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清内路昼神線新設延線工事(2021年11月26日その1)

2022年03月08日 08時25分35秒 | 航空機
まずは下記リンクをご覧ください。
100年先も、ここから電気を送り届ける。

中部電力としても約20年ぶりに建設する流れ込み式の水力発電所。
この発電所で発電した電気を下流側にある、
昼神発電所に併設されている変電所までの約4.5キロを12本の鉄塔で結ぶ。
これまで塔体工事にかかる物輸の様子は何度か紹介してきた。
今回は総まとめであるヘリ延線の様子をお送りします。

この工事関係の情報は阿智村のHPに逐一アップされていた。
工事日は曇り時々雨で午後からの方が天気が悪そう。
仕事の都合をつけて午前中に施行と予想して場外へと向かう。
寒気が流れ込んでいることもあり山の方は雪が積もっている感じ。


現地到着。やっぱり雪が積もっていた。


 車で場外に到着する寸前に関係者からまじまじと見られる。
 なんで?と思ったらその理由は後ろにあった。



8:44 げ、アプローチ開始!


8:45 フレアをかけて減速。


降ろして~


着陸よし!


エンジンカット。機内にある資機材を降ろす。


関係会社である東新エンジニアリングがボビンを準備。


 何とか作業が出来そう、と現場監督の顔が一瞬緩む。
 天気やコロナの関係で予定よりだいぶ遅れているとか。

 ヘリ延線も本線である電線を延ばすわけでなく、ナイロンロープを延ばす。
 ナイロンロープ→ワイヤ→導体
 と入れ替えていく。
 その後も
 ・緊線(規定力まで引っ張る)
 ・碍子取付
 と作業をしてようやく電線関係は終わり。
 その後の片づけや植樹等もあるためその後半年はかかるそうだ。



9:00 本日の作業のKY開始。


 地上員の配置が確認できたところで監督たちから作業開始OKと伝えられる。
 機長も飛行に支障なしと判断し機体に乗り込む。



9:19 電源オン


9:20 NO.1エンジンスタート


OK


9:23 NO.2エンジンスタート


OK。


9:25 後席のブレーキマンと作動状態の確認。上がるよ~


9:26 JA6412 Bell412EP 新日本ヘリコプター  離陸


反転して


まずは下見へ。


 こちらも移動開始。
 ここの営業担当者も延線現場へと向かったそうだ。
 場外から一番近いのは発電所側。
 ここで砂袋の投下が行われるという。
 これは撮らねば…

 しばらくしてヘリの音が近づいてくる。
 昼神変電所から順に確認していたようだ。



9:36 鉄塔一番上に待機しているラインマンがいた。


発電所へと接近。


もっと近づいて…


あまりにも近くてスマホで撮影。国道端でこんな作業が見られるとは。


上昇しつつ再び1番鉄塔へ接近。


滅多にない経験なので中部電力の人もいっぱい見学に来ている。


さあ、いよいよ本番だ。
コメント
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