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岐阜基地航空祭予行(22日後編)

2015年10月30日 06時59分13秒 | 航空機
 岐阜基地航空祭が近付くに従い、ある噂がささやかれ始める。
 「どうやら特別塗装機が出るらしい」

 本当にいるのか、そんなのがいて飛んでくれたらラッキーなんて思っていた。


 午前中の予行の最後になり、同系機種が2機ずつ離陸していく。
 F-4EJが1機上がり、次の機体に賭けた。
 アフターバーナーの音がして離陸滑走を開始した様子がわかりカメラを構える。
 機体が見えた瞬間、周りからはどよめきが起きる。



#336 F-4EJ  通称、ブラックファントム。ADTW60周年記念塗装機  今日来てよかった。


#502 いつもながらベイパーすごい。


うっすらとバーナーの炎が見える。晴れている日は難しいなぁ。


ブレイク…ナウ!


まずは6機フォーメーションで会場通過。


会場西側で先ほどブレイクした2機が合流して正面から進入してくる。


 同一機種ごとに会場東から進入してきてブレイクして行く。
 なかなかフレーム内に2機を入れるのは難しい。小さくなるし。
 ここからは説明無しで。





















ブラックファントムとノーマル機が進入。


ブレイクナウ!カメラはブラックを追う。


垂直尾翼をトリミング。


 編隊を組んでいるのは左翼からF-15、F-2、F-4、T-4、C-1、T-7。
 編隊に合流しようと離陸したばかりなのは開発中のXC-2か。

 このときは気が付かなかったが機体下部にも文字が。
 「空の勝利は技術に在り」
 これはADTWのHPのフラッシュにも出てくる。

 この言葉は第四代航空幕僚長、松田武氏
 航空自衛隊整備学校学校長を務めている際に提唱したものだそうだ。

 「技術は戦術をも変革」することはすでに戦史が証明するところである。
 そこで教育のモットーとして、「空の勝利は技術に在り」と提唱した


(出展:http://y-hamada.hatenablog.com/entry/20141111/1415631600 より)


 現代戦、制空権を握るものが勝者と言っても過言では無い。
 その航空機を常に最高の状態で維持し、最新技術を投入していく地上部隊員。
 飛行機はどうしてもパイロットに目がいってしまう。
 普段は目立たない整備補給部隊。
 しかし、その飛行機を支える地上部隊員がいてこそ飛ばす事が出来る。
 今回、機体下に書いたのも「縁の下の力持ち」を言い表したかったのかも。 

 

コンバットピッチを行い減速する。


10:25 #004 C-1 が離陸。午後からのに備えて離陸?


 アクチュアルから帰ってきた防災ヘリも着陸し、特別塗装機も着陸したようだ。
 多治見近辺で待っていた機体が会場に進入してくる。



#603 (KC-767)が空中給油のデモ。


民間型では見られないマニューバを披露して小牧へRTB。


 これでこちらも引き上げ。
 あぜみちにいっぱいいた人たちも一旦どこかに引き揚げて行く。



10:47 JA9614 BK117B-2 川崎重工


 バス芸人様ともここでお別れ。
 それではまた後日(笑)



航空宇宙博物館には地上展示機がいっぱい。



 下道で家まで帰るが疲れなんてどこへ。
 昼食後に写真整理して再び職場へ。
 トラックに荷物を載せ、こちらも出張の準備を行なう。

 さて、また九州へ行くぞ。
コメント (10)
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