あも&サチアキの交換日記

どうやら交換日記が続いているようです(祝何年目?

ロリババアを目指して?

2024-02-27 | from:sachiaki
20歳くらいまでは年齢より年がいっているように
見えていた老け顔の方でしたが
だんだんと年齢が追いついて
30歳を過ぎたあたりからは見た目が若いの方に
なっていたらしいsachiakiです。

そんな”若く見える”らしい特性のおかげで
コスプレもどきができていたんですけれど、
今度はまた年齢よりも見た目が追い越していきそうな
そんな熟年感が出てきたので
人間いつまでも同じポジションでは
いられないものなのだなぁとシミジミしています。

私の両親は何方かと言えば年齢より若く見える
童顔と言われる類の方だったのですが
母なんぞは倒れて認知症が入り始めた頃から
いっきに老化が加速して
今は10歳ぐらい老けてしまったようです。
父はつい2年ぐらい前までボランティアの
車椅子バスケット&ラグビーの審判で動き回っていたので
さすがに50代とかの壮年な感じはしないけれど
クソジジイって思われるぐらいにはピンピンしており
色黒に日焼けした肌色と合わせて
元気なイメージがちゃんとくっついている感じです。
とはいえ、最近はお見舞いで顔を合わせている時に
「頭痛がずっと続いている」というのと
「胸がチクチク痛いから診てもらっている」という情報を得て
この親、聞かないとなんも言わんからなぁと呆れながらも
見た目ではわからないガタが来てるんだなぁと
ちょっと心配になったりです。
そういや大腸癌の手術もしてたしなぁ(めっちゃ軽い時)。

そんな父と話をしていた時に
「お父さんはいつまでも18歳だよ」って父が言うので
私が「その設定まだ生きてたの?!」と返すと
「死ぬまでずっと18歳だ」と返ってきたので
「年齢より大きめを言っておいて見た目が若い方が
 ギャップ良くない?」と返してみたら
「なるほど、そういうのもあるな」と唸っていました。
一連のやり取りを見て母も笑ってくれたので
こういうやり取りをもう少し長くしていたいなって思います。

認知症は大事な人から忘れていくそうですが
それは一番新しい記憶から忘れていくことに関連付けされているようで
毎日顔を見せている人は常に最新の記憶の人となるぶん
忘れていってしまうのだそうです。
そう考えるとあまりお見舞いに行かない方がいいのかな?
なんてことをフと考えてしまうけれど、
それはそれで寂しいので、忘れられても仕方ないと覚悟しつつ
なるべくたくさんの時間を共にしてみようと思います。

というわけで、最近の記憶っていうのが
加齢していく私の姿なら、
古い記憶にある私の姿なら記憶に留まりやすいのか?
とも思うので、少し若作り目でいようかな?と。
ロリババアで居続けたら、
もしかしたらずっと
「私の娘」と認識してもらえるかもしれないものね。

ちなみに認知症の人と会話をする時に大切なことがあって、
否定をしないというものがあります。
本人も脳の中がモヤモヤとしていて
なにも考えられないこと、思い出せないことが
とてつもなく不安なのだそうです。
そんな不安の中で絞り出したものに対して否定をすると
間違えたという感情記憶の方が定着して
だんだん心を閉ざしていってしまい
より認知症の症状が加速していってしまうようです。

というわけで、母が「帰ろう」と言えば
「そうだね、じゃぁ着替えないとね〜」と返したり
「外食は何時だっけ」と言われたら
「(適当な時間)だからまだもう少し先だよ」と返したりしています。
認知症の人は5分も記憶が保てないので
言ったそばから忘れてしまうぶん、
無責任な答えを返してしまっても大丈夫。
相手を安心させるような言葉遣いを意識しておくと良いと思います。

そんな感じ。
今日もお見舞い。
ちょっとずつ回復しているそうなので
このまま元気になってほしいなと思います。
それではまた。モイモイ。
コメント
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