写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

運転免許更新・認知機能検査を受けた

2021年03月05日 | 社会・経済

75歳以上のドライバーは免許更新講習会の前に認知機能検査を義務付けられている。

この春の誕生日で運転免許の有効期限が切れる為、認知機能検査を本日受けて来た。

ロビーにはお雛様が飾られ雰囲気は良いが、集まっていたのは私より高齢者ばかりであった。

検査時間はあっと言う間に終わり検査の結果が渡され、専門医の検査を受けなけらばならない手前ぎりぎりの49点でホッとしている人もいた。

私は満点の100点だったが、これには裏がある。

事前準備をしていた為である。

一番苦労すると思われるのは16種類のイラストを記憶する検査である。

1枚のボードに4種類のイラストが書かれ、ボード4枚で合計16種類のイラストで1つのパターンとなる。

パターンはA~Dの4つあり、その内の一つが出題される。

ボードは1枚ずつ1分間隔で4枚提示され、描かれた16種類のイラストの名前の記憶を求められる。

4枚のボードの提示が終ると直ぐに回答を記述するのではなく、別の問題がありその作業を終わらせてから、16種類のイラストを思い出しながら解答用紙に記述する。

でも、この4パターンのイラストは警視庁のHPで見る事が出来、プリントアウトして事前に記憶する事が出来る。

事前に見て覚えると言っても16x4パターン=64種類のイラストを全部覚えるのは大変である。

覚えるコツはイラストを見ながら物語を作り、イメージで記憶する事である。

写真左下のイラストの「眼・ステレオ・太鼓・戦車」では、丸いイメージを思い浮かべながら「丸い瞳の目」「丸いレコードのステレオ」「丸い太鼓」「戦車のキャタピラーの歯車は丸い」と丸のイメージで記憶した。

このイラストを提示されたら「丸」と覚えておけば自然と思い浮かぶ。

あるいは色・音・操作・・・etc

自分で勝手に想像して物語を作れば、意外と簡単に覚えられる。

記憶の苦手な私でも事前準備で無事クリアできた。

でも、歳と共に記憶力は衰える。

これを3年毎の免許更新でその都度行うのは苦痛である。

認知機能低下が先か、運転技能低下が先か、免許証返納までのせめぎ合いが続く。

 

 

 

 


.風景写真

四季の風景写真