花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

梅雨入りに感謝

2021年07月02日 | 研究
現在、名久井農業高校は1学期末考査の真っ最中ですが
考査直前の課題研究でフローラハンターズの男子が育ててきた
水耕栽培レタスの収穫が行われました。
収穫後に行われるのが収量調査。重量や根の長さなど
今までの生育調査では測定できなかった部分の調査が行われます。
リンゴやジャガイモなどは保存ができるので
収量調査は収穫後にじっくりできますが、レタスは違います。
数時間もしたら萎れてしまうので、スピード勝負。
担当する二人が流れ作業で調査を進めていきます。
ところが幸いなことに現在東北地方は梅雨入りし、
温室の中でも気温が25度もなく快適。
人にもレタスにも優しい環境となりました。
そんなことで何の問題もなく収量調査は終わり、
成分分析をしてもらうために県工業試験場に送られました。
結果は後日。試験場から送られてくるデータが楽しみです。
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お土産

2021年07月02日 | 研究
こちらもレタスの収量調査。
どうやら葉の枚数や重量を測定しているようです。
行っているのはフローラハンターズではなくJr.。
課題研究のない1年生なので放課後に行われました。
どうやら一株にこんなにたくさん葉がつくことに驚いている様子です。
さて収穫後は先輩のサンプルと一緒に試験場に送られますが
たくさん栽培しているので、いくつか残ります。
予備で育てていたレタスの用途はもちろんお土産。家で食べてもらいます。
実は食べてみるというのも農業にとっては大事な調査。
官能試験といって必ず行われます。
行儀が悪いのですが、その場でも少し食べて見ましたが
区によって微妙に味が違います。
これが成分の差となって現れるかもしれません。
レタスの味比べという貴重な体験をしたJr.。
期末考査が終わると今度は小松菜の収穫となります。
ハンターズの温室は今、収穫の夏です。
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