苦労したが何とか手提げかごを完成させ、妻にプレゼントしたのは春の車旅に出掛ける少し前だった。
次の作品はその籠をもう少し進化させた手提げかごを作る事にした。
竹ヒゴの幅を一種類ではなく三種類使い、その本数を色々と組合わせる事で変化を付ける事にした。
どの様なイメージになるのか図面を描いた方が良いと教わりパソコンで描いてみた。
ヒゴの幅は1.5mm・2.2mm・3.5mmの三種類を6本・5本・3本~と並べて、編み込んで行く。
波網代編みと言い、この様な模様が出来上がる事になる。
図面では波模様が綺麗に描かれているが、かなり難しそうだ。
素人が挑戦する様な代物ではないと言われている。
前回作った手提げカゴも大変苦労したのに、それより難しいと言われ不安がよぎる。
もし途中で諦めても何らかの収穫が有るだろうと挑戦する事にした。
先ずは3種類のヒゴ作りをスタートする事にした。