花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

朝日のあたる坂道

2021年07月28日 | 学校
今日は3代目環境班が環境省の気候変動関係の研修会で
今まで考案してきた技術を披露する日。
オンラインとはいえども人前で発表するのは昨日のボランティア大会が初陣。
今回は2度目とはいえ朝から緊張しているかもしれません。
さてこれは名久井農業高校の正門から校舎に続く
曲がりくねった坂道の途中に設置された大きな横看板。
2018年にファイナルフローラがストックホルム青少年水大賞で
準グランプリを受賞したのを祝って
学校が設置してくださったメモリアルサインボードです。
2012年に出場した際は正門の横に、
そしてグランプリを受賞した昨年も
同じように正門横に設置してくださいました。
なぜなら正門横には看板を掲げる専用の足場が組まれているからです。
正門前の道路は国道ではありませんが、
毎朝、南部町から八戸方面に向かう人たちで思ったよりも交通量が多い道。
おそらく自動車に乗っている方の目に間違いなく映っているはずです。
ではいったいなぜ不思議なことに2018年だけは、
道ゆく人からは見えないこの坂道に看板が設置されたのでしょうか。
まさに想定外の設置場所。これには2018年に受賞したフローラのメンバーも
首を傾げていたのを覚えています。
そこでちょっと強引に考えてみました。



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後輩へのメッセージ

2021年07月28日 | 学校
ストックホルム青少年水大賞に3度出場した研究チームの健闘を讃え
学校が設置してくださった大きな横看板。
2012年と2020年は正門脇の正規な看板設置場所に設置されましたが
なぜか2018年だけは地域の方から見えないキャンパス内の坂道に掲げられました。
本当の理由はわかりませんが、勝手に推測してみました。
このような看板の設置場所を決めるのは校長先生ですが、
実は2018年の校長先生だけが名久井農業高校のOBでした。
高校時代の3年間、このキャンパスで学ばれた先生ですから
単なる思いつきではなく、一番良い場所を選んでくださったはずと思っていたところ
設置から3年目の今年の朝、あることに気がつきました。
何と木々の間から登ってきた朝陽が看板を照らしているではありませんか。
それも看板周辺のほとんどは建物の影で日陰になっているのですが、
この場所だけはまるでスポットライトでも当てたように明るいのです。
これはその瞬間を撮影してモノクローム加工し
コントラストを強調した写真ですが、
まさにスポットライトを浴びたように看板だけが白く浮かび上がりました。
ちょうど登校時間。これなら否が応でも
登校してくる名農生の目に飛び込んできます。
まさにここはキャンパスを知り尽くしている
校長先生だからこそ知ってる秘密の一等地でした。
正門横の看板は地域の方々へのお知らせが目的ですが
この校内看板は、校長先生が「先輩たちに続け」と
後輩である名農生を鼓舞するために発信したメッセージかもしれません。
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