順風ESSAYS

日々の生活で感じたことを綴っていきます

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法学部の学生時代から、日記・エッセイ・小説等を書いているブログです。
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プロ野球

2005年08月01日 | 時事
プロ野球に関して、私はヤクルトスワローズが大好きである。そして大のアンチ巨人である。しかし、最近巨人が低迷し、新聞でもニュースサイトでも少ししか扱われず、プロ野球中継も時間短縮されるほどである。新人の積極起用となり、鈴木・矢野・堀田などが注目されているが、これではヤクルト並の軽量打線である。鈴木はバットを短く持って、なおかつ球をみることが多く四球も厭わない感じである。誰が打席に立ってもホームランがでるかもしれないといった重みが最近感じられなくなってしまった。

RPGで魔王が弱いみたいに、セ・リーグでは巨人が圧倒する力で悪役として振舞う構図が崩れてきて、どのチームもしたたかに戦術を駆使して争う構図になってしまった。巨人はかわいそうな悪役になってしまっている。一方で、パ・リーグのソフトバンクは悪役にならずに圧倒的な戦力をもっている。投手陣が若く爽やかであるし、他球団の有名選手を金で奪ったりということがないからであろう。オーナーも外見では親しみのある感じがする。

一度できあがったイメージを変えるのは難しい。巨人がソフトバンクみたいになるには時間がかかるであろう。最近では中日・阪神のほうが近い存在だ。

年表作り

2005年08月01日 | 日記
今、サークルのお仕事で60年間の年表を作っている。毎年記録をちゃんと残しているわけでもないサークルの歴史を調べるのは難儀であるが(無資料のところは古代ギリシアの「暗黒時代」と同じようにしようかなとも思っている)、最初の作業として対照となる「世の中の動き」という部分を作っている。

新聞社がまとめた年表などを参考に作っているが、こんな事件もあったな、ということが多い。以前ニュースや新聞でみた記事の内容が歴史年表に載っているというのは感慨深いものがある。時代が新しくなるほど、これから忘れられるだろう事件も生き残っており、社会が複雑になってきているので年表に載せる事件はどれか、抽出が難しい。

衆議院議員の自殺

2005年08月01日 | 時事
衆議院議員の自殺があった。郵政民営化賛成派反対派どちらにも傾きうる事件だが、反対派に有利に使われそうな雰囲気である。傍からみてると郵政法案に命を賭けて反対するほどの内容がないように思うのだが。

さて、自殺について、刑法は処罰規定を置いていない。自殺に関与した第三者に対しては処罰規定がおいてある。なぜ人を殺してはいけないのかというテーマが雑誌で何度も特集されるように、なぜ自殺をしてはいけないのかというテーマもよく議論される。でも一応法律的には自殺は禁じられていない。殺人については、ほぼ全ての国の法律で禁止されている←現代社会で共通の社会的ルール←これを認めては現代社会が成り立たない、といった説明が可能であるが、自殺については倫理的な説明をしなければならない。しかし、自殺にはロマンチックなイメージもあるし、尊厳死や安楽死といった場面までには拡張できない。難しい問題だ。

刑法各論では、自己の生命を処分するのも自由であるから違法でないというのが現在有力になっている。違法性は法益侵害のみで考えるという立場と整合しそうである。反対説は、自殺は違法であるが自殺しようとした人には責任非難を加えられないという理由で処罰しない、というのがある。覚せい剤使用と同じように自殺の自由はパターナリズムで制約されるべきとするのだろう。

ここで法律上の論点を議論するつもりはないので、その点にかんするコメントはナシで。