花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

リアクション期待してます

2021年07月22日 | 研究
ここは環境班の本拠地である馴化温室。
今日から夏休みに入ったので、まったく人の気配はありません。
さてこの装置は先日まで1年生のJr.が野菜の冷却栽培に使ったもの。
レタスとコマツナの2種類を栽培していましたが
今はすべて収穫され、ご覧の通りすっからかん。
冷却装置もコンセントから抜かれました。
分析結果は後ほど連絡があるので、
ひとまずこちらも少しお休みすることになりました。
栽培して感じたのは、レタスの反応は鈍いのですが
コマツナはとても早いということ。
まるでリアクション芸人です。
Jr.のドッキリ氷風呂に、ちゃんと反応してくれました。
これが成分の違いとなって現れることを期待してます。
さて夏休みが終わったら第3弾としてホウレンソウを植え付ける予定。
そのため夏休みの後半に播種を計画しています。
寒気に触れさせ機能性成分を高める寒締め栽培は
そもそもホウレンソウで誕生した技術。
もしかしたらコマツナよりもレスポンスが早いのかもしれません。
まずはその前にしっかり夏の暑さから身を守り、
自分たちの体力を復活させましょう。
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Fuji Apples

2021年07月22日 | 
ご覧ください。ニュージーランドから輸入されたリンゴです。
6月にも一度紹介しましたが、あれば黄色っぽい品種。
これは真っ赤なので、なんとなく日本のリンゴに
似ているとは思いませんか。それもそのはず。
このリンゴは青森県が生んだ日本を代表する品種「ふじ」なのです。
ふじは甘みと酸味のバランスが絶妙な良食味品種。
さらに保存性も優れています。そのため海外でも人気で、
アメリカやニュージーランドでも生産されています。
リンゴ王国青森県のふじ収穫は11月と晩秋。
季節が逆の南半球のニュージーランドも今が晩秋。
遠い海外でも収穫時期は同じようです。
ただ違うところは大きさ。輸入物は握りこぶし大と小ぶりなのです。
青森県では中国などアジアの国を訪れ
リンゴの販売状況を学ぶ研修を行っている農業高校がありますが
やはり海外では日本のリンゴの味はもちろん、大きさに感動するといいます。
同じ品種でもずいぶん違うものです。
よくアメリカのbaseballと日本の野球は違うといいますが
このリンゴも「ふじ」ではなく「Fuji」なのでしょうか。
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