半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『愛・アムール』を観ました。

2014-02-11 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 「今夜の君は、きれいだったよ」夫は妻に、いつものように語りかけた。
夫ジョルジュ(ジャン=ルイ・トランティ二ャン)と妻アンヌ(エマニュエル・リヴァ)。パリ都心部の風格あるアパルトマンに暮らす彼らは、ともに音楽家の老夫妻。その日、ふたりはアンヌの愛弟子のピアニスト、アレクサンドル(アレクサンドル・タロー)の演奏会へ赴き、満ちたりた一夜を過ごしたのだった。
翌日、いつものように朝食を摂っている最中、アンヌに小さな異変が起こる。突然、人形のように動きを止めた彼女の症状は、病による発作であることが判明。手術を受けるも失敗に終わり、アンヌの体は不自由に。医者嫌いの彼女が発した「二度と病院に戻さないで」との切なる願いを聞き入れ、車椅子生活となった妻と、夫は自宅でともに暮らすことを決意する。
公式サイトより)

 こらちは、カンヌ映画祭パルムドール、アカデミー外国語映画賞を受賞した作品です
 突然でしたね・・・アンヌが止まってしまったようになり、記憶を失くし・・・
病院嫌いというのもあり、妻を心から愛するジョルジュは、妻を自宅で介護する道を選びますが・・・
今まで、自分の父親が、寝たきりの祖父を介護している姿を見た事はあります。子供ながら、とにかく大変そうに見ていました
しかし、それだけ・・・自分がまだ親を介護するという立場になっていないので、本当の大変さというのは、まだまだ分かっていないと思います。
しかも、親ではなく、自分と共に生きてきた、愛する妻を介護するという立場・・・
どーしても、ジョルジュ目線で見てしまっている自分がいました
言う事を聞いてくれない・・・何を言っているか理解してあげられない・・・
果てには、自分を夫として認識してくれていない・・・
思わずアンヌの頬を張ってしまうジョルジュ・・・
そして、枕をかぶせてしまうジョルジュ・・・
ただただ、俺は彼の意志を、行動を見届けるしかできないです
ジョルジュはどこに行ってしまったのか、これからどうするのか・・・彼を見届け続けることは出来ないようです
ちゅうことで、夫婦を演じる2人の役者さんが本当に素敵・・・で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『ピアニスト』を観ました。

2014-02-11 03:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 ピアノ教師のエリカ(イザベル・ユペール)は、父を亡くしてから、厳格な母(アニー・ジラルド)の支配から逃れられずにいた。母の夢だったコンサートピアニストになることができず、病的なのぞき趣味とマゾヒズムの世界に生きるしかなかった彼女の前に、工学部の学生ワルター(ブノワ・マジメル)が生徒として現れる。エリカは彼の強い視線を感じ、自分も彼に惹かれていく。そして音楽院の大学院に入学したワルターは、エリカに愛を告白。長年の欝屈が暴発したエリカは、ワルターにマゾヒスティックな性の欲求を記した手紙を渡す。ワルターは驚き思い悩むが、ある深夜、エリカの家を訪れた彼は不本意ながら彼女の求める通りの乱暴な愛を交わす。翌日、顔を腫らしたエリカがナイフを持ってコンサート会場に現れ、ワルターの来場を待っていた。しかし現れた彼は、平然とした顔で明るく挨拶して去っていく。エリカはそのナイフを自分の胸部に突き刺し、血を流しながら会場を出ていくのだった。
MovieWalkerより)

 2001年のカンヌ映画祭でグランプリを受賞した作品ってことだけで、チェックしてみました
132分という比較的長い作品ですが、物語としては、冒頭のMovieWalkerの解説のとおりです・・・この解説、ラストシーンまで全て語ってしまってますもん
確かに母親はエリカに対して厳格ですし、かなりのチョッカイ出しであることは劇中でも伺えますが、その母親の影響ってレベルでは済まされないくらい、エリカは、何か「曲がって」います
人との接し方、会話、考え方・・・一応、ピアノ教師としては有能に見えますが・・・何故そこまで「曲がって」いるのかってのが、母親との生活ってのに片づけられるには厳しいように思えます
特に「性」への欲求については、俺が知る世界では理解できないくらい
エリカに興味を持ってしまったワルターも、彼女の行動に翻弄され、悩み、疲れてしまいます
でも、何か、エリカ本人も、自分自身の「性」に対して、喜びを感じているという風にも見えず、他の世界をただ知らなかっただけの、ある意味、辛い人にも見えました。
実際に暴力的な行動に出たワルターに対して、喜びというより、恐怖を感じていたような・・・
自分自身に対しての「憤り」を、母親とのベットの中での号泣で表現するしかなかったように思えました
「曲がってしまった」彼女の最後の行動が、まさかあんな結末になるとはねぇ・・・最後まで辛い作品でした
ちゅうことで、エリカのその後は・・・母親は・・・で、40点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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2014大雪のあと

2014-02-09 22:00:00 | 日々をたらたら(日記)
 昨日の雪は一日中だったようで、朝は静かだった
一応、いつも通り、着替えてジョギングに行こうとしたけど、ちょっと武装
靴下を2枚重ねて、ビニール袋で足を包んだ状態でシューズを履いてスタートした
まだ完全に凍っていないので、ズボスボと足を雪に突っ込みながら、超スローペースで8km走った。
途中の坂道で、案の定、立ち往生している車があったり、重機まで出して雪かきをしている店があったり・・・
帰りがけに子供達の小学校の前で、雪かきをしているカミさんとKを発見。
そりゃ素通りはできず、俺もその後、子供達の通学路をひたすら雪かきした
シャワーを浴びて昼食をとった後は、しばし体を休めた。
元気な子供達は、じいちゃんと庭で、「かまくら」を作り始めた。

雪が相当積もってた証拠だね・・・2時間近くかけて完成。
夜、風呂に入って体があったまってるのに、またジャンパー来て「かまくら」で遊ぶ2人。

めちゃ楽しかったみたいだね
明日、溶けたらSNOWMANの物語になっちゃうから、もうちょっとだけ頑張って
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『欲望(R-15版)』を観ました。

2014-02-09 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 図書館司書の類子(板谷由夏)は、妻子ある男・能勢(大森南朋)との肉体だけの関係に溺れていた。ある日、能勢と立ち寄った小石川後楽園で、類子は中学時代の親友・阿佐緒(高岡早紀)と偶然再会する。阿佐緒は、親子ほども年の離れた精神科医・袴田亮介(津川雅彦)と結婚するという。阿佐緒の結婚披露パーティーに招かれ、袴田邸を訪れた類子は、中学時代のクラスメイト、秋葉正巳(村上淳)に再会する。
MovieWalkerより)

 直木賞作家・小池真理子サンの同名小説の映画化だそうです。2005年作品かな
なんだか、タイトルと、R-15という点だけでちょっとだけチェックしてみるつもりでした
実際、最初から類子の激しい絡みのシーンがあって、ある意味予想通り
阿佐緒との再会、そして披露パーティーがあって、何故かパーティーから離れた書庫で正巳と再会します
一見、普通の「幼馴染の再会」って会話でしたが、この2人は何かあったようで、ちょいちょい中学のシーンに戻ります。
(中学での類子って、みょーに大人類子と似た顔していたけど、まさか板谷さんが演じていたワケじゃないですよね
いつの間にか求め合うようになった類子と正巳(ここが冒頭のホテルだった)なれど・・・男としても、女としても苦しいですね
しかし、(あまり描かれず、語りばかりが先行していましたが)類子の正巳に対する愛情は、そんな苦しみをとっぱらう位に大きかったようです
そんな最中に阿佐緒が・・・彼女もかなりドラマチックな人生なんだけど、どーしても展開的には、類子と正巳に対する「スパイス」でしかなかったように思えます
沖縄旅行での正巳と類子は、なーんか素敵でした。永遠に続いて欲しかったのに、なんであんな行動をとってしまったんでしょうか そこが理解できないなぁ
ちゅうことで、ピアノのBGMが多くて、心境を訴えているようでした・・・で60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『ライジング・ドラゴン』を観ました。

2014-02-09 03:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 19世紀、清王朝時代。英仏軍の侵攻により略奪され、世界に散った12個の秘宝≪十二生肖≫。世界を駆けるトレジャーハンター≪JC≫は、大富豪からの依頼で、行方の知れない6つの秘宝を探し出す事に。フランスに渡り、古城に潜入して手がかりを得た≪JC≫は、150年前に消えた難破船を追って南太平洋の孤島へ渡る。密林で大冒険を繰り広げる≪JC≫の前に、謎の刺客が立ちふさがる。≪十二生肖≫を巡って、全世界を揺るがす闇のシンジゲートの陰謀が動き出していた!
公式サイトより)

 JC・・・ジャッキー・チェンということで彼の「アクション最後の作品」だそうです
物語はいらないですよね とにかく彼の最後のアクションを堪能しましょうよ
最初のローラーボードのシーンが、良くも悪くも、一番すごかったと思います
思えば、ジャッキーのアクションは、最初から、「なんであんな事できるんだろうか」というものばかりでした。
そんなアクションを20年以上やってるって、凄いことだし、次に現れる人がいないのは、かなりの危機感です
今作も、ところどころ、最新技術(3Dプリンタなど)があったりしてますが、ジャッキーの生の動きには霞んでしまいます
最後のNGシーン集も、いつもの如く「絶句」ばかり
「体張ってる」って、俺たちが軽々しく言っちゃいけないですね
ちゅうことで、久々に「酔拳」とかがみたくなったなぁ・・・で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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2014大雪!

2014-02-08 22:00:00 | 日々をたらたら(日記)
 俺が起きた深夜は雨だったけど、すぐに予報通り雪が・・・
昨日から予報で散々言ってたから、Yの部活も今日明日は無しらしい。
なので、雪の中、朝は、久々に5人全員で、お買い物&朝マック
買い物をしていても、外の雪の様子が気になって気になって・・・
いつもよりかなり早くショッピングモールを出た
帰りがけに、電気店でも買い物をすまし、その隣のホームセンターで「そり」を買った
そのまま、子供達の希望で、土手に行って、雪そりをした。

いつもの草すべりよか、スピードは乗るは、滑走距離は長いわで、超面白かった
帰る頃には、うっすらと道路にも雪が積もってて、いよいよヤバい雰囲気

その後、俺だけ、自転車にまたがり病院に・・・こんな状況なれど、月イチの喘息検診
急いで行った直後に血圧を測ったもんだから、相当な数値がでちゃった

午後は、先日商談した自動車の契約手続きをした。
またもや担当の人と、契約そっちのけで談笑しちゃって、1時間くらい会話しちゃった
印鑑押して、契約完了・・・あとは、2か月、待つのみ・・・
晩御飯は本当なら、誕生日を迎えた俺の希望である、「焼肉」に行く予定だったんだけど、この雪じゃあ
仕方なく「焼肉」は順延・・・来週かな
俺はおとなしくウチで録画番組を見てた・・・けど、男の子2人はキャアキャアいって、吹雪の庭で遊んでる・・・
・・・元気だなぁ・・・明日が怖いわ
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『ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い』

2014-02-08 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 消防士ジェレミーが図らずも目撃してしまった殺人事件─。それは、極悪非道なギャングのボス・ヘイガンによるものだった。刑事セラはジェレミーを守るべく証人保護プログラムを発動させた。が、ヘイガンは強固なセキュリティをものともせず名前と住む場所まで変えたジェレミーを執拗に追いかけ、その魔の手はジェレミーの最愛の女性、かけがえのない友達の命まで脅かし始めた。彼らを守りたい一心で決死の闘いを決意したジェレミーは、葛藤しながらも“追われる者”から“追う者”へと劇的な変貌を遂げていく……。
公式サイトより)

 ジェレミーが偶然目撃してしまった殺人事件、この現場であるコンビニって、そもそも監視カメラなかったの
監視カメラさえあれば、この作品の根幹であるジェレミーの「証人発言」も関係なく判決できるでしょうに・・・
しっかし、犯罪ドラマに良く「証人保護プログラム」というのを聞きますが、安心できた試しが無いですね
まあ、警察のほうも、「ジェレミーと恋仲になってる場合じゃないだろ」と突っ込みたくなりますが
警察は全く役立たず・・・ジェレミーも、自分が行動しなくちゃいけないって事を、すぐに理解しないとですね
そこからは、ジェレミーのリベンジ・ショーの始まり始まり・・・
怒ったジェレミーは超強いです・・・火消しが職業の彼が、その火を使ってリベンジってのは面白かった
ま、簡単にリベンジは終わったワケですが・・・繰り返すようですが、やはりコンビニには監視カメラを
ちゅうことで、せっかくブルース・ウィリスが出てるんだから、彼がマクレーンとして戦えば・・・で60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『アルバート氏の人生』を観ました。

2014-02-08 03:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 14歳の時、男になりすまして職を手にいれる変わりに、性を捨てる―。
誰とも関われない≪孤独な世界≫で生きる事を選んだアルバート。
40年以上もたった独りで生きてきたが、ある日、数奇な運命を背負いながらも
自分らしく生きるヒューバートに出会い、固く閉ざされた心の扉が開き出す…。
公式サイトより)

 この作品を見る前から、「グレン・クローズ主演」というのを知っていたから、「おおっ」と思ったものの、知ってないでみてたら、どこで彼女が演じているって気づいていたでしょう・・・
寡黙なアルバートが働くホテル・・・というかこの舞台の貧富の差というのがキツイですねぇ
自分が女性であることを隠し、黙々と仕事をこなし、「夢」のためにお金を貯めている・・・
そんな彼(彼女)さえも驚かせたヒューバートの存在に、俺も驚きました
ヒューバートの生き方も同じように苦労していたはずですが、彼女はとても幸せに見えました
そんなヒューバートに自分の生き方をだぶらせ、アルバート自らもヘレンに恋心と夢を馳せます・・・
しっかし、ヘレンが惹かれるジョーが超クセ者でしたね
彼自身があのホテルに恨みがあるのは分かりますが、アルバートが可哀想すぎます
最終的にアルバートがあんな形で終わってしまうのは、どーにも納得いきません
そんな彼女の夢を横領する奴らも・・・腹立たしい
唯一の救いは、ヘレンの子供ですかね・・・アルバートの人生はこれで続く・・・と思いたい
ちゅうことで、静かに・・・風となって去って行ったアルバート・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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47になっちった。

2014-02-07 22:00:00 | 日々をたらたら(日記)
 まず、2/3(月)はもちろん、恵方巻と豆まき
今年は、こんな鬼でした・・・


 今日2/7で47歳になりました!
・・・っと言っても、今日は休日じゃないので、朝は3:30に起きて、しっかりジョギングした
仕事も(一応)しっかりやって、早々に帰宅した
だって、「実家がお祝いしてくれるって」というメールをもらってたから。

お寿司と、子供達がだいすきな「からあげ専門店」のパーティセットをもらっちゃいました
みんなありがとうね

そして、お祝いメールをくれたCSさん、YTさん、MTさん、YMさん、RKさん、CS(2)さん、ありがとうございます
みんなのメール、実はめっちゃ嬉しかったりしています
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豆まき前夜・・・

2014-02-02 22:00:00 | 日々をたらたら(日記)
 天気予報通り、イマイチな天気
 朝はいつものお買い物&朝マックにお出かけ
ホット&グルービービーフって新しいハンバーガー
ちょい辛なんだね。まあまあ美味しかった
その後の食材購入時に・・・もう出ていたね。
「恵方巻」に、「(鬼のお面付の)豆」
今日恵方巻を買っても、明日だから、持たないでしょうに
なので、今日は豆だけ買って帰った。
明日はまた、家族から敵視される(鬼役)日だわぁ・・・

午後は特に予定もなく、昨日のうちに掃除等は全て済ませてたんで、のーんびり遊んでた
車購入決定したんで、暇さえあれば、車の情報とか、雑誌とか眺めてる。
この時期が一番楽しいのかもね
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