キャンピングカーで出掛ける日数が段々少なくなってきている。
秋の北海道での鮭釣りも釣り場が制限され狭くなっているが釣り人は逆に増え、鮭の不漁と重なり段々楽しめなくなってきている。
何れは体力的にも厳しくなり、車旅も難しくなるのは目に見えている。
友人が我が家に遊びに来た時に、その時に備えて新しい趣味を探している。
蕎麦打ち、竹細工など・・・を考えていると話をした。
竹細工サークルは随分探したが中々見つからないと言うと、友人が楽しんでいる囲碁サークルの会場になっている公民館で、竹細工のサークルがあると教えてくれた。
友人の紹介で先週その竹細工サークルを見学させてもらった。
以下はその時の様子で、少々長くなりますので興味のない方は読み飛ばしてください。
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竹細工経験はメンバー毎に違っていて、作っている作品もそれぞれである。
この人は1年目の初心者と紹介さ入れたが、中々の手さばきだった。
こちらの方は笊を作っていた。
こちらでは大作の下準備に見えたが、素人の私には分からない。
この手提げは経験3年目の方の作品ですが、実用的で一緒に見ていた妻が「これが欲しい、早く作ってい欲しい」とサークルに入ると決める前からオーダーを貰った。
これはバッグで模様も美しい!
こちらは大変手の込んだ作品の仕上げをしていた。
細く飛び出したヒゴを一つ一つ丁寧に切り取っていた。
ここまで出来るようになれるのだろうかと・・・!?
このサークルは日本工芸会の正会員の方が指導してくれている。
その方の作品の一部を写真で見せて貰った。
何年経験してもこの様な作品は無理だが、見ているだけで引き込まれていく。
このサークルでは単に竹ひごを編み上げるだけでなく、作品作りに使う竹ひごから手作りしている。
作品に合わせて竹ひごの細さ、太さ、更には色付けなど全てを自分で作っている。
竹ひご作りはここからスタート。
小道具も色々有るようだ!
これで竹ひごの幅や厚さを整える。
この方は竹ひごを薄く裂いて皮竹と身竹に分け、それを作品毎に使い分けるそうだ。
細くした竹ひごの角を削っているそうだ。
先がL字形に曲がった電熱ゴテで角を曲げるなど、色々なテクニックが有るようだ。
見学させてもらって迷うことなく入会を決断。
それが1週間前だった。
早速誘われたのは竹ひご材料の竹伐りで、昨日出掛けて来た。
竹を伐りだし1年間をかけて竹の油抜き・乾燥を行うそうだ。
我が家から車で1時間半ほど離れた古民家に隣接する竹林で、3年物の真竹150本ほどを伐りだした。
伐りだした竹を古民家の納屋に立て掛けて今日の作業は終わり。
使うのは根元と上の方を切り落とした中ほどの部分を使う。
使わない根元側の竹を、竹ひご作りの練習用に何本か貰って帰った。
来週はその竹を割り、ひご作りの練習をする予定である。
さて、この後どのようになるかは、私の心がけ次第になるが・・・!?