主鉄写日記

鉄道を中心にデジタル写真を楽しむ
私、bigwest_1965の写真ブログです。

ようやく“楽”に乗れました

2022年05月19日 19時00分00秒 | 近畿日本鉄道

団体・貸し切り専用車の初代“あおぞら”号20100系の後継として1990年に登場した20000系“楽”の初乗車を

5月15日に果たす事が出来ました。

 

本来は団体専用の貸し切り列車として運行される“楽”ですがコロナ禍の影響も有り運行も激減。

最近では終夜運転で臨時快速急行で運用されたりこのGW期間中には臨時列車として大阪~伊勢間を

複数日運行するなど以前よりもお気軽?に乗車機会をゲットする事が出来る様になりました。

 

 

登場からおよそ32年。

途中で大きなリニューアルを受けた20000系“楽”にようやく乗れる機会を得たので今回は今更?

と思われるのは覚悟で乗車した“楽”の車内の様子を中心にご紹介させて頂きます。

10100系以降の特急車は全て乗車しましたがあおぞらⅡ・がきろひは別として“楽”に

乗車出来た嬉しさは大きく、多くの駄作写真で乗車記を綴らせて頂きたいと思います(笑)。

 

 

乗車したのは5月15日(日)。

臨時列車として大阪上本町~賢島を運行されるこの“楽”に乗車するには乗車券以外に

“臨時列車『楽』らく列車券”という切符が必要となります。

 

 

運行日の14日前からの発売で発売額は400円!

通常の特急料金は大阪上本町~賢島間は大人1,640円なので1,240円お得。

運賃は片道2,350円なので近鉄週末フリーパス(4,200円)を購入し近鉄で往復すれば

更にお得に乗車出来るというファンにとってはもの凄く嬉しい企画と言えます。

 

 

貸し切り運行の“楽”は8時14分発。

こういった企画モノ列車の乗車機会が少ない私はその貴重?な機会を記録すベく頭端式ホームで

初乗車する“楽”の到着を待ちます。

 

 

特製ヘッドマークを掲出した20000系“楽”。

 

座席は指定ではなく号車指定となっており良い席をGETしたいと思いつつ到着した20000系の

観察・撮影を行います。

 

 

しかし、少しでも良い席を撮りたいと慌てて車内へ駆け込む私(笑)。

 

 

 

人が写り込まない間に少しでも記録しようと思いましたがこの様な列車はいわゆる“鉄オタ”と呼ばれる

ファンが多いのが当り前!

 

案の定、カメラ片手に車内を行き交う人が多く断念しました。

 

愛機と“臨時列車『楽』らく列車券”で記念撮影。

 

シートは転換クロスシートと呼ばれるものでかつては近鉄でも18000・18200系特急車でも用いられてましたが

今では料金不要車で用いられるタイプです。

関西だと京阪や阪急、そしてJR西の新快速などがそれにあたりますがそれらよりも“楽”の方がシートの幅や

シートピッチは更に余裕が有りますし、私が乗車した2号車と3号車はリニューアル時にシート配置を

見直し更に座席間に固定式テーブルを備えてますのでかなりの足元の余裕が有ります。

 

ただ、その為に本来の窓位置とシートピッチを拡大したが故のズレが生じており窓からの眺望に影響が有る席も有ります。

これは京阪の8000系プレミアムカーでも生じた問題と同じですね。

 

そうしている間に“楽”は大阪上本町を発車。

18200~12600系と殆ど同じ足回り機器・台車を持つ為に違和感は有りませんが相当余裕の有るスジなのか?

かなりのんびりと走ってますね(笑)。

 

人の動きが多いのをこれ幸いにと再び車内観察・撮影を再開!

 

 

 

運転席後方の展望席はフリースペースとなっており切符やそのスペースには交替で、短時間で・・・

そんな案内も有ったのですがやはりマナーやエチケットが守れない人が多く、長時間居座る人や

三脚にカメラをセットして動画長回しする等々の行為が散見されました。

 

残念ですね。

 

そこまでしたいのなら自分で列車を借り切って好きにすれば良いと思うのですが・・・

某ユーチューバーの方の様に。

 

 

まあ少数の身勝手な人間の行為に腹を立ててはせっかくの時間が勿体無い!

 

 

 

 

1・4号車の階下室は運転席背後と同じくフリースペースです。

小さな子供連れのお客さんには重宝しそうなスぺースですね。

 

 

 

 

1・4号車の座席は御覧の通り従来と同じ980mmのシートピッチで転換クロスシートを備えています。

因みにこのシートピッチは12000~12600系と同様でゆとり有るものとなっています。

 

しかし今回の“楽”では大阪上本町~賢島間で3時間20分を要しています。

途中、車内観察で動き回っているとはいえノン・リクライニングシートでは疲れる所要時間ですね。

因みに阪伊乙特急だと同じ区間を2時間31分で走ります。

 

 

 

リニューアルでコンセントも付けられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鳥羽である程度の降車客が居たので少しだけ空いた車内で“楽”撮影!

程無く賢島に到着しました。

 

 

 

 

 

 

 

復路運行に備えて回送される20000系“楽”。

団体専用車という事で今までは見るだけ、撮るだけの存在だと思っていたのですが

今回、こうして乗車する機会を設けてくれた近鉄さんに感謝ですね!

 

 

“楽”に長時間乗車してみて・・・

 

それ程『楽(らく)』ではありませんでしたがとても『楽しい』電車だったという事です。

 

 

 

 

 

 

 


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