さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

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膵臓に関する記事は、あくまで素人の作った内容です。
間違いが含まれている可能性はありますので、あくまで自己責任ということで情報を利用してください。

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過去を振り返る

2016年08月04日 01時00分44秒 | 慢性膵炎と日常生活
中学生の彼のこともあり、なかなか眠れないので、
過去の記憶を遡っております。

膵炎という病気に罹患したことで、
精神的に一番落ち込んだのは
発症当初でも、なかなか痛みの原因がわからなかった頃でも、
そして重症急性膵炎で何ヶ月も退院できなかった時でもなく。
父が亡くなり、法事が一段落ついた頃のことでした。
(膵炎発症からは5年後、重症から3年後です)
(2010年の9月ぐらいです。お暇な方は過去記事をどうぞ。)

父が危篤に陥ったときに私は膵炎の増悪で入院していたので、
親の死に目に会えないかも?とハラハラドキドキしました。
私の行いが悪いから、こんなことになるんだ、とも考えました。
その時からネガティブな気持ちが、根付き始めていたのかもしれません。

精神的なストレスを感じていたこともあってか
2010の夏はとても頻繁に外来受診しています。

両親が揃っている間は経済的な心配は皆無でしたし、
私も長年の勤務で貯めた貯金がありましたから、
先の心配をする必要がなかったのです。

ところが、父が平均寿命よりも随分と早く亡くなりました。
父が亡くなったら、次は母の番なわけですね。
母だって難病持ちなのだから、長生きは考えづらいのです。

この頃の母は
「私が死んだらこの子(=私)を頼むで」
と姉によくお願いするようになってきました。

弟は離れて住んでますが、
姉を養わなければいけないかもというので
姉を扶養に入れる方法を調べたりしていたようですし、
随分と重荷にも感じたようです。

姉が看護師に転職したのも、
私の病気がかなり関係しています。
臨床検査技師に比べると、仕事がたくさんありますから。

その当時の私は。
私が長生きしたら、きょうだいに迷惑が掛かるから、
早く死ななければ考えてるようになっていました。

一人では思いを抱えきれず、
坊さんの友達に相談したこともあります。

あなたはお金に困る生まれじゃないから大丈夫、とか、
あなたが病気になったことで得るものもあったでしょう。
死ぬことばかり考えていたら、死んでからが大変よ。
等のアドバイスを受けましたが、
なかなか前向きにはなれず。

当時は定期的な点滴生活や短期入院は、
一生続くものだと思い込んでました。
しかし、この思い込みはいけませんね。
悪い未来を予測している限り、
良い未来はやってきません。
これは脳科学的にも証明されてます。

その頃、姉に
「SLEからの膵炎ということで難病手帳貰えないかなぁ?」
と聞いたことがあるのです。

それに対する姉のお答えはというと。
なんで難病にして貰うことを考えるの?
なんで治ることを考えないの?
アンタは医者もビックリの規格外の患者なんやから、
難病だろうが治ると信じたら治る!

というものでした。

当時の私には耳に痛い意見でもあり、
また同時に「膵炎は治らない」という情報に支配されてましたから、
姉にどんなに諭されても。

「治るわけないし。」
と思い込んでましたね。
・・・本当に面倒な人間です・・・。

この気持ちが上昇に転ずるまでには、
ウォーキングを始めて体力が回復したということがあったり、
ボクちゃんとの運命的(笑)な出会いがあったり、
また、新たな主治医との巡り合わせがあったり、
はたまた、この私(!)が畑をする羽目になったり。
色んなことがありました。

ただ、自分が変わらなければ何も変わらない
のは確かだと言えます。
勿論、周囲は色んなサポートをしてくれます。
でも、それに甘えていては、根本的には解決しません。

父の七回忌を今年終えましたが。
当時のような精神状態で
法事をせずに済んで本当に良かったです。
でないと父も心配で、あちらの世界で修行をしていられないでしょう。

まだまだ、先を行く姉や弟には追いつけませんが、
私にも自信をもって言える職業ができるよう
コツコツと頑張っていきたいです。

自宅で教えている生徒さんの数は4人に増えました。
全員、個別指導なので、そろそろ限界数に近くはあるのですが、
今後もご相談をいただいたら、
出来る限り対応いきたいと考えています。
自閉症スペクトラムや学習障害のお子さんにも教えています。

私は基本的に短気なのですが、
不思議に子供が何をしても全く腹が立たないのです。

「アンタが優しいのは子供に対してだけやな。」
と姉には評されております。(笑)

なんだか、まとまりがなくなりましたが。

人間は変われる!ということで〆にします。


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