さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

慢性膵炎の経緯はこちら。重症急性膵炎の闘病記はこちら
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膵臓に関する記事は、あくまで素人の作った内容です。
間違いが含まれている可能性はありますので、あくまで自己責任ということで情報を利用してください。

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希望

2011年03月26日 22時58分14秒 | たわごと
ツイッターで原発や被災地の情報収集にする毎日です。
どこのツールよりも早く情報が早く手に入ります。

原発事故が起こってから数日後に
弟に詳しく色々と説明してもらいました。
そのときに聞いたことがあまりに恐ろしくて
いっそ聞かなきゃよかったと後悔したほどでした。
しかしながら、悲しいことに現在進行形で聞いたとおりにことが進んでいます。
原発の理論がわかっている人には
今日の状況は予測できたのでしょうね。

いつ終わるともしれない原発の行方。
一体誰がこんなものを作ってしまったのかと怒りを覚えると同時に
その怖さを知りもせず安穏と生きてきた自分が腹立たしいです。
TDLとTDSが大好きだった自分。
TDLとTDSで使う電気量は
福島原発のひとつの基が作り出す電気よりも多いそうです。
24時間いつでも利用できるコンビニ。
夜中に煌々と灯りをつけて行われるプロ野球。
暑い夏にはすぐにエアコン。
冬は暖房。
冷蔵庫をあければ、季節に関係なく何でも食べ物が手に入る。
そして携帯やPCや。。。
オール電化、床暖房。勝手に蓋を開けるトイレ。
どれもこれも本当に必要なものだったのでしょうか。
なくても暮らせるものに囲まれて生活してきました。
日本は資源のない国のはずなのに
モノがあふれ、電気はあふれ、どんどんとモノを使い捨ててきました。

電気は無限にあるのではなく、
そして安全に使えるものではなかったのです。
無知とは本当に怖いです。
漠然と怖いという意識はあっても
実際に事故がおこるまで真実を知ろうともしませんでした。

放射能は原発から離れれば避けることが可能ですが
放射線物質は風に乗って飛んでくるので、
狭い日本にいる限りどこに住んでいても避けられないでしょう。
水を買い占めていられるのも今のうち。
放射能漏れは数年は続くと考えられるのだから
いずれは誰もが避けられなくなります。

放射線物質が与える人体への害も怖いですが
原発によって日本経済が大打撃を受け、
日本を復興する力がなくなることのほうが不安になります。
被災者を軽んじているのではありません。
国家が破綻してしまったら、
被災者をこれ以上救うことが出来なくなるからです。

。。。と、こんなことを考えていると
お先真っ暗な気分になってしまいます。
被災者でもないのに、絶望していてはいけませんね。
こんなときこそ希望を持たなければ。
明けない夜はないはず。
私たちが諦めてしまえばそれで終わり。

今日も被災地の方は大変な寒さの中で不便な避難所生活をしておられます。
自衛隊の方も引き続き休みなく働いてくださっています。
そして、東電では命をかけての作業が今も続いています。

日本には素晴らしい人がたくさんいるのです。
こんな日本だからこそ、立ち直れるはず。
未来に希望を持たなくてはいけませんね。

実は今日、震災の前には取るにたらないちっぽけなことではありますが
ここ数年私を悩ましていたストレスの元が嘘のように解消されました。
解消されることなどないと思っていただけに
われながらびっくり。
我慢していれば、頑張っていたら、
いつか必ず報われて春がやってくるはず。

被災地にも原発の行方にも
いつかかならず春がやってくることを信じて。。。