東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

ヘブンスそのはらにおける訓練(9月28日後編)

2015年10月07日 12時39分30秒 | 航空機
 1回目の救助隊員、救急隊員の投入が終わりヘリポートへ戻って来た「アルプス2号」。
 ようやく次のシナリオへ進む。


想定2.要救助者と接触した救急隊員から医師の応援要請。
   65歳女性、喘息の重篤発作。医師による処置が必要と判断したもの。



10:40 航空隊員に伴われヘリに乗る市立飯田病院の医師。


地上、上空支障無し。離陸良し!


10:44 2回目離陸。


コパイ席の方にガン見された(汗


 今回もホイスト降下で隊員を投入。
 なので地上はのんびりモード。



10:54 次の想定に備えて待機。


ここだよ~


救助隊員も大変だけど、この地上誘導員も大変。毎度このようなダウンウオッシュにさらされる。


10:56 着陸。


想定3.地震により道路崩壊箇所があるとの通報。村役場職員並びに消防署員を乗せ、
   崩壊箇所の確認とデジタル無線での通信を行う。



役場の人と消防署員の計3名が搭乗。


11:00 離陸。神坂峠方面へ。


確認が終わり戻って来る。


11:11 降機。次の想定に移る。この時点で松本空港離陸から1時間半が経過。


想定4.神坂峠付近でけが人発生。60歳男性、足を痛め歩けないというもの。



11:18 要救助者と接触した消防隊員から緯度経度と目標物の連絡が入り離陸。


障害物等確認。


神坂峠へ向かう。下には停止したゴンドラが見える。


 神坂峠の事案に向かったがヘリでの救出は困難と判断しキャンセル。
 先ほど医師投入した事案でピックアップ待機中との連絡が入りそちらへヘリは向かう。

 さすがに燃料がきついため給油の手配が入る。
 飯田には燃料補給ができる場所があるのだ。

 要救助者、医師のピックアップが完了したヘリは一旦場外に戻って来る。
 残された航空隊員を拾って行くのだ。



11:36 アプローチ。


航空隊員がAPUを持って乗り込む。少しでも機体を軽くするためAPUを降ろしていたのだ。


11:37 離陸!


当初、市立飯田病院へ搬入する予定だったがドクターヘリの本事案と重なったため飯田運動公園へ向かう。


 これにて訓練終了。
 ヘリはミッションも入ったらしい。南の端から北の端まで大変だ。

 自分もある場所へ向け転戦することに。



NH○長野より
医師も同乗 ヘリで救難訓練

秋の行楽シーズンを迎え、山あいなどで急病になったりケガをしたりした人を
ヘリコプターで駆けつけた医師が治療する訓練が阿智村で行われました。

阿智村にある山岳リゾート施設で28日に行われた訓練にはおよそ90人が参加しました。
訓練は地震の発生で運転できなくなったロープウエーのゴンドラの中に取り残された人が
重いぜんそくの症状を示しているという想定で行われました。
ヘリコプターで近くの空き地に降り立った医師は消防の救助隊員の助けを借りてロープを使ってゴンドラに乗り込みました。
そして、患者の意識を確かめながら薬を投与するなど応急処置を行ったあと、
患者と一緒に再びヘリコプターに乗り、病院まで向かいました。
飯田広域消防本部の桂稔消防長は「患者の初期治療は迅速さが求められるので今後も医師と連携して取り組み、
観光で訪れた人たちの安心につなげていきたい」と話していました。


以上引用終了。



 今回は長野県防災航空隊並びに飯田市消防本部の方達のお世話になりました。
 今度は11月、再びお世話になります(笑
コメント (4)
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