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咲花温泉~玉川温泉~南玉川温泉~新玉川温泉~乳頭温泉~宝川温泉へ行ってきました(2)

2015年11月21日 | 東北(内訳)
続きです

「新玉川温泉」¥10,260 建屋自体は綺麗です。部屋は、景色も良好で玉川より安くトイレ付ですが、黴臭くて参りました。絨毯は汚いし。「よろづやアネックス湯楽庵」を思い出しました。
   
内湯は、「玉川」、「そよ風」と大差ありません。

風呂は「玉川」より1時間遅い4:00~です。屋内岩盤浴は、ちょっとサウナっぽいですね。ゴザが敷きっ放しなので汗を吸っているせいか、微妙に汗臭かったな。画像は、貸切露天ですが無料でした。「そよ風」は有料でしたね。バイキングは普通です。「そよ風」の方が美味しく感じました。会場は広くて良いですね。
  
「新玉川温泉」は、短期宿泊者向け施設です。しかし、「そよ風」の和洋室・バイキングに魅力を感じます。但し、屋外岩盤浴は「玉川温泉」だけであり、「そよ風」からはバス送迎、「新玉川」からは徒歩10分+7分くらい掛かります。内湯は、3ヶ所ともほぼ同じです。次回、私が泊まるなら「玉川温泉」の洋室です。帰りに「南玉川温泉」と「乳頭温泉」にも寄りたいですね。

翌日は一路、新潟を目指します。宿は前日にスマホで予約しました。そう云えば「玉川」も「新玉川」も部屋は空いていましたね。「そよ風」は満室でしたが。
普通、高速道路の工事はIC間を通行止にするのですが、信号で対応していました。いかに交通量が少ないか、ですね。

道の駅「鳥海ふらっと」は、その場で焼いた魚が食えます。
 
刺身が食いたいので、「八福神」へ。農家レストランって書いてあるな(笑)
海鮮丼¥1,400 往路の道の駅の奴より美味しいです。マグロ以外は◎です。りんごを土産に買いましたが、ちょっと痛んでました。ヤラレタ・・・まあ、¥880でしたからね。
  
宿は、「安田保養センター」(プラン名:蟹付き10品コース¥12,960 部屋食、トイレ無しの部屋です。Wi-Fi、座椅子、蛇口も無いので不便でした。セキュリティBOX無し、フロント預かりも無いので風呂のロッカーに入れておきました。部屋鍵はショボイし、誰でも入れるスーパー銭湯なので危険です。
蟹は冷凍でしょうね。風味が飛んでいたから。でも、食事は価格相応でしょう。内湯は強烈な塩素臭、露天は薄茶色いナトリウム泉でした。埼玉でも良く見かける泉質です。
      
露天が~21:50というのは不満ですが、岩盤浴は宿代に含まれています。背中のタイル2枚だけは、玉川の北投石を使っているそうです。ほぼサウナですね。玉川の岩盤浴とは別物です。しかし、コレはコレで良いと思います。有料の貸し切り風呂は、塩素でした(怒) 
  
関越で水上ICで下車、「宝川温泉」を目指します。途中で藤原ダムへ寄りました。これは、先日に観光した相俣ダムと同時期に作られたものです。カスリーン台風の対策として建造された「利根川水系8ダム」の一つで、昭和30年代に建造されたのはココと相俣ダムの2ヶ所だけなのです。思ったよりも大きなダムで写真に入りきれません。この道を左へ登って宝川温泉へ向かいます。



相俣ダムほど急峻な溪谷ではありません。



慰霊碑です。相俣ダムより3名多い、20名の犠牲者が出ています。合わせて37名です。台風の死者が2000名以上でしたので、犠牲を承知の上で取り組んだ大型プロジェクトだったのでしょう。

「宝川温泉」です。入口でお金を払ってから、ちょっと歩きます。西洋人が多かったのですが、まあ、外人が喜びそうな飾り付けですね。
 
宿泊者は、この吊り橋を渡って風呂へ来るようです。雪が降ったら寒そうです。



ここを通って露天へ向かいます。このお湯が大露天へ流れていました。
 
遠くから望遠で。

ここのレストランで昼食です。大した味では無いですね。生簀じゃないのかな。

春・秋には湯巡りが快適にできそうです。"じゃらん"では、宿泊設備と食事がポイントを落としています。日帰りがお勧めかも知れません。
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咲花温泉~玉川温泉~南玉川温泉~新玉川温泉~乳頭温泉~宝川温泉へ行ってきました(1)

2015年11月21日 | 東北(内訳)
11/13-17の5日間で急に宿を予約、一人旅です。15時出発で、まずは咲花温泉の朝食付となりました。宿は「翠玉の湯 佐取館」¥13,500
部屋は二重窓なのでカメ虫が一匹しか居ませんでした。内風呂は塩素臭有り。露天は硫黄泉で好きなのですが、腰掛ける中段があるので4人程度しか入れません。貸切は¥2,160で50分。部屋数が40程ありますので、繁忙期は満足にお湯に浸かれないかも知れません。
 
こちらは貸切露天です。半露天ですが高層階にあるので風が強かったな。食事処は仕切られています。やはり咲花温泉ならココがお勧めかな。しかし、サービスは佐取館が上です。荷物も持ってくれるし車も回してくれました。館内も綺麗です。
  
午後から雨の予報でしたが、結局一日降りました。笹川流れはパスです。画像はR7から由良温泉の街並みです。でも泊まるなら「奥羽三楽郷」の湯野浜温泉が近くにありますね。道の駅「象潟(さきかた)」からは鳥海山が見えるのですが・・・海鮮丼¥1,404は不味くないのですが、美味くもないです。
   
道の駅「協和」で各所の路面の生画像が見れます。特に仙岩峠付近は降りますからね。そう云えば、玉川・乳頭は10/25に初雪だったそうです。私は同じ日に八幡平から岩手の峠へ移動中に降られました。11月に入ったらスタッドレスがBESTでしょう。

「玉川温泉」に到着しました。¥11,664 R341は11月一杯で閉鎖となり、専用バスでしか入れなくなります。右が母屋で左が岩盤浴です。徒歩7-8分ぐらいでしょうか。

岩盤浴入り口の左側に10台程止められます。私はココに案内されました。残りは母屋の奥となります。
  
母屋の横を温泉が流れています。

部屋は最もリーズナブルな、四畳半バス・トイレ無しにしました。これが湯治の原点ですよね。暖房もあるし非常に快適です。持参しましたが、湯沸しポットもありました。

取り合えず、暗くなる前に下見です。4:00-21:00まで使用できますが、7:00-7:30と17:00-17:30には清掃が入ります。
  
ここで、装備を説明します。事前に散々Web検索した集約装備です。バッチリでした。この季節はジャージよりスウェットだそうです。1サイズ小さ目を買います。LならM、男子Sならレディース、女子Sなら子供用です。身体に密着した方が良いのです。
 
この上に、防寒ジャンパー上下を着ました。防水で新素材の中綿入りです。さらに毛布、ゴザ、LEDヘッドライト、LED懐中電灯、電子図書、飲料、タオルを袋に纏めます。ゴサは、Amazonで熊本産の奴を買いました。 現地でも¥900で売っていますが薄そうでしたね。袋もAmazonで買いました。「キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 大型収納トートバッグM」¥1,800 事前に荷物を宅急便で送っても良いそうです。

17:30には、誰も居ませんでした。真っ暗で静かです。川の流れと硫黄の匂いだけ。気持ちよいですね。結局、毛布は使わなくとも汗だくでした。長期滞在ならスウェットは2セット欲しいですね。

夕飯は、17:30-20:00です。岩盤には18:30頃から人が来だしました。私は、19:00に上がりました。品数の多い夕食ですが、肉の風味は飛んでいましたし全体的に美味しくないです。サラダは取り放題で新鮮でしたが。粥があるのが救いです。

夜は、内風呂へ行きました。一昨年に行った「玉川温泉 湯治館 そよ風」の風呂と同じ構造ですが、こちらには寝湯があり、そよ風には露天があります。例によってピリピリきつい湯です。2-3回で慣れますが、100%源泉は5分が限界かなー。50%は大丈夫です。今年の手術跡より昨年の手術跡の方が痛みました。不思議です。

入浴は、3:00-24:00です。4:30頃に入ったら、手術跡のある方も多く見掛けました。話掛けられますね~「お兄さん、やってるねー。大腸?」「胸はペースメーカー?」etc。 湯へ入ったり出て休んだりしますから、話す時間は充分にあるのです。

翌朝も屋外岩盤浴から始めました。 

この神社と、次の北投石付近が最も放射線の強い場所だそうです。暖かい季節には、この辺りで横になる方もいらっしゃるとか。


 
草津みたいに湯の花を採取しています。
 




写真よりビデオの方が分かりやすいですよね。



上に位置する小屋の方が、熱く感じました。



位置によって、微妙に温度が違います。空いていると選び易くなりますから、皆が食事している時間帯が狙い目です。玉川温泉は、病気を互いに励ましあえるという所が特徴です。歳をとって一人だと寂しいですから。また、規則正しい生活を送れるので、デトックスも期待できるでしょう。

内湯に浸かってから、乳頭温泉を目指します。以前から気になっていた「新鳩の湯」です。湯気が上がっていますねー。母屋の奥にも湯気が見えます。橋も無くなっていました。検索したら2007年まで営業していたそうです。緑色の硫黄泉です。勿体無いなー。
  
ここは宝仙湖の北、「プレイパーク戸瀬」です。キャンプ場跡みたいです。Web検索しましたが営業していないようですね。トイレも見当たらないものね。

宝仙湖の中ほどから、橋を渡ると「南玉川温泉 はなやの森」があります。橋の右手の林の中の一軒宿です。まさに"秘境の宿"です。橋が立派なのは、この先に発電所があるからなのです。

館内は綺麗ですし親切でした。お湯は芒硝泉(ぼうしょうせん=ナトリウム硫酸塩泉)で、無臭でちょっとツルツルします。毎分300Lの掛け流しです。外来入浴は10:00-15:00なので、連泊すると24時間入れることになります。

ちょうど風呂の清掃中でした。上がったら脱衣所がカメ虫臭かったです(笑) "じゃらん"では、「虫が多い」とのことで評価を落としていましたが、このロケーションですから仕方ないでしょう。室内はクラフトテープと殺虫剤で何とかなります。昼食は、下界に降りたり玉川温泉でも食べられます。ここでも湯治できそうです。
   
貸切です。湯船の底には茶色いのが溜まっていました。良いお湯ですね~。車で行くならココと組み合わせても面白いと思います。玉川の湯は、長湯できませんからね。

ここは、宝仙湖の南、新玉川大橋です。下には降りられそうもありませんが、自然が一杯です。林道もあるみたいなのですよねー。



田沢湖経由で、乳頭温泉へ。まずは「鶴の湯」です。南玉川は11/30-春まで閉鎖ですが、乳頭温泉郷は冬でも車で行けます。

混んでいるのですが、ついつい来てしまいました。中1ヶ月です。次回は大釜や孫六の湯へ寄りたいな。
  
何か、落ち着けなかったので「休暇村 乳頭温泉郷」の外湯へ。ここの風呂は大きいし、「鶴の湯」より空いているのです。レストランで遅い朝食に稲庭うどんを戴きました。天ぷら、美味しかったけど残しちゃったm(_ _)m
 
HPの画像を貼っておきます。私は、「鶴の湯」よりココか「蟹湯」に泊まりたいですね。以前、「妙の湯」には泊まりました。
  
流石にちょっと湯当りしたかも。さて、昨日泊まった玉川温泉の隣、「新玉川温泉」を目指します。

続く
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