花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

花好きは環境システム科へ

2021年07月30日 | 学校
今日は中学生のための体験入学。
地元の中学生が名久井農業高校にたくさんやってきます。
これは名久井農業高校の正門付近から見上げたキャンパス。
中学生の皆さんの目には、まずこの景色が飛び込んでくるはずです。
果たしてどんな第一印象を受けるのでしょうか。
さてこの画面の右側奥には夏を代表する庭木「サルスベリ」があります。
まだ咲いていないので、ちょっと位置ははっきりしませんが
鮮やかなピンクの花が咲けば、目立つのですぐわかります。
以前、このサルスベリが咲く風景を撮影したいと地元のテレビ局が
取材されたことがあります。斜面に植えられているので
晴れ上がった青空を背景にピンクの花を
下から見上げるように撮影できるからだそうです。
夏の終わりを告げるサルスベリ。咲いたらまたご紹介したいと思います。
ところで真正面にテーブルのように刈り込んだツツジが見えますが
その下に何やら黄色い花が見えます。
ここは昔から花で文字を作り、何かメッセージを発信する場所。
今年はいったいどんな文字が書かれているのでしょうか。
ちょっと近づいてみましょう。
なお工業系のイメージが強く男子中心となりがちの環境システム科ですが
新しい名農では環境システム科で花の栽培やアレンジなどを学ぶことになります。
学校名、学科名は同じですが内容は大きく変わっているので
中学生のみなさんは、そのあたりもじっくり確認してみてください。
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喜寿

2021年07月30日 | 学校
名農名物のフラワーサインのそばまでやってきました。
黄色の花で作られた文字はいつもの「NAKUI」。
しかし今回はその後にも何か描かれています。
よく見ると「77th」。これはいったいどういうことでしょう。
もちろん今年で創立77周年という意味。
人間でいえば「喜寿」。つまりお祝いをする節目の歳なのです。
さてほとんどの高校は10年ごとに周年行事を行います。
ということは前回は7年前の70周年記念。
当時のTEAM FLORA PHOTONICSは環境システム科の新設に伴い
住み慣れた園芸科学科からの移籍が決定。
ちょうど移行期だったため、なんと3年生が女子中心の園芸科学科、
2年生が男子中心の環境システム科という不思議なメンバー構成でした。
そこで園芸科学科草花班として育んできた研究を楽しむ文化を
新学科で再スタートするになった環境班にも継承させようと
意識的にサクラソウの保全活動や発表会などに
先輩と一緒になって取り組んでもらったのを覚えています。
活動の成果を2〜3年生全員で農業クラブ東北大会で披露しましたが
その内容も発表力も間違いなくフローラ史上最高だったと思います。
この年の冬、先輩に刺激を受けた2年生はサクラソウ保全と同時並行で進めていた
サンパチェンスによる水質浄化システム「BIO-ENGINE」研究で
内閣総理大臣賞を受賞。DNAが引き継がれていることを証明してくれました。
今日は体験入学。3年後の80周年で大活躍する中学生たちがやってきます。
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