初日翌日の雪組公演を見てきました~。
ラインナップ発表時にマジこれは試練と思った石田ショー&谷芝居。
ドキドキしながらの観劇となりましたが、結論を先にいうと、石田&谷にしては頑張ってました。
どちらも組子の見せ場が下級生にいたるまであったし、前作よりは一般受けしやすいし、綺麗で楽しく、難しいことを考えられず見られます。
セクハラもないし、唐突に妖精も出てこない。←レベル低すぎ(笑)
リピートするのが辛いということはないかな。
『風の錦絵』
イシダ、頑張ったぞ。
誉めてつかわす。
幕開きのAQUA5が5人若衆で並ぶ姿はとにかくかっこいい。
そういや『誠の群像』のプロローグも良かったよね。
日本物ショーというと退屈だとか、取り付きにくいとかいうイメージがあるけど、テンポが早いから飽きないし、和洋折衷具合が新鮮。
風林火山の水信玄VS轟謙信の場面。
ちょうどNHKの大河で謙信が出てきてるからグッドタイミング。
ここは轟理事がとにかく美しい。
水ファンなのに理事に見とれました。
今回、出番が少ないこともあって、アレルギーを感じずに素直に見られたからかしら。
理事の一番の武器はなんといっても、あの整いすぎているとすら思う美貌。
美貌を謳われた謙信にぴったりでした。
いつもは眠くなる松本理事の出番も今回はほどよい長さで、ゆみこちゃんの歌声に聞き惚れていたら終了。
いつもこんな感じにしてくれ。
そして、菊人形の場面はキムとな同期コンビ。
この二人のほんわかムード良いわぁ。
となみちゃんサヨナラなのに、ショーでは水となの場面が殆どないこと、水さまに見せ場があるようでないこと、この2つを覗いては作品的には満足かな。
水さまに歌が1曲しかなかったのは、石田上手いぞ!と思ったし。
『ZORRO 仮面のメサイア』
黒いマントに仮面姿の男役が大階段にズラリの並ぶプロローグのかっこよさはゾクゾクもの。
いやでも期待しちゃいました。
しかし、ストーリー展開は「スカーレットピンパーネル」のちゃちい版みたい、と思ってしまったのが正直なところ。
ゾロの登場の仕方とか、囚われ人の救出の仕方とか、もうちょっと工夫できなかったのかしら。
穴を掘って出てきたって、なんじゃそれ?みたいな。
また、星組公演に引き続き中途半端に人種差別を取り上げるのも、なんだかなぁって感じだったし。
(元々谷は人種・民族問題が好きなワケだが)
特にメンドーサの「インディアンとは約束しない」というセリフはなんとも後味が悪かった。
ついでに傷を追ったメンドーサにゾロが止めを指すのも、ヒーローらしくない。
ちょっと卑怯じゃないの?
これなら何も新作作らなくとも、『アポロンの迷宮』の再演でいいのになぁ、なんて思いました。
水さまファンとしては、仮面をつけているか、似合わないフリフリの衣装を着ているかどちらかなのは、ちょっとオイオイだったわ。
中でもプロローグが終わったあとの登場シーンのレースビラビラのグリーンの衣装。
あれデザインしたの誰じゃと言いたい。
なんだか生地も安っぽいし、体に沿ってなくて浮いてる感じ。
ヒーローの登場なのに、全く似合ってないんだもの。
お芝居で似合っているのは何といってもゾロの黒い衣装。
でも、最後まで顔を見せてくれないのよね。
と、文句ばっかりかと言われそうだ(笑)
でもね。
残り少ない(であろう)トップ生活、思い残すことなく見たいから贅沢になっちゃうのよ。
ゆみこちゃんのメンドーサはとにかく嫌な役。
悪役の嫌らしさで魅せるほどでもないし、ちょっと不満が残る配役。
水ゆみが好きな私としては、キムの役をゆみこちゃんに振って欲しかったかも。
キムの役はセリフは殆どないけど、おいしい。
ゆみこちゃんが寂しく死んでいく横で、主役に抱かれて死んでいく。←これはどうなんだ?
最後の最後に言葉を発するのは大方の予想どおりだったけど、やっぱりキムちゃんは上手い。
泣かせるよね。
しかし、芝居よりおいしいのがフィナーレナンバーの、みなこちゃんとのデュエットダンス。
久々にダンスで泣かされました。
水ファンだけど、フィナーレナンバーで一番良かったと思えるのが、この二人のデュエット。
みなこちゃんが踊れるのは知っていたけど、ここまでダンスに感情を込められる子だとは知らなかったからびっくり!
ダンスで感情表現できる娘役というと、こだま愛さんを思い出してしまいました。
次の公演からの水さまとのダンスが俄然楽しみになってきました。
次の相手役がみなこちゃんで良かったかも。
そして、そして。
キムよりも儲け役なのが、きたろう。
きたろう最高。
きたろう愛してるよ。
きたろうのために通えるわ。(笑)
お芝居はプロローグとフィナーレナンバーが良いの。
いっそ、プロローグとフィナーレを繋げてくれ、と思うぐらい。
正塚のフィナーレナンバーとは大違いでした。
と、ここまで書いて気づいたのだけど。
宝塚としては、そこそこの二本立てなのに、なんだか文句が多くなってしまったのは。
日本物ショーは轟理事の謙信、芝居はキムのデュエット。
これが一番印象に残ってしまったのが水ファンとしては、残念なのかも。
ゾロの姿の時に、もうちょっと顔を見せてくれるだけで印象違ったはずなのに。
惜しい。
週1日観劇の予定なので、また感想は追加していきます。
ラインナップ発表時にマジこれは試練と思った石田ショー&谷芝居。
ドキドキしながらの観劇となりましたが、結論を先にいうと、石田&谷にしては頑張ってました。
どちらも組子の見せ場が下級生にいたるまであったし、前作よりは一般受けしやすいし、綺麗で楽しく、難しいことを考えられず見られます。
セクハラもないし、唐突に妖精も出てこない。←レベル低すぎ(笑)
リピートするのが辛いということはないかな。
『風の錦絵』
イシダ、頑張ったぞ。
誉めてつかわす。
幕開きのAQUA5が5人若衆で並ぶ姿はとにかくかっこいい。
そういや『誠の群像』のプロローグも良かったよね。
日本物ショーというと退屈だとか、取り付きにくいとかいうイメージがあるけど、テンポが早いから飽きないし、和洋折衷具合が新鮮。
風林火山の水信玄VS轟謙信の場面。
ちょうどNHKの大河で謙信が出てきてるからグッドタイミング。
ここは轟理事がとにかく美しい。
水ファンなのに理事に見とれました。
今回、出番が少ないこともあって、アレルギーを感じずに素直に見られたからかしら。
理事の一番の武器はなんといっても、あの整いすぎているとすら思う美貌。
美貌を謳われた謙信にぴったりでした。
いつもは眠くなる松本理事の出番も今回はほどよい長さで、ゆみこちゃんの歌声に聞き惚れていたら終了。
いつもこんな感じにしてくれ。
そして、菊人形の場面はキムとな同期コンビ。
この二人のほんわかムード良いわぁ。
となみちゃんサヨナラなのに、ショーでは水となの場面が殆どないこと、水さまに見せ場があるようでないこと、この2つを覗いては作品的には満足かな。
水さまに歌が1曲しかなかったのは、石田上手いぞ!と思ったし。
『ZORRO 仮面のメサイア』
黒いマントに仮面姿の男役が大階段にズラリの並ぶプロローグのかっこよさはゾクゾクもの。
いやでも期待しちゃいました。
しかし、ストーリー展開は「スカーレットピンパーネル」のちゃちい版みたい、と思ってしまったのが正直なところ。
ゾロの登場の仕方とか、囚われ人の救出の仕方とか、もうちょっと工夫できなかったのかしら。
穴を掘って出てきたって、なんじゃそれ?みたいな。
また、星組公演に引き続き中途半端に人種差別を取り上げるのも、なんだかなぁって感じだったし。
(元々谷は人種・民族問題が好きなワケだが)
特にメンドーサの「インディアンとは約束しない」というセリフはなんとも後味が悪かった。
ついでに傷を追ったメンドーサにゾロが止めを指すのも、ヒーローらしくない。
ちょっと卑怯じゃないの?
これなら何も新作作らなくとも、『アポロンの迷宮』の再演でいいのになぁ、なんて思いました。
水さまファンとしては、仮面をつけているか、似合わないフリフリの衣装を着ているかどちらかなのは、ちょっとオイオイだったわ。
中でもプロローグが終わったあとの登場シーンのレースビラビラのグリーンの衣装。
あれデザインしたの誰じゃと言いたい。
なんだか生地も安っぽいし、体に沿ってなくて浮いてる感じ。
ヒーローの登場なのに、全く似合ってないんだもの。
お芝居で似合っているのは何といってもゾロの黒い衣装。
でも、最後まで顔を見せてくれないのよね。
と、文句ばっかりかと言われそうだ(笑)
でもね。
残り少ない(であろう)トップ生活、思い残すことなく見たいから贅沢になっちゃうのよ。
ゆみこちゃんのメンドーサはとにかく嫌な役。
悪役の嫌らしさで魅せるほどでもないし、ちょっと不満が残る配役。
水ゆみが好きな私としては、キムの役をゆみこちゃんに振って欲しかったかも。
キムの役はセリフは殆どないけど、おいしい。
ゆみこちゃんが寂しく死んでいく横で、主役に抱かれて死んでいく。←これはどうなんだ?
最後の最後に言葉を発するのは大方の予想どおりだったけど、やっぱりキムちゃんは上手い。
泣かせるよね。
しかし、芝居よりおいしいのがフィナーレナンバーの、みなこちゃんとのデュエットダンス。
久々にダンスで泣かされました。
水ファンだけど、フィナーレナンバーで一番良かったと思えるのが、この二人のデュエット。
みなこちゃんが踊れるのは知っていたけど、ここまでダンスに感情を込められる子だとは知らなかったからびっくり!
ダンスで感情表現できる娘役というと、こだま愛さんを思い出してしまいました。
次の公演からの水さまとのダンスが俄然楽しみになってきました。
次の相手役がみなこちゃんで良かったかも。
そして、そして。
キムよりも儲け役なのが、きたろう。
きたろう最高。
きたろう愛してるよ。
きたろうのために通えるわ。(笑)
お芝居はプロローグとフィナーレナンバーが良いの。
いっそ、プロローグとフィナーレを繋げてくれ、と思うぐらい。
正塚のフィナーレナンバーとは大違いでした。
と、ここまで書いて気づいたのだけど。
宝塚としては、そこそこの二本立てなのに、なんだか文句が多くなってしまったのは。
日本物ショーは轟理事の謙信、芝居はキムのデュエット。
これが一番印象に残ってしまったのが水ファンとしては、残念なのかも。
ゾロの姿の時に、もうちょっと顔を見せてくれるだけで印象違ったはずなのに。
惜しい。
週1日観劇の予定なので、また感想は追加していきます。
ここに爆笑しました。
イヤ、大事ですよね、ソレ。
普通の宝塚でしたよ
セクハラとか妖精とか、ありえませんから~(笑)