みなさん!花粉辛いですか!?
私はそこそこ辛いです。
一番酷い頃から比べると
万年なにかしらの花粉でグシュっているので
えげつない感じはしていないのですが
それでも上顎が痒くて仕方ないし、
目も擦ってはいけないとわかってはいても
痒くてつい目を押さえることが多い日々です。
杉の野郎、許せないですね!
と、春を素直に喜べなくなったsachiakiです。
今日はお見舞いはお休みして
友達とオンライン上で遊ぶ
「じゃれ本オンライン」というサービスで
リレー小説作成を楽しんできました。
高校時代に仲の良い友達と交換日記の要領で
誰かが書いた文を引き継いでリレーしていき
一つの小説を作るってことはしていたけれど、
そういった遊びはその後してこなかったし
久しぶりにやってみると面白いものです。
この「じゃれ本オンライン」のサービスでは
チャットルームのようなものがあり、
リレーして遊ぶ友達全員が揃って
入室していることが前提となります。
代表が部屋を作って参加者さんにお知らせする感じですね。
まだベータ版だからか、一度作った部屋は
ページをリロードすると今いる自分が弾かれて
二人目三人目の自分がいることになり
けっこうアホなことになってしまうので
リロードをしなくて済む、
遊ぶ直前に部屋を立てるのが良いかと思われます。
部屋を作る時には持ち時間とページ数を決めます。
持ち時間は一人当たり1分から2分、3分、5分、無限とあり
どれを選んでもそれなりに面白いです。
1分はネタを思いついてキーを打つだけでもマジで大変だし、
5分とかだとちょっと冗長な感じだけど
ネタを練る時間があるので複雑な内容のものができそうです。
ページ数は4の倍数で最大12ページまで。
出来上がる本は人数分。
ゲームをスタートするとタイトルを決めるための
入力画面が出てきます。
プレイヤー全員が他の人には見えないように決めるんですが
名詞を4つ記入して、その後に形容詞を4つ記入します。
最後に名刺と形容詞の掛け合わせで最も好きなものを選んで
それをタイトルとします。
各人の付けたタイトルの一節目からランダムで書く人が振り分けられ、
制限時間以内に一節(というか1回分記入)すると
次の人へと小説が送られていきます。
リレーのテキストは常に自分の前に書いた人の分しか分からず
スタートがどんな話だったのか、
自分の番へ来るまでにどんなことが記入されていたのか
分からないところがまた面白いです。
常に誰かの本の分のバトンを引き継いでいるので
休む暇などないので脳みそパンパンになりますw
今回も6つの作品が生み出され、
みんなで音声を繋ぎながら読んで感想を述べ合うんだけど
どうしてこんなことが思いついたのか?とか
そんな話に踏み込んでいくと、なお面白しです、
人と会えないと寂しいとかあるけれど、
こういう繋がり方もあるんだな〜と
私的には水が合う感じで楽しいです。
ぜひ遊んでみてくださいね!
参考までに今回できたショートショート作品で
好きだなって思ったのがこちら。
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『リモートパン屋さん』
駅前で配られていたチラシを手にした。
「あなたもリモートパン屋さんに!」
暇だった俺は、やってみる事にした。
郵便物を受け取り箱を開けると、小麦粉と卵・水が入っていた。
同封されていた説明書によると、捏ねたらまた箱に入れて送るらしい。
どうやらパンの製作工程をリモートでやっていくというシステムのようだ。
なるほどね。説明書通りにやってみる。
捏ねて捏ねていい塩梅と思われるものになったら箱に入れて送る。
単調なものだがやってみるとけっこう面白い。
一年は黙って従っていたが、別のことがしたくなってきた。
私のいたずら心に火が付いた。もう誰も止められない。説明書に無い調味料を入れてみたり、具材を追加してみたり、ある時は、入れなかったり、思いつくままに、なんでもやってみた。
次の郵便物に入っていたのはパンの材料ではなく、訴状だった。
好き勝手にやっていたら、どうやら食中毒になった人がいたらしい。
個人や企業など、約50万件の訴えを起こされているらしい。
これはとてもじゃないが個人の手に終えるものじゃないだろう。
そう思った自分は市役所にある無料弁護士の会に相談に行った。
すると窓口に出てきた職員は無愛想にこう言った。
「この封筒を投函しておいて」。
「あなたもリモートパン屋さんに!」
暇だった俺は、やってみる事にした。
郵便物を受け取り箱を開けると、小麦粉と卵・水が入っていた。
同封されていた説明書によると、捏ねたらまた箱に入れて送るらしい。
どうやらパンの製作工程をリモートでやっていくというシステムのようだ。
なるほどね。説明書通りにやってみる。
捏ねて捏ねていい塩梅と思われるものになったら箱に入れて送る。
単調なものだがやってみるとけっこう面白い。
一年は黙って従っていたが、別のことがしたくなってきた。
私のいたずら心に火が付いた。もう誰も止められない。説明書に無い調味料を入れてみたり、具材を追加してみたり、ある時は、入れなかったり、思いつくままに、なんでもやってみた。
次の郵便物に入っていたのはパンの材料ではなく、訴状だった。
好き勝手にやっていたら、どうやら食中毒になった人がいたらしい。
個人や企業など、約50万件の訴えを起こされているらしい。
これはとてもじゃないが個人の手に終えるものじゃないだろう。
そう思った自分は市役所にある無料弁護士の会に相談に行った。
すると窓口に出てきた職員は無愛想にこう言った。
「この封筒を投函しておいて」。
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それではまた!モイモイ