6/10-6/16(金-木)夫婦旅行です。
(1)「北海道は梅雨が無い」「インバウンド客が入って来る」で晩秋の予定を前倒しました。
(2)往路は青森まで自走し、帰路は苫小牧からフェリーです。帰路のフェリーの個室予約(スイート)が混んでおり、帰路から日程決めしました。
(3)妻との北海道旅行は9回目となります。主だった観光地は松前以外は行ったかな~ 今回の主目的地は「湯の川温泉」「定山渓温泉」です。
------------------------------------
まずは仙台の「大崎八幡宮」へ。花巻まで遠いし国宝ですしICから近いので寄ってみようかと。伊達政宗が建てました。拝殿(国宝)は修復中です。見えないけど本殿もかな。
彫刻は綺麗に修復されていました。「松川ダルマ」は青色で目が入っています。伊達藩の藩士、松川氏が作ったとされ理由は色々です。説明書きによると"独眼の政宗に配慮して"とも。
花巻南IC近くの「高村光太郎記念館」へ。お客は5-6名でした。まずは「高村山荘」へ。音楽が鳴り響いていますがクマが出るとか(案内に記載)
館の中にガラスケースに囲われた山荘があります。ケースの中には入れません。囲炉裏と棚が見えます。
別建屋の小屋との間に井戸もあります。雪が積もっても使いやすそうです。昭和20~27年迄住みました。
記念館は書も多く撮影禁止でした。碌山美術館にもあった裸婦像(十和田湖の)の試作品がありました。型があれば量産可能ですものね。
興味深く拝見出来ました。お薦めします。
宿は花巻温泉郷 鉛温泉「藤三旅館・別邸 心の刻 十三月」リバービュー和モダンツイン(和洋室) 107号 @32,965円 オシャレな洋室ですがクローゼットや金庫が玄関でちょっと面倒です。洗面は広くシャワー室もありました。
ウォシュレットは壊れて使えませんでした。外から丸見えなのでブラインドは開けられません。部屋風呂は減った分を自動で補充するタイプです。
窓の右側は道路に直結なので、特に女性はサッシをロックしないと危険かも。源泉掛け流しの温泉はほぼ単純泉ですがナトリウム&硫酸が混じるので僅かにツルツルします。
2枚目は「藤三旅館(廊下接続)」の「白猿の湯」は深さ1.25mで深くて楽しいです。「桂の湯」はお一人様サイズで常に他の方が使っており、入れませんでした。部屋もですが先日の「瀬美温泉」に比較すると”川沿い"なことが生かせていません。
食事処は背面は網戸状で近く、横は3m以上離れています。先付けは✕で刺身はスーパー品質です。お肉は美味しかったですね。
若者には量が足りないかも。朝食は価格相応です。
深さ1.25mの「白猿の湯」以外は同価格の「美人の湯 瀬美温泉」に軍配が上がります(下道で40分) 花巻温泉郷では3つの宿に泊まりましたが全滅でした。
----------------------------------
<余談ですが>
予約時にアレルギーとして「一名は豆乳&生湯葉のみNGです。大豆・豆腐・納豆はOKです」と伝えましたが夕食で「豆乳豆腐」が出て来ました。指摘したら厨房より”大丈夫”と云われた、とのこと。お前らは医者かよ(怒)
成人の口腔アレルギーは1~2時間で消化されて自然と治ります。しかし私の場合は、2~3時間後から呼吸困難となっています。医大のアレルギー科教授曰く、「胃&腸&胆嚢を切った影響で、消化できない内に症状が重篤化する」とのこと。
山奥で呼吸困難になっても点滴も注射も出来ません。殺されないよう、既往症持ちは自分で守りましょう。
----------------------------------
翌日は青森へ。太宰治記念館「斜陽館」(重文)は、前回の東北旅行でリストUPしていましたが、時間の都合で今回に組み入れていました。場所は五所川原市となります。
明治40年築の大豪邸で700坪弱あります。地元の名士で議員にもなったとか。
右の引き戸っぽいのは電話BOXです。例のクルクル回して交換台に繋ぐ奴です。
仏壇と柿右衛門?の大皿が立派です~。2枚目は金融業のカウンターで左側には金庫が見えます。
護衛の待機部屋もあったと思います。”護衛”は債権の回収も兼任ですかね。正面の建屋には入れませんでしたが、十分に広いです。
和室は勿論、洋室もありました。衆議院議員にもなった兄は太宰治に送金して生活を支えていました。何しろ治は強オピオイドのオキシコドンを、50回/日もヤルので金も掛かったでしょう。薬中で身体も不味かったハズです。ちなみに当時は合法です。ヒロポン(覚せい剤)なんて戦後まで合法でしたし。
「斜陽館」というか、"旧津島邸"は旧館としてもお薦めできます。蕪島神社と同じで駐車場・トイレ・土産店も完備です。
「青森県立美術館」へ。
奈良美智氏は青森出身だそうで。
有名な"あおもり犬"です。高さ8.5mだそうです。
2枚目は「Miss Forest」 なんとなく全て死んでいるように見える私にはセンスが無いのでしょう。
宿は浅虫温泉「南部屋・海扇閣」むつ湾を見渡せる和室【10畳+4.5畳堀こたつ】@20,790円 荷物は自分で運びます。
バイキングですが先付け・刺身・焼魚は配膳です。刺身はエビとホタテのみ美味しかったです。補充が遅めで列となっていましたが、後半戦は空いていました。
風呂は、内湯が弱塩素臭・露天が強塩素臭でしたが女風呂は逆だったそうです。内湯は心地よく入れましたが24時で終了です。ナトリウムカルシウム硫酸泉ですが、硫酸臭が僅かに感じられました。朝食バイキングは6:45からなのでフェリー利用の際には便利な宿です。
(その2)函館編へ続きます
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます