先日NHKで世界一過酷なアドベンチャーレース「パタゴニア・エクスペディション・レース」(女性を含む4人のチームでトレッキング・マウンテンバイク・シーカヤックなどで600kmを10日間で走破)の放映が有りました。
参加20チームで完走は5チームと、過酷さがうかがえます。
そこに北海道で偶然お会いしたプロアドベンチャーの田中陽気さんがチームの一員として参加し、奮闘している姿をみました。
結果は2位と大健闘、戦いぶりを見ていると鳥肌が立つほどでした。
改めて彼のアドベンチャーぶりに感動しています。
こちらのブログを始める前でしたが、その田中陽気さんとの出会いをFaceBookに掲載しました。
その時の内容をこちらのブログにコピーして掲載します。
以下は一年前の7月22日にFaceBookに掲載したものです。
車旅は色々な方との出会いも楽しみの一つですが、今日はその話です。
昨年の10月12日の北海道での出会いは格別なものでした。
私達は知床でのサケ釣りを終えて夕方、斜里の外れにある温泉でゆったりと過ごし出てきた時、プロアドベンチャーの田中陽希さんと出会いました。
彼は「100名山一筆書き登頂」挑戦の終盤で、その日は98座目の斜里岳登頂を終え温泉旅館に到着したのでした。
宿泊予約していなく飛び込みのようで、宿泊、夕食、朝食などの交渉をしていました。NHKのスタッフも数人いましたが交渉には一切係らず、離れたところで雑用に専念しているだけでした。
早朝出発するため朝食は弁当にするよう頼んでいましたが、断られていました。調理場の叔母さんは作ってあげたいのだが、食中毒を心配する会社方針で出来ないと、しきりに恐縮していました。宿から次の99座目の羅臼岳に向かう道筋は何度も走って知っていますが、コンビニなど店らしき物は一切ありません。
困っているのを見かねて声をかけ、翌朝の弁当としておにぎりを作ってあげますと申し入れをしたら、喜んで是非お願いしますとの返事でした。
家内はそれからキャンピングカーでお米を研いで炊飯し、おにぎりを作り、卵を茹で、沢庵を添えるなどして、急作りの弁当を渡しました。(沢庵は苦手で食べられないとの事でした。(笑))
その時の記念写真がこれで、彼が持っているのはおにぎりが入った紙袋です。そしてサインを頂きお別れしました。その後、残り2座の登頂を無事終えたことは言うまでもありません。7800kmを動力の伴う乗り物は使わず、人間の力だけで走破する姿は見ていて感動しました。
今年は200名山一筆書きに挑戦中です。
NHK・BSで進捗状況が遂次放映されています。
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田中陽希さんのブログ http://www.greattraverse.com/blog
Great Traverse田中陽希プロジェクト https://www.facebook.com/greattraverse
「色紙などは持っているはずも無く、読みかけていた本の表紙の裏に記念のサインを頂きました。 (この本の著者と田中陽希さんは全く関係ありません。)」