中学生の娘・澪をもつ主人・西野(香川照之)との何気ない会話に翻弄され、困惑する高倉夫妻。そしてある日、澪が告げた言葉に、高倉は驚愕する。
「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です。」
未解決の一家失踪事件と、隣人一家の不可解な関係。2つの繋がりに高倉が気付いた時、康子の身に「深い闇」が迫っていた・・・。
公式サイトより)

 前川裕さんの同名小説の映画化作品です
劇場公開時、ちょっと気になっていたんですよね。パッと見も、タイトルも、あきらかに「ホラー・サスペンス」なんだけど、キャストがやたら豪華・・・そんな点で食いついたのは確かです
まず最初に、高倉が警察から身を引いたキッカケである事件がサイコでしたねぇ・・・高倉もそうだし、警察のほうも脇が甘すぎで、多大な被害を被ってしまいました。
(これだけ見ると、高倉の「犯罪心理学」というスキルを疑ってしまうんですが・・・そこは突っ込むのはやめておきましょう
もう一つ、6年前のほうの一家失踪事件も、こちらに与えられている情報が断片的過ぎて分かりません
現在の事件に対しての捜査協力として高倉が早紀のところにいっても、拒絶ばっかりで、何も役に立ちませんでしたよね
そんな中で、最初から異彩を放つのが、隣人である西野の言動でしたね。
香川照之さんの演技は、他のドラマでも堪能させてもらってますが、この作品でも際立ってます・・・不気味だわぁ
高倉の「勘」と、「疑心」から、隣人を捜査し始めますが、協力していく人たちが、まるでブラックホールに吸い込まれるように、西野家に・・・
(ただ、西野家への訪ね方が、みんな、無防備すぎます・・・特に野上さんと笹じい・・・
一見、普通の家なんですけどねぇ・・・家の中は、まるでホラーゲームのような雰囲気・・・日本というより西洋の部屋構成に見えますよね。
一途に真実を突き止めて、西野を追い込んだ高倉ですが・・・うん、ここからの「捻り」はなかなか見ごたえがあったなぁ・・・と思います
豪華なキャストの方々が、それぞれの役の存在を出してくれてますので、こちらも入り込みました。
ちゅうことで、澪・・・あんな役者だったら、もっと前から騙せたでしょうに・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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