3月年度末で引退とされていた12200系ニュースナックカー。
しかしながら事実上、2月12日で定期運用を終了するようですね。
ネットで情報を収集するとクラブツーリズムが3月23日に貸し切りツアーを開催するようですが
今の所それ以外の情報が拾えずそのツアーが事実上のラストランとなるかも知れないようです。
定期列車に関しては私自身、今日しかカメラに捉える事が出来ないので本当に自分が
記録出来る12200系の最後の撮影だと思い仕事を切り上げて最後の一枚を記録しました。
OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
Mモード f4.5 1/1000sec ISO400 (61mm)
京都駅を発車したNS39編成、『吉野連絡』橿原神宮前行き特急。
2月の17時前はかなり陽が低く周囲の建物の影が車体に掛かりますが御覧の様に
夕陽の低い色温度は伝統の近鉄特急色を更に引き立てているようにも思えました。
伝統の近鉄特急色とこれでお別れとは本当に本当に残念ですが最後まで伝統の近鉄特急色を
纏いながらその老齢に鞭打って力走を続けた12200系に感謝したいと思います。
乗り物に限らずあちらこちらで喫煙に対して制約が課せられそのストレスの為禁煙しました(笑)。
昔は電車でもバスでも灰皿装備が当り前だったのですがね・・・。
12200系の引退で古き良き時代の終焉を重ね合わせるとは思いもしませんでした。
近鉄に於いて私に特急という響きを実感させてくれる名車両でした。
喫煙車両の車内に換気・空気清浄機まで備えて車内に腰掛けて喫煙出来る車両としても有名でした。
車両としても勿論愛着の有る系列ですがやはり国鉄特急色、京阪特急色に続いて幼い頃から
愛着も有り、憧れの対象でも有る近鉄の特急色ですからこれらが次々消え行くのは寂しい限りです。
この近鉄カラーの姿が消える?そうなんですか。名古屋駅から伊勢方面へ行く時に乗車したのも同じ様な車輛でした。ちょうど2年前の今頃です、喫煙車輛に座りましたらえらいヤニ臭くて・・かなり老朽化しているなとは思いました。シートは豪華で大変に心地よいものでした。お仕事を切り上げてまでして撮りに行く近鉄特急。お気持ちが凄く伝わります。もうあいつを二度と見れない!その気持ちが現場へ駆り立てる。鉄は熱い、だから面白い。