旧3000系の来春引退発表を受けて俄かに忙しくなりました。
私自身、通勤・通学を除けば一つの形式の乗車回数だと多分この旧3000系が最多となります。
最近では「日本海」や「きたぐに」の定期運行が終わりました。
少し前だと「雷鳥」の廃止や489系の引退等々我ら年配?鉄道ファンにとって寂しく
そして残念な出来事が相次いでますが幼い頃から実際に見た・乗った・撮った機会の多い
この京阪特急旧3000系の引退発表はそれらの車両よりも思い入れも深く大きいだけにかなりのショックも有ります。
しかし、20年以上鉄道趣味から遠ざかっていた自分が大きな空白期間を作っていたのも事実で
今更焦って乗る・撮るを実践してもどうにもなりませんが旧3000系の最期の時まで出来る限りその勇姿を見守りたいと思います。
どうしても車両・編成主体の写真が多くなりますが出来れば沿線風景と絡めた写真も撮影して行きたいと思います。
K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
Avモード f8 1/640sec -0.3EV ISO400 (260mm)
この場所も有名撮影ポイントです。と言っても今回初めて訪れました。
ここで撮影された写真を見ると駅のホーム端ギリギリから中望遠で撮るケースが多い様ですが
圧縮撮り大好きなbigwest_1965としてはあえてホームから長めの焦点距離で狙いました。
お手軽撮影キットのK-r+SIGMA APO70-300+DA-L18-55での出撃でしたが次回は私の伝家の宝刀?
BIGMA 50-500を持って再撮影に行きたいと思います。
K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
Avモード f8 1/500sec -0.3EV ISO400 (210mm)
この駅、下り列車はご覧の様な感じで撮影出来るので先程撮影した旧3000系の出町柳折り返しを待って
同様のカットを狙うべく1時間以上待って撮影しましたが大気の状態が不安定な為か黒ずんだ鉛色の雲に
空は覆われて望む様な写真は撮れませんでした。残念ですが再度出撃して撮影に挑みたいと思います。
小雨がポツポツ降ってきたので大阪圏での撮影は諦めて京都方面へ移動です。
余談ですがこのとき初めて新3000系に乗車しました(過去、短距離の立っての乗車は有りますが・・・)。
K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
Avモード f8 1/400sec +0.3EV ISO400 (260mm)
京都へ移動中、少しづつ天気も回復したので思い切って中書島で降りて先程の旧3000系の折り返しを待ちます。
本日の旧3000系の運行はこの出町柳までが最後なのでラストチャンスでした。
ダブルデッカー車はしっかり写っていませんが良い感じで編成全貌を捉える事が出来ました。
間に8000系の写真を挟んだ形となりましたが写真をじっくり比較すると旧3000系の優美な車体や
旧京阪特急色の素晴らしさが際立って目立つような気がします。
K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
Avモード f8 1/640sec ISO400 (190mm)
出町柳へ向かった旧3000系を見送ると反対の下り線に淀屋橋行き特急の運用に入った
新3000系がやって来ました。新旧3000系の並びです。
今日、実際に乗って新3000系の車内の居心地を確認する事が出来ました。
見た目の印象以上に車内のデザインは素晴らしかったのですが混雑時を見込んだ3ドア車と
生まれながらの優等車両として2ドアでデザインされた旧3000・8000系とは正直な所
同じ土俵で比較できないなあと感じました。
しかし昔と違って京阪間直通客だけで勝負出来ない現状(阪急京都線も同様ですね)では
新3000系の車両の登場や8000系の一部ロングシート化も止むを得ないのかと思います。
とにかく京阪特急の現状・未来はさて置いて、これからも出来るだけこの旧3000系の
撮影・乗車には力を入れて最後までその活躍を見守りたいと思います。
薄いオレンジ色は新旧で同じ色なんでしょうか?
車体形状もちがいますが、合わせる色で印象もずいぶんと違いますね。
早く撮りに来い!と言われているような連チャンの記事に感謝致します。
ダブルデッカー車が組み入れられ大規模な更新をなされてたのでもう少し
活躍を続けるだろうと安心していましたが8000系のリニューアルが続く中
更新されない8030番台の命運は?なんて心配していましたが運命の日がいよいよ。
塗色ですが赤・橙共に違う色の様です。
赤は深く橙は赤味が抜けて黄色に近い色ですね。
9月からの出張に向けて「おけいはん」パワーをしっかり補充して下さい。
で、次回の『伝家の宝刀』も楽しみです。
昭和の香りがプンプンする旧3000系がデザイン的にも安心感がありますね。
8000系も古風な感じを出しているようにも見えますが、
旧3000系の丸みを帯びたデザインが好みです。
またスカートの形状も見慣れた近鉄の車両ものとそっくりです。
だから安心して見ていられるのでしょうか。
やはり自分にはこの様な写真が性に合う感じですね。
一世代前なら8両といえば決して長い編成では無かったのですが
JRの特急車も軒並み短くなりましたので今ではこの長さでも長編成の
部類と言える現状が正直寂しいですね。
旧3000系の断面はこの形式だけの断面で屋根のカーブや裾の絞込みも
オリジナリティ溢れる造形です。
パノラミックウィンドウを採用した運転席窓や1段凹んだ位置に貫通扉や幌を
設けたデザインも
当時としては斬新なデザインだったと思います。
スカートですが編成運用の変換に際してその都度形状が変化しています。
密着連結器+電気連結器装備の頃のスカートは同様の仕様で有る
近鉄車に更に似ていました。
旧3000系、ご丁寧に京阪電鉄のホームページに運用が掲載されています。
take44さんも旧3000系が引退するまでに機会が有れば撮影&乗車にチャレンジを
してみてはいかがでしょうか?
bigwest_1965同様、私も自分が慣れ親しんだ列車たちが引退することが寂しく、この旧3000系は私も通勤・通学以外でよく乗っていたので、ひときわ寂しく感じられます。
新3000系は快適ですが、bigwest_1965さんがおっしゃるように2ドア特急車として作られた旧3000系には、特別な列車として扱われていた風格があるのに対し、新3000系はあくまでも通勤電車という感じですね。
新8000系が旧3000系の遺伝子を受け継いで登場しましたが、リニューアルとともに一部ロングシートが採用されてしまったのが残念です。
時代の流れということで、仕方がないのかもしれませんが・・・。
『特急彗星号』と共に今後とも宜しくお願い致します。
R25さんがおっしゃる通り京阪旧3000系や阪急6300系は特急車の
風格を持っていましたが新3000系は豪華な近郊形の範疇に納まりますね。
阪急の現行特急車である9300系も同様のイメージです。
と言っても京阪・阪急・JR西日本それぞれが独自の個性を持った
車両を送り出し利用者の快適性の向上のみならず我々鉄道ファンをも
楽しませてくれているのは昔からの伝統でありとてもありがたい事だと
認識しています。