私が習っている竹細工教室では材料の竹ヒゴ作りを、生えている真竹を伐る所から行っている。
今日は年に一度の青竹伐りに、茨城まで行ってきた。
竹林はこの立派な門構えの後ろに広がっている。
青竹を伐る作業は倒れる竹で怪我をする危険が有るので、毎年少人数で行っている。
今日は5人で50本ほど伐り倒した。
竹は3年経った物を選んで伐るが、それを正確に見分けるは難しい。
その為、毎年違う色のテープを巻き付け、何年目の竹か分かるようにしている。
筍が伸びて大きくなった竹は根元に筍の皮が残っていおり、誰が見ても1年目の竹と直ぐに判別できる。
そのタイミングで竹にテープを巻き付けている。
白いテープは3年前に巻き付けた物で一目で3年経った竹と分かり、今年伐る竹である。
奥に見える青いテープを巻き付けたのは今年芽を出した1年目の若い竹である。
写真には写っていないが2年物はピンクのテープを巻いており、それは来年伐る竹である。
伐った竹の全てが使えるのではなく、節の間が短い根元の方は切り捨て、節間隔が二節で65cm以上の部分を使う。
根元を伐るのも大変だが、伐った後竹を持ち上げ横に倒すのが結構重労働である。
1本倒すだけで汗が出る。
何とか50本を伐り倒し、昼食後一休み。
作業を開始する前に焚火をしていたが、その中に埋め込んでいたサツマイモが良い匂いを醸し出していた。
手前の小さなものは焼き過ぎて黒焦げになっていたが、大きな物は良い具合に焼き上がっていた。
熱々を頬張るとねっとりした食感と甘さが口中に広がった。
焚火で焼いた焼き芋を食べるのは、何十年振りだろう・・・?
思い出に浸りながら暫し談笑!!
今日の作業はここ迄!
3日後に第二ステップの作業が有るが、その時はメンバー全員で行う。
その作業は改めて投稿します。