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カモフ木曽ツアー 滝場外編(11月17日その1)

2020年01月30日 07時14分44秒 | 航空機
先日の王滝村の現場で今後の予定を聞いていた。
しかし天候等の関係もあり、しっかりとした日程が出されるわけではない。
「ここの現場が終わりか、土場がいっぱいになったら転戦する」とのこと。
好天が続き、仕事が進めば早く終わるだろう。
かと言ってカモフの仕事が早すぎても土場がいっぱいになってしまい、木を山から出すことができなくなってしまう。
事業主はそれは防ぎたいようで、土場でかなり頑張っているとか。

運航担当者とスケジュールの確認を行い、転戦してくる日が大体決まる。
後は来るのを待つだけだ。
転戦予定日、休日出勤で仕事をし、七五三のため午後から帰宅する。
その際に何となくだが土場へとアプローチする機体が見えた気がした。
では明日見に行くか。

そして翌日。
久しぶりに使用される場外へと向かう。
急峻な林道を気をつけて走ると土場へと向かうご一行様と合流。
今日はよろしくお願いします。



朝の点検を実施中。


この場外、先日見に来たときはススキ野で本当にやるか不安だったよ。


正面顔は相変わらずユーモラス。


「やっぱり来たね!」と整備士Nさん。営業のHさんもいたのでご挨拶。
 今日の仕事を聞くと、ここでの本数はそれほどないため、本当なら昨日のうちに終わっていたかも…と言う。
 事業主が久しぶりのヘリコプター集材ということで手順確認等で時間がかかったらしい。
 今日は午前中で終わるかも?

 そうしているうちに機体の準備が完了。
 地上の方も準備はできているようで仕事開始となる。

 

8:47 NO.1エンジンスタート。ローターの朝露が吹き飛ぶ。


8:51 フックの作動試験。


 各種チェックも終了して機長からのサムアップが出る。
 いよいよ離陸だ。



8:56 ローターの回転速度が上がりピッチも変わる。


8:57 離陸。


朝日に照らされる。キラキラしているのはススキの穂。


切り出し場へ。


 切り出し場へは車でもここから約30分の山深いところ。
 ヘリなら直線で行けるからあっという間に帰ってくる。



9:01 土場へと向かって一直線。


大きさの比較がないから木の太さがわかり辛い。


9:02 土場にアプローチ。ゆっくりと置いたら…


巨体に似合わず俊敏な動きでターン。


 今日、山から出している木のほとんどはお伊勢さん向け。
 1本の太さは直径60センチを超える桧だ。



9:06 相変わらず長い…。


JA6955 KAMOV KA-32A11BC アカギヘリコプター 


9:15 光線状態がいまいちかな。


9:16 下の状況を確認しつつ作業。


5メートルダンチ~


 2本一緒に持って来るとたまにこういうこともある。
 機長は地上の誘導に従いつつ、隣の機上整備士と確認しつつ作業を行う。



大丈夫だね。


一気に駆け上がり山に向かう。


 ここでポケットからスマホが鳴る。
 ここの現場、電波も届くんだよな~。
 呼び出しだったのでここで一旦現場離脱。
 また午後から来ようっと。
コメント
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