春の車旅を終えた後、雑用に追われ散歩に行っていなかった。
昨日の雨も止み涼しい一日になったので、午後に妻と散歩した。
久し振りに見る景色は出掛ける前とは大分違っていた。
出掛ける前の田圃では田植えの準備が進んでいたが、未だ水も張られていなかった。
それが田植えは既に終わり、葉が伸び水面を隠すように伸びていた。
花が咲いていなかったバラ園も花の最盛期は既に過ぎていた。
綺麗な花を探し、何とか写真に収めてみたが、後方の花は傷んでいる。
その先では桑の実が黒くなり、小鳥の餌場になっていた。
摘まんで口に入れると甘い中に少し酸味が混じった味が、子供時代に食べた記憶と重なり懐かしさが込み上げて来た。
その先では黄色く実ったキイチゴを見つけた。
妻も小さい頃よく食べたそうで二人して子供時代を振り返り、思い出を語りながらの散歩になった。
散歩コースから少しばかり横道に逸れた土手に立ち寄った。
そこには破竹の林が有る。
筍を探すと先客の採った後が、あちこちにあるが中々見つからない。
それでも根気よく探すと食べ頃の筍を発見。
この時期にしか採れない自然の恵みを頂いて帰った。
夕食に筍料理が並んだのは言うまでもない。
美味しく頂きました。
季節の移ろいを感じながら、久し振りの散歩は楽しかった。