◆あごだし麺 五島軒◆

2019年3月閉店 回想録レシピなどを公開します

宮崎の豚と牛が大変な事に

2010年05月18日 | ■店長の独り言
宮崎県の口蹄疫問題は今後、
全国の精肉業者と消費者にも影響してくる。

政府の責任問題等は後で良いから
処分された牛と豚は国産の何%くらで、
原因は何なのか。
これから先の流通も含めて、どんな影響が予想されるのか?
口蹄疫ってどんなウイルスなのか詳しく報道してもらいたいと思う。

当店はチャーシューに霧島産の豚を使用しているけど
何とかか拡大を止めてほしい。


話は口蹄疫問題と離れるけど
五島列島近海の飛び魚(あご)について殆ど
マスコミでは報じられていない事がある。

それは昨年の焼きあご用(小型)の飛びうおの漁獲量です。

焼きあご用の飛び魚は毎年9~10月頃の
短期間だけしか捕れません。
その時期に捕れた飛び魚を漁業関係業者が、
だし用の焼きあごなどに加工した物を
我々が一年間使う訳です。

昨年は例年より漁獲量が三分の一しか無く、
今年の1月頃には既に争奪戦が始まっていました。

私も焼きあごを料理に使い始めて3~4年位になりますが、
初めての経験です。

これほどひどいとは思っていなくて、
少し出遅れてしまいました。


今まで取引が無かった業者等にも注文して
何とか一定の数量は確保しましたが、
いつもの仕入れ値の倍近くの値段でした。


その飛び魚が今年また漁獲量が三分の一となると
ラーメン屋が出せる金額を
はるかに越えてしまうでしょう。

クジラの肉みたいに希少というだけで
価格が物の価値よりはるかに高くならないよう
祈っています。



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